2.高効率バルブ、シルバービジョン (2/4ページ)

 ヘッドライトとかウィンカのバルブ交換くらいは、べつにDIY好きでなくとも、切れた際に自分でできた方が便利だと思いますで、少し詳しく説明しておきます。手の入りにくいところにあるので、私も始めはちょっと面食らいましたが、やってみれば割と簡単です。上の写真は、ボンネットを開けて、運転席側のヘッドライトを内側から見たところです。手前右側に写っているのはウォッシャータンクです。まず、写真の矢印のように、クリップになっているハリガネを外します。ハリガネ(写真では矢印の付け根の当たり)に指を引っかけて、写真左方向に力を加えると「パチン」という感じで外れます。ハリガネのクリップはそのまま車体内側方向に90゜くらい倒しておきます。

    

 ハリガネクリップを外したら、蓋を外します。蓋は、クリップで止まっていた側を開き気味にしながら、エンジン側(写真の左側)にスライドさせると簡単に外れます。この蓋を外した穴から、ロービームと、ウィンカと、フォグの電球を交換することができます。それぞれ、写真の矢印の位置です。ロービームのバルブは右写真のようになっています。写真は、エンジン側から撮影したもので、コネクタ(ソケット)を外した状態です。コネクタは引っぱるだけで外れます。バルブは、ハリガネ状のクリップで固定されています。このクリップは、上側を赤矢印の方向に一旦押して、その状態でちょっとスライドさせて、ひっ掛かりを外してから押している力を開放すると、外れます。クリップの下側はヒンジ(蝶番)状になっていますので、クリップが脱落する心配はなく、開放したクリップはそのまま自由状態にしておいて大丈夫です。

    

 クリップを外したら、バルブの電極を持って静かに抜き取り、交換するバルブ(今回はBOSCHのリアルホワイト)を、やはり電極部分を持って静かに挿入します。バルブが正しい向きになっていないと、きちんと挿入できませんので、3つの爪の向きを確認して、合わせます。この作業は、バルブを入れる穴が自分の手の陰でほとんど見えないので、手探りになります。全くの手探りでは心許ないので、ヘッドライトの外側から確認しながら作業を行うと、より確実です。バルブの向きや挿し込む角度などによって、正しくセットされる以前の位置で、一旦つっかえる(つっ掛かる)ようになる場合もあるので、そういうことがないか外側から目視で確認するわけです。自信がない場合は、反対側(右側を作業しているなら左側)のヘッドライトと見比べれば万全です。バルブがセットされたら、その状態のまま指で押さえながら、先程外したクリップで固定します。クリップはダラリと垂れ下がっているはずなので、それを持ち上げて再び上の写真の赤矢印の方向に、パチンと掛かるまで押します。掛かった感触がしたら、クリップやバルブの電極を軽く揺すって、外れないことを確認して、あとはコネ クタを元通りに挿せば完了です。

    

 バルブの交換が完了したら、蓋を元通りにきちんと閉めます。これがちゃんと閉まっていないと、あとでヘッドライトのガラスの内側が汚れて、面倒なことになります。蓋は外側(写真では右側)がフックになっていて、蓋を写真の右方向に滑り込ませるようにして赤矢印のフックを引っかけます。フックがきちんと引っかかっている場合には、締めようとしたときにパッキンを圧縮する際の反発を感じるはずです。この反発を感じるのが正しい状態で、反発を感じない場合は、フックがきちんと掛かっていないことが考えられますので、再度確認する必要があります。蓋の反発を押さえながら、右写真の水色矢印の方向にハリガネのクリップをパチンと閉めれば完了です。

    

 助手席側は、ヘッドライトの後ろ側がエアインテーク(ラム圧利用)の通路になるため、カバーがかぶっています。バルブ類を交換するには、まずこのカバーを外す必要があります。カバーは、左写真の矢印2カ所のねじ(プラスねじ)を外し、中写真のように真上方向に引き上げれば外れます(左写真と中および右の写真は、撮影の向きが180゜違っています)。カバーを外すと右写真のようになっており、少しスペースが狭いですが、運転席側と全く同じ構造です。作業方法も同じにできます。狭い分だけやり難いので、始めての場合は運転席側から作業した方がスムーズだと思います。

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