2006年8月7,8日  唐松岳トレッキング(二日目)

2006年8月8日(晴れ)
台風はまだ来ていないようで、天気の良い朝になりました。
朝食前に山荘の周りを散歩。不帰ノ嶮(かえらずのけん)から鑓ヶ岳?が良く見えます。

6時から朝食をとり、早々に仕度を済ませ、7時に山荘を出発しました。

平坦な道なら、Kotoも歩かせたのですが、ガレ場になるととたんにペースが落ちるので、パパがKotoを背負って歩きます。すれ違うハイカーからは、「らくちんだね〜」という声をたくさんかけられました。背負っている方は久し振りの重たいザックという感じでかなりきつかったです。来年は全行程歩いてもらいましょう。

8時半に八方池の到着。中休止で水を飲むKou。バックの山々が少しずつ近づいてきます。



丸山ケルンの手前に残雪がたくさんありました。小休止中に、KouとKotoは水筒を雪の中にうめ、冷やしていました。

10時に丸山ケルンに到着。この頃から北側から雲が湧き始めて視界が悪くなってきました。

11時に唐松山荘に到着(マウスオーバー)、山荘の周りは雲の中、かつ風が強かったので、山荘の中で昼食を取る事にしました。使用料は一人500円(幼児は無料)。八方池山荘で作ってもらったお弁当を食べました。1時間ほど休憩したのですが、雲は一向に晴れないので、パパとKouだけで空荷(※1)で、唐松岳山頂を目指しました。

30分程で山頂に到着、しかし完全に雲の中。ホワイトアウト状態で、右も左も分からないまま証拠写真を撮って山荘に戻りました。
13時に唐松岳山荘を出発して、来た道を引き返しました。雨が降る前にはリフト乗り場に着きたいと思っていたのですが、下るにつれ段々晴れてきました。台風はどこへ?
登山道の周りには高山植物が色々な花を咲かせていました。あるハイカーが登山道の脇でうずくまっているので体調が悪いのかと思っていたら、何のことは無い、高山植物をローアングルから撮っているところでした。
15時半に八方池山荘前のリフトの乗り場に到着。あまりにも暑かったので、売店で飲み物の購入。一気に飲み干してしまいました。
KouとKotoを連れての登山だった為、行程時間がガイドブックに載っている時間よりも余計にかかりました。登りが3時間半に対し、4時間。下りが2時間10分に対し、2時間半でした。とはいえ、Kouは最後まで自力で歩き通したので「たいへん良くできました」とはなまるで褒めておきました。

一休みして、リフトとゴンドラで下山。後で知ったのですが、台風は進路を東側に変え関東地方の方へ。結局、雨は降らず、ラッキーでした。下山したこの日は麓の旅館に泊まって、明日からのキャンプに備えます。
※1:荷物が無い、空(から)のこと。この場合、荷物(ザック)を山荘において山頂まで往復。

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山

ニッコウキスゲ

朝焼け



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