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たしでれ俳句塾は「有季定型/十七音」で森羅万象へご挨拶をする個性豊かな感性集団でありたいと願っています

たしでれ俳句塾会報/第148号
更 新 日:平成19年6月2日
編集&発行:たしでれ俳句塾事務局

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《5月第144回月例会報告》

【5月例会】*開催日:5月12日・於:芭蕉記念館2階研修室

*参加者:牡丹・えみこ・芳子・万州・踏破・緑山/FAX参加:智子

*兼題:新茶・当季(初夏) *投句数:32句 *選句数:一人5句


<柿の花/町田/三輪>



【最高点三点句】

 

            牡丹・万州・芳子 選    新樹光溶け込みたくてペダル漕ぐ     えみこ

            牡丹・万州・緑山 選    新茶飲む子等の正座はすぐ解け      えみこ

            牡丹・えみこ・緑山選    盛られきて穴も大きな秋田蕗        万州


【二点句】

 

                踏破・緑山選    ご隠居に問うこと多し祭りかな      牡丹

             えみこ・緑山選    桐の花マンダラ世界の右に咲く       智子

            えみこ・踏破選    青麦の突っぱり具合丁度良し     緑山

             えみこ・踏破選    万緑や蛙となりて皮膚呼吸       万州

            牡丹・芳子選    見たこともない花のある草むしり      踏破

            芳子・緑山選    化粧びん倒れて夏の始まりぬ         踏破


【一点句】

 

            万州選     新茶古茶さもありなんと腹括る    緑山

              踏破選    新茶の手止めては語る店の人       芳子

            えみこ選     母の日に写真の母を見直せり      踏破

            牡丹選    五十グラム四人で新茶飲み干しぬ   智子

            万州選     早緑や宇宙は疑いなくも透く    緑山

              芳子選    窓にコツン送迎バスの夏帽子    えみこ

            踏破選     芍薬や準備整ひ雨の待つ        芳子

            芳子選     ゆたゆたと肌すりあわす錦鯉        万州

            万州選     葉裏見せ夏の女を誘う樹々        緑山



【2007/6月例会・吟行(145回)のお知らせ】

日 時:平成19年6月24日(日) 午前10時半〜 吟行地:芝・愛宕神社ほおずき市
愛宕神社(クリックで愛宕神社HPへ)

兼題:吟行句・当季(仲夏)で5句

【兼題解説】
あの間垣平九郎が馬で駆け上った階段のある愛宕神社で茅の輪をくぐり、
     千日詣りとほおずき市で「日本の夏」を楽しみます。


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