・D51241
D51241は現在、煙室扉部分と動輪が、北海道勇払郡安平町にある「道の駅あびらD51ステーション」に保存されています。1939年(昭和14年)に苗穂工場で製造され、新製時から廃車までの期間、ずっと北海道の追分機関区配属で、貨物列車牽引機として活躍しました。1975年(昭和50年)12月24日のクリスマスイブの日に、国鉄蒸機で本線最後の仕事をこなしたのが本機でした。それからは追分機関区の扇形庫内に保管され、その後は追分町に保存される予定でした。が、昭和51年4月13日に扇型庫で大火事があり、本機を含む13輛(内8輛がディーゼル機関車、蒸機は他に79602、D51465、D51603、D511086)が焼失してしまいました。
モデルはカトー製(リニューアル、北海道ギースルエジェクター)をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、晴海模型のパーツを用いてディテールアップしています。
スノープロウは自作しました。
前面に3カ所「架線注意」が貼られています。
ギースルエジェクターを真横から見ると、前後の角度が異なります。
空気作用管は晩年、汚れて真っ黒だったため、磨き出していません。
横長の煙突がギースルエジェクターの特徴です。
デフステーに付けられたつらら切りも本機の特徴です。
速度検出ロッドは自作しました。
本機では珍しく、逆止弁に耐寒用のカバーがありません。
発電機横にも「架線注意」が貼られています。