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たしでれ俳句塾は「有季定型／十七音」で森羅万象へご挨拶をする個性豊かな感性集団でありたいと願っています
たしでれ俳句塾会報／第139号
更 新 日：平成18年7月15日
編集＆発行：たしでれ俳句塾事務局
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《7月第135回月例会 報告》
【7月例会】＊開催日：7月14日・於：芭蕉記念館 ＊参加者:牡丹・えみこ・芳子・万州・踏破・緑山／FAX参加：智子 ＊兼題：向日葵・当季 五句 ＊投句数：34句 ＊選句数：一人五句 ＜虹／町田・緑山＞
【最高点句五点句】
牡丹・芳子・万州・踏破・緑山選 青葡萄施設入所を決める朝 えみこ
【四点句】
牡丹・えみこ・踏破・緑山選 夏草や五坪の畑の広いこと 万 州
【三点句】
牡丹・えみこ・踏破選 紙魚潰せば命一条の薄き痕 緑 山
芳子・万州・緑山選 深草を刈れば先行く青蜥蜴 智 子
【二点句】
牡丹・万州選 油蝉鳴きやみたちまち空が透く 緑 山
芳子・万州選 七夕の願い重たし笹しなる えみこ
【一点句】
えみこ選 人知れずいざ復活の夏とせん 万 州
えみこ選 移らむかその鬼灯市の雨の音 智 子
芳 子選 雨拒む向日葵斜面に棒となる 踏 破
えみこ選 端居してここだけの時宇宙大 牡 丹
緑 山選 向日葵のもと猫車錆びてあり 踏 破
緑 山選 赤という記号のトマト味気なし 牡 丹
芳 子選 別れ際夜の向日葵立ちつくす 踏 破
牡 丹選 鮎の宿若き仲間の少し増え 智 子
万 州選 向日葵や思いのほかに意気地なし えみこ
踏 破選 夾竹桃火照る校庭子は走る えみこ
踏 破選 河童忌や翅薄き虫網戸這ふ 緑 山
【２００６／９月例会（136回）のお知らせ】
日 時：９月８日（金）／会場：芭蕉記念館・研修室
兼題：鰯雲・当季（仲秋）で五句
【兼題解説】
＊鰯雲：日差しはまだ夏なのに空に浮かんださざ波状のこの雲を見ると秋の訪れを感じます。
＊当季：早くも仲秋です。と言っても句会当日が「白露」なんでこの日からの仲秋ですけどね。
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