きかんしゃトーマス号キット組み立て(その1)
(株)ネコ・パブリッシングから発売になった「大井川鉄道きかんしゃトーマス号」を組み立てて、ディテールアップしていきます。
簡単(?)に行程を記載していきます。
パッケージはこのような状態です。
中を開けると、まずは組立説明書が目に入ります。
パーツ一式です。今回は動力化するので、使わないパーツもあります。
まずベースとなるカトーのC11(旧製品)の下廻りです。
有名な話ですが、このC11はシリンダー中心から第一動輪までの長さが長くなっています。
これはC50(旧製品、後期型)と下廻りを共有化したため、長くなってしまっています。
ここの加工については、豊沢氏の「Nゲージ蒸気機関車」の「KATOのC11を切り詰める」を参照下さい。
下廻りの全長を切り詰め(作例では2.2mm)、各部の加工を終えた状態です。
シリンダー尻棒、合併テコ、ユニオンリンク、ドレインコックを追加しています。
合併テコ/ユニオンリンクの作り方はコチラを参照下さい。
シリンダー尻棒は、先に向かって少々八の字型に開いた状態にして、カーブに対応するようにしています。
ヘッドライトは使わないので、取り外しています。
後部ライトも取り外しています。
カプラーはマグネマティックカプラー(本体マウントタイプ)に交換しています。
速度検出ロッド(矢印)を追加しています。
<許可を得て掲載>
まずパーツを切り出します。
A-3/A-4パーツ横の継ぎ目部分(矢印)の表現がいいですね。
本当はリベットもありますが、この値段なら、なくても仕方ありません。
屋根は黒いので、最後に取り付けようと思い、組立を行ったら・・・・
なんとパーツの合わせに失敗したのか、屋根がうまくはまりません。
尻上がりとなってしまっています。
そこで、矢印部分を削って、修正を行いました。
これでどうにはうまくはまりました。
この段階で接着してしまいました。
<許可を得て掲載>
パーツを切り出します。
給水の際、水が溢れて、タンク裏に流れ込まないようにするための仕切りも再現されています。
組立の終わったボイラー、タンク、キャブ部分
側面窓を加工します。
前側の窓を除いて精密ヤスリを用いて削り取り、新たにプラ板を用いて肘掛けを作ります。
ドアにある手摺のモールドを削り取り、手摺があった部分に穴を開けます。
φ0.25の線材で、手摺を作ります。
屋根には6カ所の穴を開けます。赤矢印はフック、黄矢印はタービン発電機排気管の取り付け跡となります。
黄矢印部分には、0.5X0.2の洋白板を差し込んで固定しています。