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たしでれ俳句塾は「有季定型/十七音」で森羅万象へご挨拶をする個性豊かな感性集団でありたいと願っています

たしでれ俳句塾会報/第123号
発 行 日:平成17年2月25日(更新)
編集&発行:たしでれ俳句塾事務局



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《2月第120回月例会報告》

【2月例会】*開催日:2月18日(金) *会場:芭蕉記念館二階研修室

*参加者:芳子・緑山
*FAX投句:牡丹・えみこ

*兼題:冴返る・当季 五句 *投句数:十七句 *選句数:な し

<早春の光の中のいぬふぐり>



【全 投 句】

  鬼打つ間忘れし痛み老いの母    牡 丹



  夢ひとつ語ってくれしミモザの黄  牡 丹

  一本に一柱神あり針供養      牡 丹

  予定から降りてしまおか土手青む  牡 丹

  冴返る映画館出たこの街も     牡 丹

  静謐はゆるゆる覆ひ丁字咲く    えみこ

  海光のひなげし畑に乱反射     えみこ


シーザー追悼二句

  冴え返る犬の遺骨に首輪揺れ    えみこ

  春一番中有を翔けるうちの犬    えみこ

  鳩の巣やたまごが二つ残りおり   芳 子


  春立つや目処の立たない介護かな  芳 子


シーザー追悼六句

  天翔ける四肢して逝きし冬終わる  緑 山

  黄泉坂も冴返りしか空に半月    緑 山


  気配して振り向けば咲く白き梅   緑 山


  眠むれ眠むれ残る寒さの蒼穹の中  緑 山


  ひもじくはないか余寒のひとり旅  緑 山


  菜の花の続く道何か足りない    緑 山





【2005/3月例会(121回)のお知らせ】
日 時:3月11日(金)
会 場:芭蕉記念館/二階研修室

兼 題:「辛夷」「当季(仲春)」で五句


【兼題解説】
『春』のはずなんですが・・・、思わぬ寒さが続いてますね。
暦と実際の気節のギャップが顕著です。句会までには春めいてるかな?


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