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たしでれ俳句塾は「有季定型/十七音」で森羅万象へご挨拶をする個性豊かな感性集団でありたいと願っています
たしでれ俳句塾会報/第133号
更 新 日:平成18年1月20日
編集&発行:たしでれ俳句塾事務局
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《1月第130回月例会 報告》
【1月例会・終い句会】*開催日:1月20日・於:芭蕉記念館 *参加者:智子・牡丹・芳子・万州・緑山/FAX参加:踏破 *兼題:氷・当季 五句 *投句数:29句 *選句数:一人五句 <平成18年1月21日雪が降った/町田・三輪緑山>
宗 匠・芳 子・万 州選 凍滝の襞深々と太古の碧 緑 山
宗 匠・牡 丹・緑 山選 寒暁の堆肥の湯気の好もしさ 万 州
【二点句】
牡 丹・緑 山選 どんよりと陽は昇り初む雪くるか 万 州
芳 子・万 州選 冬灯し心が身体の半歩前 牡 丹
牡 丹・緑 山選 雪折ややや時すぎて出産す 智 子
芳 子・万 州選 旨き汁抱えて重き凍豆腐 牡 丹
【一点句】
緑 山選 不器用な男の箸や冬の鍋 芳 子
芳 子選 鬱烏地に叩きけり実千両 智 子
牡 丹選 寒稽古甘いしるこは例のこと 万 州
宗 匠選 結氷期小さき坂もそそり立つ 緑 山
万 州選 室咲きの花の勝ち気や新芽出す 智 子
宗 匠選 寺町のザックバランな冬薔薇 牡 丹
万 州選 氷上の一瞬の微笑みシャッター切る 芳 子
宗 匠選 寒の入輝きのまま逝きし者 踏 破
芳 子選 氷柱日々成長の果て地を刺しぬ 智 子
牡 丹選 冬ざれや古城の形見藥醫門 万 州
緑 山選 もういいかただそれだけで冬すみれ 牡 丹
【2006/2月例会(131回)のお知らせ】
日 時:2月10日(金)/芭蕉記念館 二階研修室
兼題:猫・当季で五句
【兼題解説】
*猫:春は猫の恋の季節、そんな猫やいろんな猫を題材にしてみましょう。
当季:初春になります。あと少しで「春の初め」です。
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