TOP > 道場概要 > 氣守道場の歴史

氣守道場の歴史

2002年1月20日、氣守道場発足
実際には発足前に数名で稽古を始めていました。
当初は道場へ上がる階段もなく、コンクリーの坂道を登って道場まで向かい、雨の日は滑るため何人もの人が転んでいましたがそれも今は良き思い出。
道場開きが近づくにつれ道場内に用品が増え発足の準備が整う一方、天井の壁紙は杖や木剣の稽古のためボロボロになっていく有様です。
 
2002年1月20日、氣守道場道場開き
快晴の中、氣守道場道場開きが行われました。当日道場内は見学者で一杯となりました。 澤田道場長の演武にはじまり、道主、植芝守央先生に奉納演武をしていただきました。一道場としては大変名誉な事です。その後、場所を移し、ホテルプラザ勝川にて記念パーティーが盛大に行われました。
またこの年の5月には、発足間もないというのに合気会の一大イベントである全日本合気道演武大会にも出場させていただきました。
そして11月16日には氣守道場として初の審査を行うことが出来ました。
 
2003年、 氣守道場発足一周年記念

(財)合気会専務理事
(氣守道場顧問)
米持英夫先生

氣守道場発足一周年記念には、当道場の顧問であられます(財)合気会専務理事・米持英夫先生にお越しいただけました。米持先生は愛知県の合気道の礎を築いたお方であり、愛知県の合気道を語る際には欠く事のできない方です。
一周年演武会では、澤田道場長の演武を始め、米持先生にも演武をしていただきました。
そして今回、子供クラスの演武会を初めて開催する事ができました。
日ごろはやんちゃな彼らもこの日ばかりは少し緊張気味でした。このちびっ子達の中から合気道の将来を担う逸材が輩出されたら嬉しい限りです。
 
2004年、二周年行事
二周年行事には、本部道場の栗林孝典師範にお越しいただき、初日に演武会を2日目には講習会をそれぞれ開催しました。初日の演武会では女性クラスによる演武に初めて挑戦し、一同日頃の稽古の成果を存分に発揮した演武を披露してくれました。
2日目の講習会は約150名の参加者のもと開催されました。
 
2005年
3月に本部道場の関昭二師範をお招きしての講習会を、8月には門下生の増加に伴いそれまで約50畳だった道場を約80畳に拡張し、記念演武会をそれぞれ開催しました。対外行事にも多数参加し、道場としての活動は益々盛んになっていきました。

氣守道場の名前の由来

氣守道場の名前の由来は、氣は合気道の「氣」。なぜ気ではなく氣の字なのか。それは先生が思いを込めた字だからです。ぜひ道場長にお聞き下さい。
守は植芝守央道主の「守」の字を頂いたものです。

本道場では礼節を守る事は当然の事として、道場生が自由に稽古できるようにと、稽古日も多く、他道場への出稽古もまったく規制することなく、各々が自由に技を研鑽していける道場です。
先生方曰く、「なんでもしてみればいい」との事です。

氣守道場は「世界の合気道」を念頭に、発足当初より海外での活動も活発に行ってきました。アメリカのシリコンバレーには氣守道場の支部道場があります。(松岡宏支部長)
またニュージーランドの神流館(高瀬信夫師範)とは姉妹道場として交流し、澤田道場長は年に一度開かれる当地での講習会の指導にあたっております。また中国でも北京・天津にて講習会を執り行っております。

このようにして氣守道場では生徒がのびのびと稽古できる環境を備えており、そのスタンスは今後も変わる事はないでしょう。