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HHJ

 

 

 

 

 

 

 

Updated 2011.12.21

 

原子力発電所の電力供給に関する変な考え方

                     

経済産業省原子力安全保安院は16日、原子力発電所の電力供給に関する指示を電力各社に出した1

要旨

 

大町 

 

*原発への外部電源供給に支障が出るケースについて分析、報告

*電源確保の応急措置を実施

*各原子炉への送電線を複数に

*送電鉄塔の耐震性評価と補強

*津波対策で受電施設を屋内化

 

こういうことはすべて法律が現実的に具体的に整備されていなかったからである。その理由はただ政治と電力会社の怠慢にあるだろう。

実際どんな改善か、東京電力の対策をインターネットの記事から取り出す2

 

*福島第1原子力発電所で普通の原子力発電所のように複数の送電線を切り替え可能にする。

*非常用ディーゼル発電機を高台に移動する。

*電源車の配備。

*保安院の指示で2台以上の非常用ディーゼル発電機を常時使える状態で備える。

 

それに関連して言うと、地下室の浸水被害は設計ミスではないか?地下室が完全防水設計でないのに、非常用ディーゼル発電機などの重要設備を置いていた。

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.4.20

 

1 東京新聞2011416

2 読売新聞 416()1111

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.12.11

 

 

過去になかったようなカテゴリーの停電

 

 

アトリエ 

 

47日深夜の地震のあと広い範囲で停電が起きたことについて、原因などに疑惑を感じる人は多いと思う。11日の地震にくらべれば小さいが、停電は秋田県大館市で12時間近くつづいた。東奥日報によれば、東北電力はこんなコメントを発表した。〈これだけ大きく停電する事象は、過去になかった。〉

 

地震の影響で宮城県以北に電力を送る基幹変電所と送電線にトラブルが起きたことが原因との見方を示したが、トラブルの原因は不明1

 

北海道電力は313日泊原子力発電所から東北電力と東京電力に最大60kwの送電を開始した。

 

本州にはJパワー(電源開発)所有の「北本連携施設」と呼ばれる施設を利用して送電していたが、今回の地震の影響で同施設の青森側が停電。地震直後から送電ができなくなっている2

 

NHKによれば、電力は津軽海峡の海底ケーブルで下北半島経由で上北町の施設に送られる。

 

7日夜、東北地方が停電した影響で送電の設備が自動停止したため供給が止まったことが分かりました。また、2本の送電線のうちの1本で問題がないことが確認されたということです。このため、北海道電力は8日午後9時前に、1本の送電線を通じて通常の半分にあたる最大で30万キロワットの電力の供給を再開しました3

 

北海道電力の電気が秋田県に来ているか、と言えば、それはない。

リヴァー・ポートの明かりは秋田県でつくられた電気の輝きである。

真っ暗な夜がつづくと、正確な説明もライフラインのように思える。それがなければ、かならずデマが発生する。

☆ D+H

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.4.10

 

1  201148()

2 毎日新聞 12:55 2011/04/09

3        NHK 48 2317

 

 

▼ ロシアの電力ネットワークに組み込まれると?

▼ 表面だけの安全保障: 能代火力発電所2号機の遅すぎる再スタート

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.12.1

 

発電所と電気社会: オール・ストップの裏面

 

 

大館橋 

2011.4.8

4月7日夜の宮城県沖地震で東北地方は広い範囲で停電した。東北電力の発表では、新潟と東新潟火力発電所には影響がなかったが、八戸市、秋田市、能代市の火力発電所が送電や変電設備の一部が損傷したので、電力を送りすぎないように自動停止した。青森県と岩手県は全域で、秋田県はほぼ全域で真っ暗闇の夜になった。

 

そう簡単に何度も送電不可能な状況におちいることは、セキュリティ・システムと電力会社の公共責任の意識に不信を招くにちがいない。こういう疑問がある。

*なぜすべて自動停止なのか?

優秀なコンピューターを使用していれば、過剰な防御反応を防げるはずである。

*なぜ全域で真っ暗闇になるのか?

送電線と設備などが地域的に壊れても、他の地域に安定した電力供給ができるようなシステムを考えていないということだろう。電話回線のように迂回できれば、問題はない。

*水力発電所に関する情報がないのはなぜか?

めずらしいことに秋田県は15の県営水力発電所を経営している。最大出力の合計110,200kW、供給電力量約4億5000万kWhで、その大部分の電力を東北電力に売っているが、それら水力発電所が地震のときどんな状況なのか、一度も公表されない。水力発電所の電力はどこへ行くのか?自動停止の基準はどうなのか?火力発電所と同じ基準だとしても、地震の震度と影響は発電所のある場所でちがうから、すべての水力発電所の機能が長時間ストップするのは非現実的である。

 

NHKラジオは、7日の深夜、停電に関する情報を出した。秋田県は全域で停電、復旧の見通しは立っていないという一言で片づけて、11日と同じように説明がなかった。電力会社と放送局のサボタージュが闇の中でちらつく。

☆ D+H

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.4.8

 

1 NHK 4月8日 12時22分

 

▼ ロシアの電力ネットワークに組み込まれると?

▼ 表面だけの安全保障: 能代火力発電所2号機の遅すぎる再スタート

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.11.23

 

幕末の北秋田地方に死の煙が舞う

 

 

地震と津波で壊滅的な被害を受けた岩手県に援助物資を送るために秋田県側の鉄道と港が役立っている。明治維新のときの戦いを思うと、美しいドラマである。ところで、秋田県は奥羽越列藩同盟を裏切ったという俗説があるが、否定する資料をあげたい。

 

 

    白鳥広場 魚道前

鷹巣町の旧太田栄村の長合川伊衛門貞顕(さだあき)と屋政(いえまさ)が書き記したジャーナリスティックな《年代豊凶録》の中に、銅山の煙害と思われる記事が2度載っているのだ。安改21855)年の81617日頃より西風が吹き〈天地四方霧霞のごとく〉覆われて匂いがあり、〈煙の匂ひ同様〉で〈諸方痢病大流行〉〈大小人病死〉した、と屋政は書く。衆人の覚えがないことだった。徳川幕府の崩壊が6年後に迫った文久21862)年には〈七月中三日の間曇り、煙のごとくもやのごとく天地霞み其霞の匂ひくさく、銅山の焼釜か火葬などの匂ひと等敷(ひとしく)〉不思議のことで外出しない方がいい、と今度ははっきり銅山に非難の目を向ける。[1]

 

煙とは亜硫酸ガスのことである。事故か、テロか、疑惑が渦巻く。

 

11キロ西には二ツ井に佐竹藩の加護山精練所がある。明治時代にきみまち阪と呼ばれた山だが、そこでは平賀源内が教えた南蛮吹きの技術で粗銅から銀を生産していた。純度の高い銅は当然高く売れる。南部藩はなぜかその技術を教えてもらえなかった。佐竹藩も教えなかった。ただその事実だけで協力的な関係でないことが理解できる。それに米代川の環境保護をめぐる争いも重なる。

 

それは明治維新のときこんな反応を起こさせた。

南部藩は大館と火内を陥落させてから、さらに米代川を下り、きみまち阪の手前、薬師山あたりまで侵略した。目的は精練所を支配下に置くことだと現実的に考えるべきである。実際、支援した明治政府軍はきみまち阪の手前で必死に南部軍の攻撃を止めて、敗退させた。

歴史的な背景を見れば、南部藩との同盟関係は真実から遠いと思う。

 

こういう古い話をするのは、秋田県を恨む感情が岩手県側と中央に暗流として流れていることを言いたいからである。これは日常生活の小さな疑問に答えることが多い。

 

福島第1原子力発電所の災難は共通点があるかもしれない。国と精神の秩序が崩れた時代に起こりやすい出来事だろう。

☆ H

cat willow 2011.4.4

 

1 仮面について; 仮面を付けた人物の墓碑柱

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.11.11

 

放射性物質測定の問題

 

 

    白鳥広場 魚道前

自然環境保護のために川のドキュメンタリー撮影しながら、大気汚染と水質汚濁を簡単に計れる携帯用の機械があればいいな、と何度も思った。福島第1原子力発電所の事故でも放射線測定器を個人が持っていたら、住民は公表に頼らないで、自分がいる地点が安全か危険か判断できたはずだ。一般に公表された数値を信用しない習慣がある人は、なおさらその必要を感じるだろう。

 

一連の報道では放射能汚染についてヨウ素(ヨード)とセシウムだけが公表された。原子力発電所の知識がある人たちは、プルトニウムというおぞましい原子の名が出ないことを疑問に思ったにちがいない。プルトニウムが検出されないと報道してたら、人々の不安は弱まっていたと関係者は理解するべきである。

 

しかし、現実は想像を超えていた。東京電力は21日までプルトニウムを測定しようとしなかったのだ。保安院はその指導をおこたり、日本政府はそれを黙認していた、という見慣れた構図が浮かび上がった。黙認と言って悪ければ、非常時の不注意か何か精神的なトラブルということになるだろうか?1

 

16日の時点で原子炉はどんな状況だったか?2

1号機; 炉心溶融が一部発生原子炉格納容器の蒸気を外部に放出した。12日に水素爆発で原子炉建屋を損傷。

■2号機; 冷却機能が失われ燃料が全て露出。14日に3号機の爆発で原子炉建屋を損傷。15日に格納容器の圧力抑制プール付近で爆発音。原子炉格納容器の一部が破損した可能性。

■3号機[MOX燃料使用];13日に冷却機能が失われ、炉心溶融の可能性。14日に水素爆発が起き、原子炉建屋が大きく損壊。16日に白煙が確認され、使用済み燃料プールからの蒸発と推定。

■4号機;定期検査中で原子炉に燃料はない。14日に使用済み燃料プールの水温が84度に上昇。15、16日に原子炉建屋で火災。

 

こんな状況でもプルトニウムその他の派生的な生産物質の漏出をチェックしなかったのだから、単純なミスと言い訳することは許されない。

 

ところで、放射線測定器はどんな機械か、調べてみた。中国製があったが、日本製が見当たらない。アメリカ製のように見える測定器に詳細な性能説明が付いていた。

*感度

1) ガンマ線(セシュウム13718秒カウント/mR/時間-カーボン14アイソトープからの放射を検出

2)  ベータ線-カーボン14アイソトープから放射された低レベルの粒子を検出

3)  アルファ線-2Mev以上のエネルギーレベルを持つ粒子を検出

 

ウラニウムの核分裂で生成するセシウム137は検出できるように思えるが、その他は分析しなければ測定できない。簡易分析器を研究開発すれば、政府と電力会社などへの信頼が取りもどせるかもしれない。

大館市役所の放射線量観測レポートを見ると、放射線とあるだけで放射性物質の識別はない。国と自冶体が環境保護に対して形式主義的で、人の生命と健康を守ることに熱心でない実態が知れる。

☆ H

cat willow 2011.4.2

 

1 NHK 327 2040

2 共同通信2011/03/19 13:15 

 

▼ プルトニウムがないのは検出したくなかったから

核の光よりも言葉の輝きを求めよう

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.10.30

 

ロシアの電力ネットワークに組み込まれると?

 

 

     アトリエの庭

ロシアは海底ケーブルで日本に電力を送れるというニュースは、それからどうなったのか1?地震と津波のあとすぐにプーチン(V. Poutine)首相がセチン副首相に必要な場合液化天然ガスの供給を増やすように指示した。ガスと石炭の供給は日本から要請があったということである。しかし、電力に関しては分からない。

 

日本政府の消極的さは、製造工場と日常生活のリンクの再生を遅れさせることになる。たぶんロシアの電気はアメリカのように相当に安いはずだから、製品も安くできるが、それが困るのか?将来ロシア極東の電力ネットワークに組み込まれると、国家として自立的な活動が思いどおりにできないことをおそれるのか?こういう自由の減少は消極さの理由になる。しかし、ヨーロッパではフランスから電力供給を受ける国が多い。代わりに自立や自由を減らしているわけではない。これは日本での事情だろう。

Kome

cat willow 2011.3.31

 

1 TBS 31301:27

 

▼ プルトニウムがないのは検出したくなかったから

核の光よりも言葉の輝きを求めよう

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.10.24

終わりがない東京電力のエラー

 

 

    新町市営アパート

327日昼、東京電力は2号機地下の水たまりで測定した放射能の濃度が原子炉内の水の約1000万倍だと発表した。夜になって、BBCニュースを開くと、レポートがミステイクだったとすばやく報道されていた。フィガロによれば、〈ヨード134とコバルト56のあいだに混同が生じた〉と東京電力はエラーを認めた1

事故のニュースを知ってからサーチで関連する情報を見ているが、原子炉でコバルトが生成するというのは読んだことがない。血圧を高くする怪現象だった。

 

東京電力のエラーは、福島第1原子力発電所の建設からはじまる。津波が来た直後の空から撮影したヴィデオ映像を見ると、意外なことに波打ち際の付属的な設備が被害を受けたことしか分からなかった。原子炉の入った建物には津波の痕跡もない。庭には流されたものが少し見えた。植え込みにはゴミがない。津波の高さは、公表では14メートルだが、信じがたい。

 

«Il s'est produit une confusion entre l'iode 134 et le cobalt 56» dans les mesures, a déclaré le vice-président de Tepco,

 

Confusion autour du niveau de radioactivité à Fukushima

しかし、津波で浸水した被害は確かにある。問題は海面すれすれの海岸を建設場所に選び、津波の高さを5.7メートルと想定したことだ。それ相応の安全設計をしたと思いたいが、宮城県の女川原子力発電所にくらべると、かしこくない。東北電力は14メートルの津波を想定して14メートルの高台に建設することを選んだのだ。そこは福島より震源地の近くにあるが、被害を受けなかった。

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.3.28

 

1 Confusion autour du niveau de radioactivité à Fukushima

Par lefigaro.fr, Avec AFP  27/03/2011  Mise à jour : 16:40

 

▼ 怠慢と無責任さは放射性物質と同じ危険なレベル

▼ 原子炉からコバルトが流出した3号機の奇怪さ

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.10.15

 

原子炉から

コバルトが流出した3号機の奇怪さ

 

 

 

 

JR大館駅前 旧小坂鉄道跡

324日、福島第1原子力発電所で作業員3人がきわめて強い放射性物質に照射されるという事故が起きた。3号機のタービンが入った隣の建物の地下1階で水たまりで173ミリシーベルトから180ミリシーベルトの放射線を足に浴びた。読売新聞によれば、地下は津波による海水と放水で浸水していた。これに関するニュース記事から重要な事実を並べる。

 

原子力安全保安院

現場の水に含まれている放射性物質を調べた結果、使用済み燃料プールのものというより、原子炉から出てきた可能性が高い。/ 何らかの形で原子炉から放射性物質が漏れ出している可能性が高い。

現場の水からは1cc当たり390万ベクレルと、運転している原子炉の中の水のおよそ1万倍の濃度に当たる放射性物質が検出されました。検出されたのは、いずれも原子炉内で核分裂した際に発生する放射性物質で---1

              

12号機でも原子炉から放射性物質が漏れ出している可能性があるということだ。

 

東京電力

通常の原子炉内にある水に比べて放射線物質の濃度は1万倍、しかも通常の原子炉には存在しない物質も含まれていました。東京電力によりますと、通常の運転では生まれない物質で、核燃料が損傷したため生じたものである可能性が高いということです2

 

日本の報道機関と菅内閣からその用語が洩れないが、3号機の原子炉はMOX燃料を使用する。これはウラニウムとプルトニウムの混合燃料で、水たまりに流れたのは忌まわしい有毒物質プルトニウムだと最初に思った。しかし、フランスの記事を追ってみると、

 

Cette flaque eau contenait de l'iode, du césium et du cobalt à des taux 10.000 fois plus élevés que la normale. 3

その水たまりにはヨード(ヨウ素)とセシウム、通常より1万倍高い割合のコバルトが含まれていた。

 

そのコバルトは〈原子炉内で核分裂した際に発生する放射性物質〉か?

〈核燃料が損傷したため生じたもの〉か?

これはありえないことではないだろうか?

 

危険なMOX燃料については、今日インターネットではじめて報道記事を見た。

 

チェルノブイリ事故の人や環境への影響を調べたロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士は〈福島事故はチェルノブイリ以上に深刻な事故になる恐れがある〉と指摘。その理由として、燃料がチェルノブイリよりも多いことや、毒性の強いプルトニウムを含んだ燃料を使った原子炉があることを挙げている4

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.3.25

 

1 NHK 16:35 2011/03/25

2 TBS 2510:00

3 Réagir Fukushima : l'opérateur accusé de ne pas assez protéger ses techniciens

25/03/11 11:08  Nouvel obs

4 共同通信 2011/03/25 17:31

 

; シーベルト(Sv)とベクレル(Bq

放射線による人体への影響度合いを表す単位を「シーベルト(Sv)」、放射性物質が放射線を出す能力を表す単位を「ベクレル(Bq)」といいます。---東北電力HP

 

 

▼ 現地から帰ったロシア人専門家の話;

予備発電機を使用したら、最悪の事態は避けられた

 3号機の煙は化学実験のイメージ

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.10.8

 

現地から帰ったロシア人専門家の話;

予備発電機を使用したら、最悪の事態は避けられた

 

 

大館橋から高台を見る

322日付けの〈ロシアの声〉は、福島第1原子力発電所の事故について日本の対策のまずさに焦点を当てた。現地で支援活動した原子力専門家、チェルノブイリ原発事故の処理作業のリーダーだったウラジーミル・アスモロフがイズベスチア紙のインタヴューに答えたものだ。重要な部分を取り出す。

 

イズ)いま、政策決定のスピードが遅い、ということに触れられましたが、具体的な例を挙げていただくことはできるでしょうか。

アス)いくらでも挙げることができます。事故があって停電してから9日間、原発には電力が供給されませんでした。ロシアならば、即座に地面にコイルを伸ばして、予備発電機を投入したことでしょう。もしも放水ポンプをすぐに動かすことが出来ていたならば、最悪の事態は避けられていたことでしょう。日本の人々がなにも手をこまねいていたとは言いませんが、独自の官僚的政策決定が長引いている間に、原発は燃えてしまったのです。

イズ)ロシアの専門家らによる助言を、日本側は受け入れましたか。

アス)最終的に日本側は、ロシア側からの助言、提言を受け入れました。ヘリコプターによって、上空から水を散布するなどということは全く意味のないことです。[]

 

日本政府の複雑な官僚的な運営が事故への対応を遅れさせたと言われている。原子力安全保安院に決定権がないと考えられる。それが〈一番重要な時にコントロールを失って〉しまった。その好例は予備発電機を使用しなかったことだ。非常用ディーゼル発電機は地震の影響で動かなくなっていた。それをすぐ修理しなかった理由は分からない。冷却装置が壊れていたから、だろうか?

いずれにしても、現場に行ったロシア人専門家の話では外部から予備発電機で放水ポンプを動かすことはできた。予備発電機はトラックで楽に運べるはずだ。放水は余計な作業だったということになる。これは明らかに一般国民を馬鹿にしたTVショーである。

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.3.24

 

1  22.03.2011, 14:02

                             

 3号機の煙は化学実験のイメージ

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.10.1

 

3号機の煙は化学実験のイメージ

                                    

予想されたとおりか?

 

新町交差点

321日午後3553号機の使用済み核燃料プール付近から煙が上がった。白い煙、灰色の煙、黒い煙という情報がある。

 

周辺の作業員は屋内退避し、電源回復のための復旧作業が中断した。保安院によると、原因は不明だが周辺の放射線量に変化はないという。2号機でも午後、白い煙が確認された1

 

これは東京電力広報係が説明した〈ショート〉が原因かどうか?フランスの新聞だけがその危険性を伝えていたが、今日のショッキングな煙については毎日新聞が比較的くわしく報道した2

 

保安院によると、2号機から北西に約500メートル離れた事務所本館北側の放射線量は黒煙が上がる直前に1時間あたり2013マイクロシーベルトで、午後4時半に2015マイクロシーベルトとほとんど変化はなかった。保安院は「3号機にはまだ電気がつながっていないため漏電などによる火災とは考えにくい」と説明している。

 

火災でない煙とは何だろうか?化学実験のイメージが浮かぶ。

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.3.21

 

 

1読売新聞 321()1659

2 20113212043

 

 

▼ 初めて公表された〈炉心溶融が一部発生〉

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.9.25

 

初めて公表された〈炉心溶融が一部発生〉

 

共同通信は、東京電力福島第1原子力発電所の19日現在の状況をまとめて明らかにした1。それによれば、最悪の事故である炉心溶融(メルト・ダウン)が起きている。

 

大館駅

 


*1号機---炉心溶融が一部発生。

この情報は19日初公表である。1号機の燃料はウラニウム。

*3号機---炉心溶融の可能性

この情報は19日初公表である。3号機の燃料はMOX(ウラニウムとプルトニウムの混合)

 

日本政府は、万一にそなえて広範囲の地域にわたる緊急対策を取るべきだと考える。パニックが起きてからでは、混乱そのものが災害である。

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.3.19

 

■炉心溶融が起こった後に想定されることは、冷却処理が取れなければ、核燃料の膨大な熱エネルギーによって原子炉容器や原子炉格納容器、原子炉建屋などの構造物も関連する爆発や火災で破壊し、最終的には外部に放射性物質を大量に放出する恐れがある。また、軽水炉においては、溶けた燃料棒が冷却水に落ちると冷却水が激しく蒸発し、水蒸気爆発が起きる可能性もあり、連鎖的にプラントの被害が大きくなる。最悪の場合には放射性物質を大量放出する危険を持つため、原子力発電において想定しうる最も過酷な事故とされる。---wikipedia

 

 

▼ 黙示録の原子力発電所: 運命の分かれ道に立つ日本人

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.9.20

 

花輪線の再開は生命との再会

 

花輪線の状況をJR東日本のサイトで見ると、

 

3181022分配信

花輪線は、地震の影響で、松尾八幡平〜大館駅間の上下線で運転を見合わせています。

好摩〜松尾八幡平駅間は運転を再開し、一部列車に運休がでています。

 

 

大館駅

地震がどんな影響をあたえたか、あいかわらず沿線住民と利用者が理解するような記述をしていない。ある鉄道員のウェッブ情報によれば、列車を運行できないのはただ燃料の軽油が不足していることが原因である。

 

大館市で発行される北鹿新聞によれば、JR秋田支社は18日以降の運転計画を公表した。花輪線の再開は、好摩・松尾八幡平駅間が18日、松尾八幡平・大館駅間が19日である。

 

花輪線の再開は、日常生活の再開に他ならない。岩手県側の住民にとっては、災害によるダメージが小さくても、生命との再会のように感じられるだろう。地震と津波の被害が大きい地域の人たちには心理的な効果も計りしれない。

 

今日のNHKオンラインは被災地に燃料を運ぶ貨物列車のニュースを伝えていた。

 

今回の地震と津波で、東北地方の太平洋側の線路が使えなくなったことから、国土交通省と鉄道会社は、貨物列車が首都圏や関西から日本海側を通って被災地に入るう回ルートを構築しました。そして、18日、横浜市の根岸駅近くの製油所で、第1便となる18両のタンク貨車にタンクローリー40台分に相当する、およそ800キロリットルのガソリンと軽油が積み込まれました。燃料を満載したタンク貨車は、根岸駅で機関車に連結され、午後8時前に岩手県に向けて出発しました。19日の夜遅く、岩手県の盛岡貨物ターミナル駅に到着する予定です。盛岡に運び込まれた燃料は、医療機関や避難所、それに復旧作業の拠点の施設に優先的に届けられるということです。

 

このルートは、新潟と秋田を回り、田沢湖線で盛岡に向かうらしい。田沢湖線は18日全面的に再開される予定だ。鉄道の復旧に関してものろのろしていると言いたい。

D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.3.17

 

 地震と大津波と原発事故で東日本が壊滅

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.9.18

 

黙示録の原子力発電所:

運命の分かれ道に立つ日本人

 

316日付のフィガロは、福島第1原子力発電所の事故について読者のソンダージュ(アンケート)をしていた。

* あなたは、日本の関係当局が真実を言っていると思いますか?1

はい---31.76%.

いいえ---.68.24%.

 

大館橋南交差点

10人に7人が信用しないというのは、メディアによる情報を正しく理解していると思う。しかし、日本政府は原子力発電のあらゆる専門的な知識を持っているわけでないから、批判は第一に東京電力に向けられるべきだろう。

 

東京電力が間違いのない対策を取ったかどうか?専門家の意見を聞いてみると、16日のアメリカ政府の発表ではこうだ2

「放射能レベルやすべての原子炉の損傷具合を慎重に分析した結果、アメリカ原子力規制委員会の専門家は、日本がとっている対応や措置に同意しています」(ホワイトハウス カーニー報道官)

 

現在の状況については、どうか?

"On parle d'apocalypse et je crois que le mot est particulièrement bien choisi"

"Pratiquement tout est hors de contrôle"

"Je n'exclus pas le pire dans les heures et les jours à venir"

 

Accident nucléaire au Japon : Bruxelles parle d'"apocalypse"

世界の核関連活動を監視するアメリカのシンクタンク科学国際安全保障研究所(ISIS)の見解では、事故の8段階の国際評価基準で上から2番目のレベル6に近く、〈旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同じ最も深刻なレベル7に達する可能性もある。〉3

 

それと似た予想がエネルギーに関するヨーロッパ委員会にもある。ギュンター・ウッティンガー(Günther Oettinger)委員は15日、ヌーヴェル・オプセルヴァトゥールの記者にこう語った4

 

〈黙示録が話題になっています。私は、その言葉が特別よく選ばれていると思います。〉

〈実際的にすべてはコントロールの外にあります。〉

〈私は、来るべき時刻と日々に最悪の事態が起きることを排除しません。〉

 

黙示録とは終末の幻影を記録した予言書、ヨハネ黙示録である。ニガヨモギという星が落ちて、川の水が苦くなり人が死ぬという出来事がその中で描かれている。ニガヨモギを意味するロシア語のチェルノブイリという地域で原子力発電所の大惨事が起きて、この偶然は有名になった5

D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.3.16

 

1  Japon : les kamikazes du nucléaire sacrifient leur vie

15/03/2011  Mise à jour : 22:49  Le Figaro

2  TBS 1610:39

3  東京新聞 2011316

4  Accident nucléaire au Japon : Bruxelles parle d'"apocalypse"

08:23  Nouvel Obs  >>>

5 wikipedia

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2011.9.4

 

表面だけの安全保障:

能代火力発電所2号機の遅すぎる再スタート

 

 

大館橋南 有栖川宮通り

米代川が日本海に注ぐ地点にある能代火力発電所の状況について、サーチで見ると、日本経済新聞だけが報道していた。

 

東北電力、能代火力2号機の運転再開 011/3/14 10:10

東北電力は14日、秋田県能代市の能代火力発電所で停止していた2号機の運転を再開したと発表した。

 

能代は12日に安全確認が済んで送電を再開したはずだ。東北電力大館営業所の話では、そういうことだった。しかし、その時点では2基の発電機のうち1基はNHKラジオの秋田支局が11日伝えたとおり、故障していた。ようやく〈2号機の運転を再開した〉のは14日である。

 

何らかのトラブルをNHKラジオだけが報道したとすれば、情報操作の疑惑がある。地震がつづく闇の中で生活する地域の住民と秋田県民の安全保障を考えていない。表面だけの安全保障である。

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

cat willow 2011.3.15

 

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