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たしでれ俳句塾は「有季定型/十七音」で森羅万象へご挨拶をする個性豊かな感性集団でありたいと願っています

たしでれ俳句塾会報/第138号
更 新 日:平成18年7月3日
編集&発行:たしでれ俳句塾事務局

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《6月第135回月横浜吟行(雨天中止) 報告に代えて》

【6月例会】*開催日:6月18日・横浜/山手吟行(雨天中止)

*参加者:/FAX参加:

*兼題:吟行属目  五句 *投句数:句 *選句数:一人五句


<どくだみ/町田・三輪緑山>



【六月の句(吟行中止のため応募句を掲載します】

 

翡翠     うつむいて 自己主張なき エゴの花

翡翠     夏至過ぎぬ エゴンシーレも 描けぬ貌

翡翠     車内にて さらに濃くする 夏娘

えみこ    無事在れと 頭深々 山開き

えみこ    実梅打つ 梯子に太き 夫の脚

えみこ    青梅を 磨く夫婦は 無口なり

踏破     約束の 果たせぬままの 山開き

踏破     主無き 長兵衛小屋の 山開き

踏破     今年また 日々好日の山開き

踏破     じんわりと 記憶ふやかす 五月雨

緑山     よく降ると 言いつ戸締まり 六月尽

緑山     雲切れて 十薬戸惑う 日差しあり

緑山     琥珀澄む 澱平かに 古梅酒



【2006/7月例会(136回)のお知らせ】

日 時:7月14日(金)/芭蕉記念館

兼題:向日葵・当季で五句

【兼題解説】
*向日葵:夏と言えばこの花ですね。暑さの、暑さに負けない象徴として詠んでみて下さい。
当季:暦ははや晩夏です。でも本当に暑いのはこれから


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