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たしでれ俳句塾は「有季定型／十七音」で森羅万象へご挨拶をする個性豊かな感性集団でありたいと願っています
たしでれ俳句塾会報／第141号
更 新 日：平成18年10月17日
編集＆発行：たしでれ俳句塾事務局
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《10月第137回月例会 報告》
【10月例会】＊開催日：10月13日・於：芭蕉記念館 ＊参加者:智子・牡丹・芳子・杉人・万州・踏破・緑山／FAX参加：なし ＊兼題：秋の野・当季 五句 ＊投句数：35句 ＊選句数：一人5句 ＜芒＆キリン草／町田・緑山＞
【最高点句六点句】
牡丹・芳子・杉人・万州・踏破・緑山選 大根ひく一の字くの字への字あり 智 子
【五点句】
智子・牡丹・杉人・踏破・緑山選 この家にはこの家の稲架の伝えかな 万 州
【三点句】
智子・万州・踏破選 残照に舞うもの多し野路の秋 牡 丹
【二点句】
杉人・緑山選 南西に腰かがめたり猫じゃらし 智 子
智子・芳子選 秋麗や泣き跡ありぬ昼寝顔 牡 丹
芳子・万州選 新酒を試しませんかと蔵便り 緑 山
牡丹・杉人選 あき缶を抱く埋立地秋野なり 踏 破
杉人・踏破選 野路菊や行止まりの道突き抜ける 緑 山
【一点句】
智子選 秋の野に馴染む帽子の児等往けり 踏 破
緑山選 秋風や乳毋日傘のブロッコリー 万 州
牡丹選 秋の野に靴紐かたく結ばれし 杉 人
牡丹選 湿っぽい煉瓦取られて放屁虫 芳 子
踏破選 ここもまた秋の野とよぶ涸れ河原 智 子
芳子選 荒れ果てし秋野となりし閉鎖道 緑 山
智子選 千鳥足ながら指さす後の月 牡 丹
智子選 豆柿や三三五五の七五三 杉 人
緑山選 起上がる気配の見える野分あと 踏 破
芳子選 賢さを踏まれて学ぶ彼岸花 杉 人
万州選 風ゆきてすげえと言わす月がいる 杉 人
【２００６／１１月例会（１３８回）のお知らせ】
日 時：１１月４日（土）／横浜・異人館通り 吟行
兼題：吟行句・当季（晩秋）で五句
【兼題解説】
＊６月に中止になった『横浜・異人館通り吟行』への再挑戦です。
＊当季：晩秋です。11月７日の「立冬」まで僅かです。まさに晩秋、関東では未だ秋の気配が濃厚ですね。
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