エピソード7 ワールズエンド・スーパーノヴァ
−Remix−

                                                  4.邪悪軍のモンスター登場

遂に姿を現した邪悪軍のモンスター。冒険者はどう立ち向かうのでしょうか?

※プレイヤーとキャラクターについての説明はこちらをご覧下さい。


■グール登場

DM:マップは以下のようになってます。

DM:さあ、みなさんお待ちかね!有無を言わせず戦闘です。各自イニシアチブ判定お願いします。

オブリビオン:ついに正体を現したな!フィル、ナイロ、思う存分暴れちゃってください!カンフーとリリィさんも出番だよ!
オブリビオン:d20+3=(18)+3=21
フィルバート:うげ!挟まれているではないですか。
フィルバート:d20+3=(6)+3=9
フィルバート:うーむ。立ちすくみ状態の間に死なないことを祈る。
ナイロ:グールが2体います!!みんな、気をつけて!!
ナイロ:d20=(4)=4
ナイロ:お約束…。

DM:NPCとモンスターのイニシアチブ判定した結果、行動順は以下のようになりました。




■対グール戦 第1ラウンド 〜チームワーク好調〜

オブリビオン:フィル、危ない!この位置からだと攻撃も援護も難しいな。5フィートステップでE6へ移動し、フリーアクションで片手をフリーにして、標準アクションで呪文の動作をし発動します。【マジック・ミサイル】!グールBに攻撃です。
オブリビオン:d4+1=(3)+1=4
DM:オブの手から放たれた光の矢は、ナイロやグールの間を縫うように飛んで目標のグールBに突き刺さった!「キシャー!」とグールの苦鳴。ダメージ4ね。

DM:グールBはフィルバートを攻撃します。移動せず全力攻撃!噛み!爪!…あれ?フィルバートは気づいた…このグールは片手しかない。
DM:まずは噛み。
DM:d20+3=(20)+3=23
DM:よし!噛み攻撃がクリティカル権発動ですね。
フィルバート:ぐぐっ。
オブリビオン:いきなりですか?!DM。
DM:d20+3=(5)+3=8
DM:クリティカルは失敗で通常の命中。ダメージ行きます。
DM:d6+1=(1)+1=2
オブリビオン:よかった。
DM:次は、爪の攻撃。
DM:d20=(17)=17
DM:こちらも命中。ダメージは。
DM:d3=(3)=3
DM:ダメージは合計で5。グールの攻撃を2発受けたので、フィルバートは麻痺抵抗(頑健セーヴ)を2回行ってください。
リリィ:耐えろー!

フィルバート:d20+5=(19)+5=24
フィルバート:d20+5=(11)+5=16
DM:すげえ!フィルバート。
リリィ:よくぞ耐え抜いたー!
フィルバート:なんとか耐えたようだ。素晴らしい。

リリィ:がははー!遂にワシらの出番かよ。移動相当アクションで二本のシミターを抜き放ちます!そして「カンフー、フィルを守れ!」と命令。

DM:次はフィルバートの行動です。
フィルバート:グールAに攻撃します.
DM:え?グールAを攻撃でいいですか?グールBはオブリビオンのマジックミサイルで弱ってますが…。
フィルバート:ちょっと考えがあります。
DM:う、うむ。
フィルバート:d20+7=(13)+7=20
DM:命中です。ダメージください。
フィルバート:d12+7=(3)+7=10
DM:フィルバートのグレートアックスがグールAをざっくり切り裂いたが、まだグールA動く。
フィルバート:ちっ。この汚らわしい奴、黙らなかったか。で、5フィートステップでC5へ移動。
オブリビオン:すごい破壊力だな。リリィさんとは大違いだ…。やっぱりバーバリアンは頼りになりますね。

裏コメント:前衛クラスキャラクターの破壊力は違いますね。

DM:カンフーの行動ですね。F6まで移動で終了。次はナイロの行動です。

ナイロ:…。
DM:ナイロさん、戦闘のルールで迷ってますか?基本的に、移動→攻撃あるいは攻撃→移動、になります。機会攻撃など少しややこしいルールはありますが、まずは自由に攻撃してみてください。危なそうならフォローしますんで。

裏コメント:ナイロのプレイヤーまりあさんは、D&D3Eの戦闘初体験になります。

ナイロ:とりあえず、目の前のグールAに攻撃します。
ナイロ:d20+1=(16)+1=17
ナイロ:当たったのかな?
フィルバート:こいつは期待できそうです!!
DM:ナイロ、見事に命中です。ダメージロールをどうぞ♪
ナイロ:d8+1=(3)+1=4
DM:ナイロが突き出したロング・ソードはグールAの喉を突き刺した!「ギィー!」という叫びを残してグールAはその場にくず折れて動かなくなった。グールAは破壊されました。お見事!フィルバート&ナイロ。
リリィ:ナイロよ、君には才能がある、ワシから剣の奥義を授けようか?
オブリビオン:すばらしい剣捌きですね。本当にみなさん頼りになります。
フィルバート:やるな!ナイロ!さすが、聖職者だぜ!今だから言いますが…、入り口付近のグール攻撃したのはナイロのとどめを期待してました。計画通り、一番美しく決まりました(笑)。ダイスの神様とナイロの神様に感謝。
DM:なるほど〜。
ナイロ:初戦闘何とか切り抜けました。皆さんのサポート感謝しております。コアロン・ラレシアンの加護と好みの武器ロングソードのおかげです。私の力ではありません。と、聖職者らしいことを言ってみます。

フィルバート:出しゃばって申し訳ないですが、DMのおっしゃるとおり攻撃の前か後に移動ができます。今回も攻撃でグールを葬った後にD7かC7に移動すると、オブの射撃の邪魔にならなくて良いと思います。
オブリビオン:この位置からだと誤ってナイロに当たる可能性もあります。
ナイロ:それでは、C7に移動でお願いします。


■対グール戦 第2ラウンド 〜もしかして強い?〜

DM:グールAは破壊されたので、第2ラウンド!オブの行動からです。

フィルバート:グールBはオブで決めて貰いましょうか!
オブリビオン:では次はボクが仕留めましょう!これでも喰らえ!ライト・クロスボウを構えて、グールBを攻撃。
オブリビオン:d20+5=(20)+5=25
オブリビオン:アンデッドはクリティカルなしなのが残念。
フィルバート:やりますねぇ。ここで出目20とは狙っているとしか思えません(笑)。
オブリビオン:ダメージ行きます。
オブリビオン:d6+1=(3)+1=4

裏コメント:ライト・クロスボウのダメージをd6で判定してました。正解はd8です。本エピソード中ずっと
間違えてます…。気にしない、気にしない。

オブリビオン:攻撃後、5フィートステップでE7へ移動し、カンフーに道を開けておきましょう。
DM:みんな調子いいな〜。オブの放ったボルトはグールBの眉間に刺さった!のけぞったグールBはゆっくり元の姿勢に戻り、ニヤリと笑ってゆっくり君たちに近づいてくる…。
フィルバート:オブ!さすがだぜ!…、なにぃ?まだ動くだと?

DM:さてどちらを攻撃しようかな…。(ダイスを振って)グールBはB6に移動してナイロを攻撃!(悪どいDMですね…)。「さっきは仲間をよくもやってくれたな。グヘヘ」。
フィルバート:うふふー、さすがDM。ツボを抑えてらっしゃいますね。
DM:いや、ダイスがね…。
フィルバート:ナイロ!耐えてくれぃ!
DM:このグールは片手なので、全力攻撃で噛みつき!爪!
DM:噛みつき。
DM:d20+3=(5)+3=8
DM:ナイロはグールの牙から身をかわした。
DM:爪。
DM:d20=(17)=17
DM:うお!爪の攻撃が命中ですね。
DM:d3=(3)=3
DM:ナイロの鎧のない部分を引き裂いた!ダメージは3。ナイロは麻痺抵抗で頑健セーヴをお願いします。
フィルバート:おい?大丈夫か?
ナイロ:鎧の隙間を狙われた…。頑健セーヴ。
ナイロ:d20+4=(6)+4=10
DM:あら…、麻痺です。

リリィ:ナイロ大丈夫か!C6に移動してシミターを一閃。
リリィ:d20+3=(12)+3=15
DM:命中です。ダメージは?
リリィ:d6+3=(5)+3=8
DM:シミターはグールBの首を飛ばして、グールBも動かなくなった…。
リリィ:見たか、オブよ。戦士の力を…。
オブリビオン:だから、おっさんはドルイドだよ…。

DM:戦闘は終了です!意外と早く決着つきましたね。まずは初戦突破おめでとうございます。このパーティー強い☆
フィルバート:最初に入り口の敵を排除したのが、結局は正解だったようですね。
DM:だね。フィルの作戦と、決めるべき時に決めたみんなのチームワークの勝利ですね♪


■ナイロ麻痺する

オブリビオン:フィルは戦い慣れてるね。あっという間に敵を倒しちゃったよ。ナイロは大丈夫ですか?
ナイロ:なんとか、倒せましたね…。大丈夫、傷は大した事無いですよ…。私の事よりフィルさん大丈夫ですか?
DM:ナイロは話しかけようとしたが、言葉が発せない!身体がだんだん痺れて動かなくなってしまった。というわけで麻痺してしまいました。
フィルバート:む?どうした?ナイロ?なんか様子がおかしいぞ?おい!しっかりしろ!
ナイロ:身体が…うご…か…なぃ…。

DM:<知識(宗教)>ある人は技能判定をどうぞ。
オブリビオン:だ、大丈夫ですか!<知識(宗教)>判定。
オブリビオン:d20+6=(14)+6=20
DM:君の持っている知識から、グールの噛みつきや爪に攻撃された場合、麻痺状態になる可能性があることがわかる。麻痺しても5〜6分で回復するだろう。

オブリビオン:さっきの奴らはグールですね。ナイロは奴らの攻撃を受けて麻痺したのでしょう。この麻痺は自然回復するから心配ないですよ。
ナイロ:自然回復する事を聞いて安堵するが、表情はつらそうにしています(麻痺してるので、表情もない?)。

フィルバート:ああ、そうなのか。まあ、オブがそういうならば安心したぜ。しかし、俺も喰らったんだけど、なんで大丈夫なんだろう?うーん、鈍いのは頭だけじゃなかったみたいだぜ。
ナイロ:フィルさんは身体が丈夫みたいですね。ハーフエルフの私から見るとうらやましい限りですよ。
オブリビオン:フィルはそれだけ超人的な体力があるって事だよ。そのおかげでみんなこうして無事なんじゃないか。ボクだったら麻痺する暇もなくあの世行きだけどね。

フィルバート:体が動かなくなるんじゃ俺だけじゃどうしようもないぜ。俺の一撃で黙らなかったときは正直参ったが、ナイロのおかげで助かったしな。それと…、俺は魔法ってやつはどうも眉唾物だったんだが、オブの技をみて考えを改めたぜ。おっとリリィ、おまえの攻撃も素早くてよかったぜ。親指をグッと立てます。
リリィ:気持ちのいい漢の笑みでフィルに親指を立てる。
DM:む、むさい…。

DM:というわけで。何事もなく時間が過ぎ(DMの手抜きではない…)、オブの言うとおり、ナイロの身体の自由は徐々に回復した。

ナイロ:手足を振って痺れが完全にひいたのを確認します。皆さん、お時間をとらせました。私はもう大丈夫です。次の行動に移りましょう。
フィルバート:おお、ナイロ無事か。良かったぜ。
オブリビオン:何事もなくて良かったですね。DMの手抜きではないらしいけど…。
DM:その通り。細かいことは気にしないように。



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