・C11227「きかんしゃトーマス号」
大井川鉄道に動態保存されているC11227が、2014年の夏から毎年期間限定で、トーマス号として改装され、子供から大人まで幅広い年齢層に人気を博しています。デフレクターを取り外し、ライトの位置も変更するなど、トーマスを忠実に再現しています。更に同年に49619を改装した「ヒロ」、井川線のDB9を改装した「ラスティー」、2015年にはC5644を改装した「ジェームズ」、C12208(部品取り用)を改装した「パーシー」も登場しました。
モデルの上廻りは(株)ネコ・パブリッシングの鉄道ホビダスから発売になった「大井川鉄道きかんしゃトーマス号ディスプレイプラキット」、下廻りはカトーのC11(旧製品)をベースに、やえもんデザイン、銀河モデルのパーツを用いてディテールアップしています。製作ページはコチラをご覧下さい。
「きかんしゃトーマス」の世界から本当に飛び出して来たような雰囲気です。
きかんしゃトーマスの顔も忠実に再現してあります。
顔パーツは取り外しができ、目玉が別パーツ(3種類入り)となっているので、目線を変えることができます。排障器も追加しています。
ランボード側面やタンク側面の赤い装飾、スプラッシャーが目を引きます。
シリンダー中心から第一動輪間を詰める加工も行っています。
ボイラーではバンドの赤以外は青く塗られているので目立ちませんが、空気作用管、洗口栓も再現しています。
見えにくいですが、窓には肘掛け、キャブ下には速度検出ロッド、空気分配弁も取り付けています。
青いキャブステップの取り付けは効果大です。
非公式側の通風管、コンプレッサー蒸気管等も勿論別体化しています。
大井川鉄道ではATS発電機は取り外されています。
汽笛引棒はATS発電機部分で大きく曲げられています。
キャブ下には二子三方を取り付け、タイヤ水撒き管、水撒きインジェクターも追加しました。
本機は北海道型であるため、コールバンカー部分が改造されており、手摺が取り付けられています。
撒水管も別体化しました。
カプラーはボディーマウントのマグネマティックに交換して、
端梁部分も製作し、開放テコ、エアホースも取り付けています。
左右でステップの高さが異なります。