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多良岳:一等三角點、五家原岳:三等三角点 

2017.01.07経ヶ岳・五家原岳 

4時起床。予定より1時間も寝過ごす。

あわてて朝飯:餅+明星チャルメラを作り、小ザックに合羽・茶・餌を放り込み、それ以外は全てパッキング。

5:30ようやく経ヶ岳に向けて出発。辺りはまだ真っ暗。昨日の偵察が効を奏し、迷うことなく進める。西岳を巻き、昨日偵察した鞍部は6:02通過し、やや登りになる。ついた笹岳南峰と笹岳の鞍部で小休止6:15。

まだ辺りは暗く、大きな岩の下を巻いて通過し、樹林帯の中を進む。道は下りになりやがて中山越えに着く6:42−50。
コースタイム1Hrのところ1.10要。5分ほど休み、経ヶ岳に向かう。
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可

左:6:16笹岳南峰と笹岳の鞍部  中:同左    右:6:44中山越え  

2−3分ほど進むと舞岳に向かう分岐があるが、そこがどこかさっぱり判らないので平谷越えへの道を進む。直ぐに経ヶ岳に直登する標識と薄いルートが有ったのでこちらを選択。
ヘッドランプは無くても良さそうな感じになってきた。結構急登。途中でコブらしきに登るルートが有ったので登ってみるが、見晴らしは多良&五家原がチラと、わずか。
登山道に戻り、少し進むと、あたりが急に赤くなる。7:27。振り返ると前岳(本多良)の左手に日出。樹木がじゃまして撮影難。
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:7:25日出     中:7:25朝焼けの道   右:7:26日出  

ルート上の岩の上に登り、樹木のないところを選んで岩の縁に進み、その先の木の少ない所へと進み・・・撮る。
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:7:37日出 岩の上から    中:7:40日出 岩の上から     右:8:01日出 経ヶ岳から  

4−5分楽しみ、ロープのある急登の登りを開始。約15分後稜線に着く。 本来なら左に進む所を、右に進む。すると、前方に山が見え始める。あれが山頂かなと思ったが、以外と下りが急。地図で確認すると、なんと山頂は後方。で引き返す。5分ほどロスしてようやく山頂着。7:57−8:15。
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
山頂の様子 左:7:57東から西方向  中:8:16南から北方向。   右:8:01五家原岳方向 遠くに雲仙岳

北側の一部は樹木で見えないが、それ以外は眺め良し。大村湾と、長崎空港、佐世保方向もよく見える。
帰宅後、画像処理で強調すると、30km先の、米軍:針尾住宅の十字架状の建物、その横に観光施設の108mのドムトールン&観覧車の一部が判明。特急の終着駅までは見分けられず。
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:8:00大村湾と長崎空港   中:8:00佐世保方向  右:同左拡大:針尾島の米軍住宅と観光施設とホテル群 

お日様が多良岳(前岳)方向に、その右手には諫早湾のギロチン堤防もかすかに。長崎は山向こうなので見えず。
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
黄色の矢印先には座禅岩。
笹岳のピーク方向には、霧島連山が見えるとおもうが、この日は見えず(雲仙に遮られている?)。
ギロチン堤防は笹岳のてっぺんに見えていた。写真には暗くて写ってなさそう。

ひとしきり眺め、餌を入れて出発。稜線沿いに平谷越えに下る。結構急降下でロープ・鎖あり。8:28頃、途中の岩棚に登ると、近くの岩場からがさごそと音がしたりして。鹿かな?
ここからも、九州島の高い山が下層のモヤの上に飛び出してよく見える。英彦山、久住、阿蘇、国見岳、市房山・・・・が見えるらしいが、判明したのは久住・阿蘇ぐらい。ただ、九州山地の背骨に当たる山並みが見えたのは良しとしないと。

その北半分は、
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
板尾岳の左肩延長上に英彦山があるはずだが同定?。対岸の大牟田市を結ぶ延長上(のやや左手)に見えた久住連山、

南半分は、
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:太良町の肥前大浦駅の海側にある135mの山の延長上に阿蘇連山を同定。
黒木岳の左肩延長上には国見岳1739m(一等三角点百名山&3百名山)が、
前岳左肩の延長上には市房山1721m(一等三角点百名山&2百名山)が見えると思うが同定できず。
 

ついた平谷乗越は樹林の中8:38。

                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:8:27途中の岩棚から見たタワラギ山方向  中:8:34鎖場   右:8:38平谷乗越  

ここからは経ヶ岳の東面の山腹を巻いて中山越えに下る9:00。往路時には何も見えなかった道だが、明るい下では結構歩きにくい所が有る道。 笹岳を巻く登り途上には岩崖が連続していたりする。笹岳・笹岳南峰の鞍部9:40通過。
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
   
上段左:9:01経ヶ岳−平谷越え分岐  左中:9:07中山越え 右中:9:10樹林帯  右:9:39笹岳岩崖    
   下段左:9:05舞岳 −平谷越え分岐  左中:9:07中山越え 右中:9:14石ゴロ道 右:9:40笹岳−南峰鞍部  

西岳東面の巻き道は明るくなっても滑りそうで慎重に。 10:12、山小屋に帰着。すでに小屋人が入っていてストーブに火を入れていた。
                                                ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:9:43根っこの下り坂  左中上下:9:46トラバース道 右中:岩ゴロの道  右:こけ岩の道・・・滑る。  



コースタイム(ネット情報)
      金泉寺−1.00−中川越え−0.50−経ヶ岳−0.20−平谷越え−0.30−中川越え−0.55−金泉寺・山小屋=3:35
実績(休憩0:34含む)
         金泉寺−1.10−中川越え−1:28−経ヶ岳−0.41−平谷越え−0.28−中川越え−1:05−金泉寺・山小屋=4:52

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            五家原岳 登山
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小屋人の動きを横で眺めつつ、五家原岳に向かう。10:18発。ただ全体に雲が覆い始めてきた。
黒木へ下山する峠を10:27通過。ここから杉の植林帯の中を進む。道は緩やかな登りで幅が広く、昔の街道の雰囲気。
いくつかピークを巻き、ピーク越えは1つで、中山の北の鞍部に着く11:50頃。街道らしき道はここから左に分かれ緩やかに下っていく。
この先、急登で滑りやすい道が始まり、たまにはロープに頼って約100m差を登る。道が緩やかになり、最期の登りでチェックポイントの中岳に着く11:14−20。見晴らしは良くない。
ここまで記録する余裕が無く、ただただ進むのみ。

                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:10:26西野の遠出  中:10:27杉の植林帯と街道?   右:11:15見通し悪し中岳山頂  

5分ほど休憩し出発。ここから、樹林帯を一端下り、登り返す前方の樹間に送信塔が見えたり、振り向くと先ほどの中山が見えたりする。ロープ付きの急登がでてきて過ぎれば山頂は目の前。
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:11:39五家原方向  中:11:45中山&経ヶ岳方向   右:11:52最期の登り  

五家原岳につく。11:57 山頂はヘリポートになりそうなぐらいな広さ。もっとも三角点を囲むようにベンチが真ん中にあるので、そう易々とは降りられないだろうが。送信塔が林立し、興ざめするが、眺めはよい。
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:11:59山頂広場  中&右:11:59中央のベンチで囲まれた中に三角点。埋もれてて、等数認識できず

北側には「経ヶ岳がマッターホルンだよ!」の姿を見せ、左端の多良岳までの稜線を見わたせる。
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
12:01-02経ヶ岳〜多良岳の稜線、タワラギ山の右手後方のうっすらは天山(一等三角点百名山) 

南には長崎空港がくっきりと。
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
12:03 長崎空港 

電信柱がじゃまするも、大村の町並みも指呼の間か。
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
1:05-06大村の町並み俯瞰  

ひとしきり撮っていると同年代の女性が一人上がってくる。長崎の方なのだが、9月以降に観光客がいなくなった富士山で訓練しているとの話。聞けば海外の山対策。
今日もかなりの長距離を歩いてきたようで、今から多良の小屋まで目標1時間(コースタイム1.20)。

12:15一緒に降りたが、途中の中岳への鞍部まで着いて行くのがやっと。中岳12:40−42なので、30分のコースタイムを25分で歩けたのだが。
街道らしきの分岐:12:57,黒木への乗越分岐13:18。この辺りは携帯が通じるので、タクシーを15:00中川キャンプ場に予約。
小屋への途中で件の女性とすれ違う。天候が怪しいので急きょ下山だとか。長崎に泊まる予定を話すと送ってくれるとのことだったが、予約したばかりだしと丁重にお断り。(タクシー代&JR代で6K円は安くなったのかも)。

13:23小屋着。管理人に軒先を借りたお礼と言い、「15時ならコーヒーを飲む時間が有るよ」とのお誘いを断り、
13:27出発、これが正解。
約15kgほどの荷物を背負うとペースが急にダウン。多良川水源地13:51通過、あとはひたすら下る。
                                                 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可
左:13:53多良川水源の地付近の登山道 石の階段が有ったりする。   右:苔むした水源地  

記録を取る元気もなく下り、ようやく尾根沿いの道(見上げ坂、幸福坂)を下っていると、14:30頃からぽつぽつと雨。
14:45頃、やっとキャンプ場につく。雨宿りに便利な東屋風の場所があったが、下を見ると、タクシーが停車中。「雨が降り始めたのであわてて早めにやってきた」とのこと。おかげでほとんど濡れずに帰路に着く。
いつものタクシー事情を話しつつ、多良駅に15時前に着。いまなら15:04の特急有りと教えてくれる。
駅員に聞くと、各停だと2−3時間かかる、特急だと40分、で特急を選択。

結果的ではあるが、15:27発の各停でも長崎着17:05なので、所要時間1H38M。
乗った特急は料金820円増しで所要時間46Mであった。

安い宿ガイドブックで、長崎市の一番上に乗っていた宿:6畳一間、5.7k円、風呂・トイレは共用。強くなった雨の中を10分ほどで宿着。
アルコール類の持ち込みはOKと広言の宿。翌日ポットを置き忘れたが、電話で連絡があり、託送を依頼。

夕食は駅デパート内の中華料理店の創作チャンポン+生ビール2杯。帰りのコンビニで、缶ビール2本と焼き鳥(赤外?ランプの下にあったのだが、冷たい)をつまみに。

飲みながら、食いながら、明日・明後日の予定を計画。博多駅で土産と残り少なくなった携帯のプリペイドカードを買って・・・・。
明日は、18切符4日目:朝一発で、長崎線、大村線、佐世保線、長崎線、鹿子島線、山陽線で広島まで。
明後日は、広島朝一の呉線、山陽線、伯備線、吉備線(桃太郎線)、山陽線、東海道線(JR神戸線、同京都線、同琵琶湖線)経由帰宅を計画。 23時頃就寝。

コースタイム(ネット情報)
       金泉寺−1.00−中岳−0:30−五家原岳−0.30−中岳−0.40−山小屋−1.00−中川キャンプ場=3:40
実績(休憩0:29含む)
       金泉寺−1.03−中岳−0:42−五家原岳−0.45−中岳−0.41−山小屋−1.22−中川キャンプ場=4:33




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