C51
C51は大正8年から昭和3年にかけて289輛製造された旅客用蒸気機関車です。当時としては世界最大級の1750mmの大動輪を持ち、全長も20mを越え、「蒸気機関車中の蒸気機関車」としての名が高い形式です。晩年には各部を大幅に改造され、原形を留めるものが少なくなり、中でもストレート煙突、ボックス動輪化、C57のキャブに交換されたものは人気がありませんでした。廃車が比較的早かったため、5、44、85、239の4輛しか保存されていません。
Nゲージとしてはマイクロエース、キングスホビー、ワールド工芸から発売されています。