7/1/2016/FRI
日韓国交正常化50周年記念 特別展「ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像―」、国立博物館、東京都台東区
特別展「古代ギリシャ―時空を超えた旅―」、国立博物館、東京都台東区
古代ギリシア、伊東マンショ、二つの半跏思惟像。豪華三本立の午後。
中宮寺の方は頰に右手を指している方向から見る。韓国のものは手を下ろしている左手から見るといい。実際、博物館のウェブサイトでも二つの半跏思惟像はそのような写真が掲示されている。
併せて法隆寺宝物館でも、小さな半跏思惟像や菩薩立像を多数展示している。
古代ギリシア展では、さらに小さな塑像があった。さまざまな人の形の造型に瞠目する半日だった。
古代ギリシア展。展示は多く、解説も簡潔でわかりやすかった。
本館を回ってから行くと疲れてしまうので特別展を先に見る方がいい。
ミロのヴィーナスを模倣した彫像があった。腕のないところまで同じだった。
ローマ時代、既に「腕のない女神」として知られていたのか。
少し休んだので、閉館ギリギリまで古代ギリシア展を見ることにした。
二回り目で気づいたこと。女性は皆衣をまとっているのに男性の像はどれも全裸。古代オリンピックでは、男性は全裸で競技を行ったという。男性は全裸でも恥ずかしさを感じなかったのか。謎。
サッフォー、穴に落ちて、ピンチ。サッフォー、アナクレオン、ピンダロス。
名前がオンかオスで終われば、ギリシア人、ウスで終わればローマ人。