2015年5月17日(日)
根子岳(2207m)、四阿山(2354m)トレッキング


場 所 長野県上田市
アクセス 自宅>本庄児玉IC>上田菅平IC>菅平牧場P>根子岳・四阿山
トレッカー 自分、妻

2015年5月17日(日) 晴れ
新緑の山を楽しみたく、根子岳・四阿山に行きました。今回は、子供たちはそれぞれの都合で休み、妻と自分の二人だけの山登りとなりました。
ところで、最初に登る山はどちらにするか迷い、いろいろな方のブログやHPを拝見していると、1週間前に同じコースを歩いた人の情報を発見。その方は、四阿山を先に登り根子岳に向かっていましたが、四阿山と根子岳の間にまだ雪が残っていて、アイゼン無しのダブルストックで通過できたが、下りだったので結構緊張したとの感想が書かれていました。さらに同じ時期に行くなら、根子岳→四阿山であれば残雪地帯が登りになるので下りよりは楽だろうとのコメントでした。よって、先に根子岳に登ることにしました。

 朝3:30に自宅を出発。関越道、上信越道を通って上田菅平ICで降り、菅平牧場を目指します。菅平牧場の駐車場は有料(200円/人)ですが、管理人さんがいない場合は帰りに支払うようで、事務所前をスルーして、駐車場へ。5時半に駐車場に到着。それまでは木々でよく見えなかったのですが、駐車場からは北アルプスの山々がバッチリ!「うわっ!近っ!」という感じです。

 空も晴れて気持ち良さそうと、車から出たら、寒っ!。気温5度!!。まあ、動けば暖かくなるだろうと、早速準備を始めます。ちなみに、駐車場には、まだ数台の車しかなく、好きな場所に停めることができ、近くにはトイレもあります。
 準備を整え、5時55分に、先ずは予定通り、根子岳に向かいます。
 20分ほど登ると、東屋がありました。展望がすばらしいです。


 北アルプスの穂高、槍、大キレットも近くに見えます。



 東屋からは、ダケカンバの林のを通ります。体が少し温まってきました。

 (多分)ヤマザクラが満開です。下界より1ヶ月ほど季節が遅い感じです。

 出ました!寒い中、裸でご苦労様です。ちなみに、このえがちゃん。根子岳から菅平高原への下山方向を示しています。なので、自分達は、このえがちゃんに逆らって進みます。

 7時5分、根子岳が見えてきました。山頂というよりも、広い丘という感じです。
 7時40分、根子岳山頂に到着です。ほんとに広い山頂で、展望が非常に良いです。富士山も見えます。誰もいないので、とても静かでした。

 7時50分、十分、展望を楽しんだ後は、日本百名山 四阿山に向かいます。
 少し進むと岩場が現れたのですが、ここを下りるの〜ぉ?という道。直ぐ先に、登山道を示す赤テープが見えるのですが、1.5m以上はあるほぼ垂直の雪の段差。しかも足を下ろすところは斜めに傾斜しているので滑ったら、右側に落ちてしまいそう。人が歩いたあともあるので、やっぱりここの行くのかと躊躇して、周りを見ると。

 反対側の岩の間って、行けないのか?と思い、その先を確認しに行くと、なんだ、行けるじゃん。ちょっと、スリリングだけど、雪の斜面をトラバースするより、ずっと安全な道でした。
岩を回り込むと、目の前には四阿山。その手前の笹原の中の登山道。気持ち良さそう!!
笹原の道を気持ちよく通過すると、樹林帯の中へ。結構、雪が残っています。アイゼンは不要ですが(あれば安心)、傾斜がかなり急。しかも登山道は雪の下なのでルートは赤テープが頼りなのですが、分かりにくいところに有ったりして、意外と難儀な道でした。

9時20分、やっと雪の樹林帯を抜けると反対側には根子岳が。 後は、なだらかな道を登るだけ。途中、残雪や階段がありますが、9時40分に四阿山に到着。10人くらいの方が休まれていました。風もなく穏やかで気持ちよい山頂です。

ここで、ランチです。フライパンに水を入れて沸かし、インスタントのビーフシチュー(去年の飯盛山での余り)を投入。そこにあらかじめ水を吸わせてふやかしておいたパスタを入れ、茹でるというか、炒める感じで出来上がり(マウスオーバー

さすが百名山。展望抜群です。正面には湯ノ丸や浅間山が見えます。ただ、この時間になると遠くの山々は霞んでよく見えませんでした。
山頂を十分堪能してから下山します。帰りは中四阿を経由して菅平牧場に戻ります。新緑がとても綺麗です。
12時45分、下山開始から2時間ほどで菅平牧場に到着。早速、売店でソフトクリームを購入。

天気が良く、新緑の山を十分楽しむことができた山でした。それにしても、根子岳と四阿山の間の残雪の量にはびっくり。もう少し融けているかなと思っていたのですが。まあ、アイゼンなしで登れましたが、この時期、念のためアイゼンは持つべきかなと思いました。


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