・C515

 C515は現在、埼玉県さいたま市にある鉄道博物館に静態保存されています。製造当時は18904のナンバーでしたが、昭和3年の改番に伴い、C515となりました。姫路、梅小路、奈良機関区を経て、晩年は伊勢機関区で1年弱活躍しました。廃車後、東京の青梅鉄道公園に長らく保存されていましたが、鉄道博物館開園の際に、鉄道博物館へ移されました。
 モデルは上廻り、テンダーにキングスホビー製のコンバージョンキット、下廻りにカトー製を使用し、自作パーツなどを加えて、現役当時の姿を再現しています。(DCC/サウンドデコーダー搭載)

デフレクターは大鉄型で、上部が曲がっていないのが特徴

現在は化粧煙突に交換されていますが、現役当時はストレート煙突でした。

C51独特の従台車の形状も再現しています。
写真では判り辛いですが、キャブにタブレットキャッチャーを取り付けています。

給水温め器から伸びる配管を再現するのには、とても苦労させられました。

キャブ下の配管も忠実に再現しています。

現在、鉄道博物館では、非公式側を見ることはできなくなっています。

現役時代では12-17形のテンダーでしたが、青梅鉄道博物館に保存の際に他機のものに交換されました。

本機のテンダー後部の資料がないため、想像で作っています。

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