カメレオンファクトリー製
 軽量BIGパフォーマンスシーブ
              (ZZ用)の装着


< 能書き >

アドレス110用として、新発売となった、
カメレオンファクトリー製 パフォーマンスプーリーキットを
装着する際、大径化したプーリーに対して、フェイスはそのままというのも
気がかりで、何か良い策は無いか?と模索していました。

あるキッカケでZZの純正フェイスを入手する機会があり、
試しに、アドレス110に装着してみた所、スプラインもピッタリ。

そうであれば、社外のフェイスも装着可能では?と
この計画がスタートしてのでした・・・・。


< 目 的 >

大径化した、プーリーに合わせ、フェイス側も大径化して
ベルトの接触面積を確保します。


< チョイス >

      <    チョイス   >

今回、私がチョイスしたのはコレ。

カメレオンファクトリー製 軽量BIGパフォーマンスシーブ。
俗に言う、ビッグフェイスなる物ですね。

最近は、アドレス110専用もラインナップに上がった様なので、
このような、流用の必要もない様です。


< 内 容 >

      <   観察 1   >

ZZは本来、フェイスとスタータギアが一体化の為、
当然、カメファク製も一体型です。


      <   比較 1   >

アドレス110用の純正フェイスと比較してみました。

左がアドレス110用の純正です。

ベルト接触面の有効径数

純正 : 97.8mm
カメファク : 107.1mm

実に10mmも違います。


      <   工程 1   >

早速、取り付けですが、特に加工は必要なく
純正のフェイスと入れ替えるだけです。

ただ、スターターギアがありますので、
純正のセルスターターギアとの位置関係が
変ってしまい、スターターギアは使用できないので
取り外す必要があります。

作業方法を参考にされたい場合はコチラ
  ↓↓↓
 ウェイトローラーの交換


      <   工程 2   >

そのまま、純正のセルギアを重ねて取り付けて行きます。

レスポンスをアップする為であれば、
純正のセルギアは取り付けずに、相当の厚みのカラーで
対応も良いかもしれません。

*私の場合は今回の使用目的は最高速UPですので、
  不用意な軽量化は辞めました。

また、フェイス自体の厚さが、アドレスと若干違う為に
ツジツマ合わせで、1mm厚のワッシャ−を3枚挟みました。

このワッシャ−を入れないと、キックスターターが上手く噛みあわず
クランキングのストロークが異様に短くなってしまい
エンジンがかけ難くなってしまいます。


      <   工程 3   >

完成です。



< 注意事項 >
・クラッチケースを外す際に、インパクトドライバー等を使用される場合は
 くれぐれも手を叩いてしまわない様にご注意下さい。

・エンジン稼動中は非常に危険ですので、作業をしないようにして下さい。

・エンジン停止直後の作業は駆動系全体が高温になっていて
 火傷などの危険があります。

・プーリー表面や、ベルト表面に油脂分が付着しないよう注意しましょう。


< 使用する材料 >

・カメレオンファクトリー製 軽量BIGパフォーマンスシーブ (ZZ、ストリートマジック用)
                       品番 : PS004  価格 : 5,775円(税込み)

・M14 ワッシャ−(1.0t) 3枚
              


< 使用する工具 >

・インパクトドライバー(クラッチケース)
・プラスドライバー
・プーリーロックレンチ(スズキ車用)
・17mmソケットレンチ


< 使用するケミカル >

・パーツクリーナー


< 参考文献 >

・特になし


< インプレ >

今回のパーツは、主に補助部品として位置付けとしている為、
インプレは、主部品に対して行いました。

主になった部品はコチラ
  ↓↓↓
 カメレオンファクトリー製 パフォーマンスプーリーの装着