PORSCHE CARRERA GT
TAMIYA 1/24
 
@A
2004.12.30 〜2005.02.06

2005.01.10

前頁から続きのボディ処理です。
フロント先端部は面構成もややこしいので、丁寧に処理します。

同じく、ボディ上面に入っているパーティングラインはかなりヘビー。
ボディ色と相まって、見落としやすいので、サーフェイサーを二度吹く羽目に…。
パーティングラインに黒マジックを塗って、消えるまで削り続けるのが吉。

テールの跳ね上げ部もパテを盛ってます。ここも微妙なラインを削るので、力加減がちょいと難しいかな?

リアフードも開けなきゃどうでもいいんですが、せっかくなのでパテで埋めてます。まぁどうせ開けないんだから…ってのなら気にしないのが吉。


ちょっと問題なのがこの接着ライン。
実車は当然ドア側に収まるのでこんなパネルラインはありません。
接着してパテ埋めといきたい所ですが、この部品接着したら塗料を回り込ませる自信がありません。
モデルアート誌の作例では、ドアのラインで切り取ってパテ埋めしているようですが、ものは試しということで、そのまま行ってみます。

下はサービス写真。

いきなりクリアがけまで終了しました(笑)ボディカラーは実車はソリッド系(赤、黄、黒)3色、メタリック系(黒、濃銀、銀)3色のうち、明るい銀のGTシルバーメタリックをチョイス。
クレオスbWでもいいかと思いましたが、せっかくなのでフィニッシャーズさんの「CLK シルバー」を使用しました。
この銀色は、輝きを抑えつつも粒子が細かくてドイツ車っぽいかと思ってます。

さて、ここからは地味な作業。
私の場合、面倒なのでセミグロスブラックはランナーのままエアブラシで吹いちゃいます。
この辺り、最終的な完成度の差になっている気はするのですが、まぁあとでちょこっと切り取った部分だけ補修で済ますのが、私の心にとって健康的なんです(笑)


そして突然エンジン完成♪
まぁ製作に対してストレスも無いですので…。
これだけ楽チンだと、パイピングくらいしたら?ってあなたにサービス画像♪
不健康の元だったりして(笑)

ネタ元は秘密の毎度おなじみのパクリ画像です。
「ポルシェ カレラ GT」で検索すれば、面白いように画像が拾えますけどね。


そして足回りのブレーキ部品。
誰もが思っているのにあんまり実現しないキャリパーの別パーツ化を行ってます。黄色に塗ってデカール貼って、保護のためにクリアがけをしています。

前後のサスペンション。
地味に色分けしていけば、かなりリアルな仕上がりになります。
説明書の指定は赤ですが、実車写真のイメージで赤をメタリックレッドにしています。

ざっとまぁこんな感じでシャシが完成♪
このあと内装を盛り込んでいくわけですが、こんな感じに足回り、エンジン回りがストレスフリーで組み立てられました。
そんなキットだからこそ、丁寧にやればやるほど完成度は期待できますね。

さていよいよ問題のデカール貼りに挑みます。右側は既に貼ってますが、抑揚も強く、とっても貼り辛いですこれ。
ほんとどうにかして欲しいもんです。

一応のお勧め手順。
まずは位置決めしながら乗せます。
@のラインを綿棒で密着させていき、これを基準にしてあげます。
Aで今度は@のラインから左側に押し出し、最後にB側を右へ押し出します。

字で書くと簡単ですが、上を擦れば下が出て、下を擦れば上が出る…。

そんなことを繰り返しているうちに、こんなことになりました(泣)
あぶり綿棒(水に浸した綿棒をライターであぶる技)で丁寧に処理していれば…。
端の方は、クレオス製マークソフターをちょっぴり使用してみましたが、どうにか馴染んでくれました。
やっぱり田宮製デカールはちょっと弱いですね。
一応保護用にこのあとクリアがけもしましたが、今のところ大丈夫みたいです。

【おまけ】

大賞受賞理由のそのA。
ボディ部品(C2)に足回りの部品(E16)を取り付けるのですが、この部品”ホゾ”になってます。
ここを平面で接着してしまうと工作精度によってはタイヤの接地が難しくなるのですが、こうしたホゾにより固定し、流し込み系の接着剤を使えばばっちり決まります。う〜ん、恐るべしCADの技術!


@A

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