久し振りに星見に行きました。前回は、2005年の1月だったので2年近くぶり。昼間の天気がスカッと晴れていないので、近場の朝霧高原に行く事にしました。今回はデジカメ(PENTAX istDS)で星野を狙うつもりです。 16時頃に自宅を出発し、19時前には現地に着きました。天気は晴れで、風もほとんどなく、西の空には沈みそうな月があるだけ。駐車場には他の車もありませんでした。早速、機材を出してセッティングしていくと、「ガアァ〜ン」、忘れ物です。バランスウェイトがありません。望遠鏡のFC100は結構、重量があるので、バランスウェイトは2.7kgと1.7kgの2個使い。しかもシャフトの先のほうに付けないとバランスが取れません。何か重りになるものは、と探すのですが見当たらず。唯一の重量物といえば、モータードライブの電源(単一電池8個)だけです。これだけでは、FC100とバランスが取れない為、今日はガイド鏡なしのノータッチで撮影することにしました。 一応、赤道義SP-DXは、135mmなら20分程度のノータッチ撮影が可能と言われていたようなんですが、1回も試した事がないので、実力不明。とりあえず、極軸を合わせ、シャフトの先端に電源の電池ボックスをぶら下げて撮影を始めることにしました。先ずは28mmレンズでカシオペア付近を狙いました(下の写真)。 |
カシオペア座付近 |
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約6分の露出でシャッターを閉じてモニタで星像を確認。ガイドミスによる星の流れも無いようなので、被写体、レンズをいろいろ変えて撮影を続けました。ノータッチガイドなので撮影中は、双眼鏡を使ったりしてボーッと星空を眺めていたら、突然シャッターの切れる音。 何が起きたか分からぬまま、カメラのファインダーを覗くと星が見える。という事は、シャッターが切れている。 何故?何故?。カメラの電源スイッチを一旦OFFにして、もう一度ONしても、電源が入らない。もしかして、電池が無くなった?この間、新しいのにしたのに、しかも、低温に強いといわれているリチウム電池なのに。。。。。 仕方が無いので、予備のアルカリ電池と交換して再度撮影開始。リチウム電池は使い捨てカイロを入れているポケットにいれて加温しました。1枚目は無事撮影できましたが、2枚目の途中でやはりシャッターが閉じてしまいました。銀塩写真ではいつも、機械式シャッターのカメラ、PENTAX MXを使っているので電池のことなど気にした事がなかったのですが、今後はデジカメを使っていくので、電源の確保を考えなくてはなりません。 この日は、温めた電池で1枚撮影しては、他の温めた電池と交換するという面倒なやり方で撮影を続けました。 |
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明け方には、いつもの記念撮影をして、星見終了。機材を撤収して帰途につきました。 今回は久し振りの星見ということで、忘れ物や電池切れというアクシデントがありましたが、星空は十分堪能できました。 これから、撮影したデジカメの写真データを色々処理して、HPにアップしたいと思います。 (星の写真(2)に3枚をUPしました。2007年2月 追記) |
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いつもの記念撮影 |