みんなの声
ここでは、みなさまからよくいただくご質問にお答えします。

Q:
小学生の子を通わせたいのですが、いつものように長続きしなさそうで心配なのですが。

A:
同じ年頃のお子さんは、たくさん通っています。少年部では年上の“お兄さん”格の先輩がよく面倒をみてくれるので、みんな楽しく稽古をしています。年に2回の審査会で『上のクラスの帯の色になる』のを楽しみにみんな頑張っています。

Q:
空手を習わせると乱暴な子になりませんか?

A:
「空手に先手なし」と言いますように、自分・自分の大切な人を守る為の技術としての技を研いているのが尚武館の空手です。また技術だけでなく、心身の鍛練・礼儀正しさ・先輩や後輩に対する姿勢・物事を継続する大切さなども伝えていきたいと思っております。『自信があるから優しくなれる』、それが尚武館の空手です。

Q:
女性や年配の方もいるのですか?

A:
もちろんいらっしゃいます。少年部が一番人数が多いのですが、お子様と一緒に通っているお母さんや家族全員で通っている方、50才を過ぎてから始めた方、運動が苦手だった方などもいらっしゃいます。ぜひ、一度見学に来ていただいて、実際にごらんください。

Q:
最初から道着を買わなければなりませんか?

A:
まず一度、見学、体験入会にいらしてみてください。その時は動きやすい服装であれば、なんでもOKです。道着を買うのは体験されてみて、「よし、続けてみよう」と思ってからで充分です。

Q:
小学生でも戦いあうのですか?

A:
小学生の自由組手は今のところ行っておりません。

Q:
試合はあるのですか?

A:試合はあります。試合への参加は自由ですので、希望する方は参加できます。

Q:
強くなる事・試合に勝つ事が目標ですか?

A:
いいえ、そうではありません。鍛錬や組手も確かにやりますが、それ以上に感覚を養う為の稽古を主眼にしています。ですから、力がないと稽古がつづかないのではと心配する必要はありません。

尚武館に通っているみんなの声を紹介します。

<石崎くんのお父さん>
学生時代の短い間ですが、私も空手をやっていましたので息子が空手をやると言い出したときは、両手をあげて賛成でした。というよりは、空手に限らず、なにかしらの武道を経験させたいと思っておりました。以下の理由によります。
空手の効用(未熟者の独断と偏見の世界です。ご容赦あれ。)
体全般を動かすため健康によい。
精神を集中する時間が持てる。
礼儀を学ぶ。
勇気を得て常に平常心を失わず。
正義の道理を実践できる精神を養う。
他人を慈しむ心を養う。
そして自分の弱さを知り、さらに精進する。
さて、我が息子ですが、よくまわりの方に言われるのですが、年下の子供たちの面倒をよく見るようです。また、電車に乗れば、自分の他に座席を必要とする人がいるはずだからと、いつも立っています。環境破壊についても関心を持ち、たとえ親でもゴミのポイ捨ては許してくれません。しかし家では、妹たちと元気に喧嘩三昧の生活を送っています。下の子供たちも(女ばかりですが)空手に興味を持つのを心待ちにしている親の独り言でした。(尚武館は月謝も安いのです)。


<柴田くんのお母さん>
今、小一の悠司が空手を始めたのは、幼稚園年長の5月からです。
息子に道着を着せるのが夢だった母親が、さりげなく誘導してやる気にさせ、入門させましたが、続けてくれるかは疑問でした。
ところが、ほどなくすすんで通うようになり、様子を聞くと、型の練習をしている六年生のお兄さんが格好良かったようで、「僕も!」とやる気を出したようです。
予想外に早いペースで型も覚えて、親バカですが、時々前でやってもらい喜んでいます。
本人が尚武館を好きな理由は、遊んだり、型をやったり、先生や友達と一緒に空手ができるのが嬉しいという事です。
親から見ても先生やコーチに、体を思い切りあずけて、楽しそうに動き回っている姿をみると、良かったなぁ、ありがたいと思います。
年二回ある審査会も本人にとって丁度良い目標となり、次の色の帯をめざして張り切っている姿は、頼もしく、親子共々楽しみにしています。
時折、疲れて練習に行きたがらない日もありますが、途中まではぐずぐずしていても、道場の扉は、自分で押して独りで入っていくので精神的に強くなったなぁと感心しています。
学校でも、強い友達がいても負けずに、自分のペースを守ることができるらしく、空手を習っているおかげだと思います。
道場の先生の教えや、友達との練習を通して、少しずつ成長をしている姿を見るのが、何よりも嬉しいです。
これからも御指導宜しくお願い致します。
本人の目標は、「絶対、黒帯!」だそうです。


<加藤くんのお母さん>
学区外の学校に通う息子に、近所でも誰か友達ができればと願いこちらの尚武館を訪ねたねたのが3年前、彼が小学1年の時でした。
空手は体だけでなく、精神を鍛え、礼儀作法などいろいろな面で彼の成長にとってプラスになると思い、加えて先生もとても感じの良い方だったので入門させることを決めました。
ただ親の期待とは裏腹に最初の頃は自分から自発的に始めたものではなかったせいか休みがちでした。
そのせいで昇級は遅かったのですが、何度めかの審査会で初めて昇進し帯の色が変わった時のあの喜びよう、今でも目に焼きついています。
生まれて初めて自分の力で勝ち取った勝利、充実感。
味を占めたせいかだんだん真面目に通うようになり、今では(さぼりながらも)休まない週はありません。

優しい三井先生は空手を教えて下さるだけではなく、いつも温かい目で子供達の成長を見守ってくださり、今では息子の頼もしいお兄さん(おじさん?)のように貴重な存在になっています。
これからもどうぞよろしくご指導ください。

<YH君のお母さん>
尚武館道場に入門させて頂いてはや十年が経ちました。
当時中一のひ弱な息子が、今では風邪もめったにひかぬ程丈夫になりましたのも、御指導の賜物と感謝の気持ちで一杯です。
中学、高校時代の不安定な時期には、悩み苦しみ迷いが常にあった事思いますが、どんな時も稽古を続けることで発散できたり、乗り越えていた様子は端からみていて安心できましたので、息子のみならず親にとりましても道場の存在は大きな支えでありました。
又、心身の鍛練や礼儀、もの事を継続する大切さ、先輩から受けた御恩は後輩に返す、等々道場から教わった事も数知れぬ程あります。
昨年念願の黒帯を取得、入門当時の憧れの先輩諸氏に一歩でも近付けた事を大変嬉しく思っておりますが、道場の発展に微力ながら尽くす存在にと願っております。

<YM君のお母さん>
現在高校3年の息子が、1年間お世話になりました。
希望する高校に入ったものの、クラブ活動等打ち込めるものが見つからず無為に時間を過ごす毎日でした。そんな時、友人の息子さんが通っていたという尚武館を紹介され、息子に勧めてみました。もともと、格闘技が好きでした息子は、体力に少し不安を持ちながらも、『しばらくは、やってみるよ』と言いました。
その後、週2〜3回道場に通い、稽古のない日も自主トレと意欲的に取り組むようになりました。また、学校の勉強も少しずつですが、自主的にやるようになりました。日々の生活も少しずつ変わってきましたし、何事にも意欲的に取り組むようになりました。自分に自身がついたのでしょう。今までは、見られなかった変化を息子から感じ取ることができたことは、親としてこんなうれしいことはありませんでした。他の道場に通っていたらという仮定は、愚問かもしれませんがここまでの変化はなかったように思います。
4月の演武会では、力と力のぶつかり合いという試合を見せていただき、皆様の日ごろの精進をうかがい知ることができました。力強く、打ち込む姿の美しさに感動したのは私だけではなかったでしょう。
教育という言葉は、エデュケーション、インストラクションといいます。エデュケーションという言葉の語源は、よいものを引き出すという意味だそうです。まさに、エデュケーションそのものを実践してくださっている、三井先生に出会えたことは息子の一生の財産であると思っています。
今、息子は大学受験に向けて頑張っております。4月からは再会できると思いますのでその節はよろしくお願いいたします。

<水落さん>
長い間、その間、休みはあったものの、空手を続けてきた。足を止め振り返る意味でも、未来を考える為にも、空手に関する事を書けるのは、有り難いです。
さて、私が思い描く空手とは、「空手は芸術である。」という事。体で表現する芸術。強さだけで無く、美しさ、深さ、突き詰めると芸術と道の深さは同じです。やってもやっても目標は遠のいて行く。またそれを追いかけ深遠なる深みに迄、入っていかなければならない。もちろん美しさだけでなく、ほかのスポーツなどとも違い、兵法であると言うことを忘れてはならない。単に美しい、又、ルール上の戦い、競技とも異なり、生死をかけた戦いと言うことを頭のどこかに置いたうえで修行していかなければならないと、考えています。目先のスポーツ化した武道ではなく、真なる心を追いかけねばと思う。美術感覚、創造性も不可欠であると言える。強い人を見ると動きが力強く、又、美しいではありませんか。私の技量が上がらないのは、他力依存からくるものと思っています。もっと自分の頭の中で創意工夫がなければならない。それに継続は力だが、思想の無い継続は何の意味もない。
フランス時代は松トウ会をメインに松トウ館や小林流、又、棒術などもやり、棒を夜な夜なパリのサンマルタン運河の川辺りで振っていた時もあった。パリ生活の後半は、ほとんど空手が趣味のすべてを占めた。海外生活は日本には無い、日本とはちがった意味でのストレスが溜まるので、空手をやって汗を流す事は精神の健康面にも良いことであったと思うし、海外の治安面を考えても、やっていて、よかったと思う。
帰国後、2カ月で昔の道場に再入門。それからあっと言う間に10年が過ぎた。その間、キックのサークルに参加したりもした。そして昨年の6月から三井先生の道場でお世話になっています。
三井先生の練習方法は、空手以外の動きもあり、中々むずかしいのだが、良い練習だと思う。剣道、太極拳、剣術、古武術、空手の組み手etc。併合し、新しい空手、いや空手にとどまらず、武道を追求する姿は、すばらしいと思っています。
新しい事をするには、困難が伴うのは当たり前のことですが、勇気と創意と継続を持って、道なきところに道を作り、前進していただきたいと考えています。御弟子さんも純粋ですばらしい人材がいらっしゃいますし、今後も良い方向に発展していくと思います。)

<健輔君のおじいさん>
私も遠い昔の学生時代、剣道や柔道のどちらかをやり強く上達をと考えたことが有りましたが、結局体格が良く無かった為自分の限界を知り、両方共三級迄にて断念した思いが有りましたので、それを孫に託したと言っては言い過ぎ見度いですが良い機会が有り孫に空手を習わせる事となりました事を喜んでいます。
孫が空手に行く日は、其の度にやかましく遅れない様にと言って居る次第ですが当人はのほほんとしている見度いです。
空手を習う事に依り精神を養い肉体を丈夫にして健康で規則正しい生活の糧になればと期待して居りますが未だ未だ日が浅いので無理だろうとは思いつつも期待して終いますが正しい人間に成れる事を望んで居るのが正直な思いです。今後とも良ろしく御指導の程お願い致します。

<原口さん>
身一つで自分を護る空手は、人間の体を出来るだけ活用し、無理なく動く必要があるため、全身運動になると思い始めました。
日常生活では全身を同時に動かす事が無いため、今だ思い通りに動きません。
ただ、変に力が入っている分だけ、確実に全身運動にはなっていますが・・・。
50才過ぎで始めた空手です。強くなることより、健康を第一に考え、人の倍の時間をかけて、力を抜くことを覚えようとしています。

<吹野さん>
子供の頃から、運動が苦手だった私が、空手を続けて20年!?(32才から、遅く始めました)
52才にもなって、なお試合を目指しているのですから、人生ってわからないものですねぇ!
道場に入門して自分が変わった事は、山ほどあります。
特に左側(手・足)が良く動くようになり、日常生活で助かった事、多数あります(雨の日に、大きくバランスを崩しても、倒れなかったりとか。落としてころがるコイン等を、別の作業をしながら、即座に足で押さえたりとか)。
「日常化」になっているため、「変わった」という意識もあまり無いですね。
それよりも、心の問題の方が大きい。「自信」が、ついてきますね。いい意味で、「心が優位」に、立てられます。仕事が営業の為、腹の立つ事もあるのですが、楽に頭が下げられるように、なりました。
くり返しますが、心と体の変化は、空手のおかげです。
ここで、社会人の男性・女性に空手の効用を一つ。
それは、今流行の「リセット」できる、という事です。
日々、いろんな事がありますが、ネガティブな感情を引きずったままでいいですから(!)、仕事を終えて道場へ行く。練習をして汗をかいた後は、昼間のことなどどうでも良くなりますよ。
稽古を行ってから寝るまでの、社会人にとってのゴールデンタイムに、完全にリセットされていますよ。
この「リセット」から、就寝そして明日が始まります。
私もこれで、どれだけたすけられたらたか。
また、年齢を忘れてしまう、というのも空手の効用の一つです。
一日の終わり、仕事と違う意味で心身集中・緊張できる貴重な時間です。
今週 、道場の若手と試合に出場します。
試合がすべてではありませんが、若い人達と一緒になって、試合で戦う・・・こういう機会も、人生ではそう無いと思いますよ。
ぜひ、私と同じ「オヤジ」の入門をお待ちしています。
共に汗を流し、おいしいビールを飲みましょう。



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