(このページは、2004.03に書き下ろしたものです)
15.写真について
たまには軟らかめの話題を書いてみようと思います。VWのことをインターネットで調べ始めたころ、DIYの事例を写真入りで解説してあるページを見て、「DIY中によく撮影なんかしてる余裕があるなあ」と感心したものです。作業しているご本人以外にカメラマンがいるらしい写真もありますが、大半はご自分で撮影されたような写真です。私は、やり始めると夢中になってしまう方なので、とても途中で写真を撮りながらの作業なんてムリだなあ、と思っていました。
でも、自分でもHPを作ろうと考えたとき、やはり写真入りでないと面白くないだろうと考え、何とか撮影しながらの作業を試してみました。始めのうちは、撮影のために注意力が散漫になったり、没頭している気持ちが途切れたりして、「めんどくさいなあ」と感じる場面がしばしばでした。写真の取り忘れや、逆に写真を撮ることに気を取られて作業をミスるなんてこともありました。しかし、次第に慣れてくるに従って、作業を始めるときはまずカメラを準備する、というくらいになってきました。
撮影が作業自体にとってプラスになる面もあります。例えば、あまりみっともない写真は掲載できないので、周りを片づけたりするようになり、作業環境が良くなりました。気持ちの面でも慌ててやっつけることが減って、落ち着いた気持ちで作業に臨むようになったと思います。とくに、思ったようにいかなかったり、時間がなくなって気持ち的にテンパってきたときに、いつもなら熱くなって強引にやっつけてしまうようなところで、写真を撮ることによって落ち着きを取り戻して、冷静に対処できたりします。(でも、本当にテンパったときには、撮影する余裕も無くなってしまいますが:爆)。
一方、HP作りの方にこだわるようになったせいで、面倒が増えているのも否定できません。例えば、既に終わってしまった作業なのに、取り忘れた写真を撮影するためだけにわざわざもう一回バラしてみたり、一旦外した部品をもう一度あてがって外すフリをするなどの、いわゆるヤラセも結構あります(爆)。私自身の手や工具が写っているものは、概ねヤラセです(爆)。本当はカメラマンが居て欲しいという場面は少なからずありますが、車イジリ自体に遠慮がちな気持ちがあるので、撮影を家内に頼むことはごく希です。娘がもう少し大きくなったら、カメラマンに育てようかと思っています(笑)。
インチキという意味では、写真にデジタル処理を加えることもあります。時にはアイコラ並の凝った処理もします。例えば、オフミレポートで掲載しているパノラマ写真は、数枚の写真をつないで、背景の建物やアスファルト上の影などを消去してあります。スナップ写真コーナーに掲載している写真でも、邪魔なガードレールや他の車を消去したり、写り込んでしまった人間を消したものが、実は結構あります(爆)。撮影テクニックの不足を、デジタル処理でカバーしている、という感じですf^_^;。
撮影という意味で、一番むずかしいと感じるのは、車の全体像を撮るときです。スナップ写真などはその典型ですが、外装編の仕上がり写真なども難しいです。写真の取り方一つでカッコ良くも悪くも見えてしまうからです。しかも、光の当たる方向や、背景にまでこだわりだすと、撮影できる環境やタイミングなどの条件を揃えるのは思いのほか面倒です。実は、私は学生時代に結婚式場のビデオカメラマンの仕事をしていたので(爆)、フレーミングの基本程度はなんとなく分かるのですが、カッコいい写真を撮ろうとなると、まだまだですね。
今の私には写真の趣味はないのですが、その筋に詳しい方がいらっしゃれば、ぜひ教わってみたいです。とりあえず、今使っているデジカメは光学ズームもなく画素数も200万くらいしかないので、最新式のデジカメを買おうかと画策中です(笑)。
(このページに記載の内容は、個人的な所感に過ぎませんので、あらかじめご了承お願いいたします)