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たしでれ俳句塾は「有季定型／十七音」で森羅万象へご挨拶をする個性豊かな感性集団でありたいと願っています
たしでれ俳句塾会報／第116号
発 行 日：平成16年6月13日（更新）
編集＆発行：たしでれ俳句塾事務局
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《6月第113回月例会報告》
【六月例会】＊開催日：六月十一日（金） ＊会場：芭蕉記念館 ＊参加者:牡丹・芳子・万州・緑山 ＊兼題：「麦の秋」「合歓の花」「当季」 ＊投句数：三十句 ＊選句数：一人六句 ＜『夏 椿』 三輪緑山／自宅＞ 芳子・万州・緑山選
描き過ぎの眉持つ教頭麦の秋 えみこ 芳子・万州・緑山選
十字路を右往く標合歓の花 えみこ 【二点句】 牡 丹・万 州選
琵琶の実を小箱で送る三回忌 智 子 芳 子・緑 山選
病む人の声に悟りや木葉木菟
えみこ 牡 丹・万 州選
柿若葉かくも命ははげしきもの 緑 山 万 州・緑 山選
入梅やアルバム繰れば昭和の香
芳 子 牡 丹・万 州選
UFOの出現の予感梅雨夕焼 えみこ 【一点句】 牡 丹選
夜も啼いて闇深めたるほとゝぎす 緑 山 緑 山選
ねむた気に降りそぼる雨麦の秋 智 子 芳 子選
ほうたるのひとつ動けば皆動く 万 州 芳 子選
荒れ庭の合歓の大樹の盛りかな 牡 丹 緑 山選
ふんふんと青梅高く回し見る 芳 子 芳 子選
同窓会還暦の顔麦の秋 万 州 牡 丹選
麦刈りてそこに豆まく女かな 智 子 牡 丹選
すっぽりと身を被いけり夏布団 芳 子 ＜記載順は清記表の順番によります＞ 【2004/7月例会（114回）のお知らせ】 このホームページはMacintoshで作成しています。
＊FAX投句：智子・えみこ
日 時：7月9日（金）
会 場：芭蕉記念館 本館二階
兼 題：「土用」「草いきれ」「当季」 で ５句
（日程等は変更になる場合があります）
【兼題解説】
＊「土用」、本来土用は春夏秋冬の季節の節目の年４回あるのですが
今ではもっぱら夏の土用を言います。土用○○も可です。
＊「草いきれ」、草が陽射しに熱せられて蒸し暑く感じられる状態です。
夏の山や草原の草いきれの中を歩き峠に出て涼風にあたった時の爽快感は格別です。
＊「当季」、七月七日『小暑』以降「立秋の前日」までは「晩夏」となります。
また、暑さが一番厳しい『盛夏」でもあります。
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