14年09月14日 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:百瀬川下流方向とマツヨイグサ 中:上流方向と三角屋根とボタンズルの実 右:今日の朝食 朝食を食べて出発。北に向かう。今日はこの3日間で一番良い天気。 すぐにトンネルを抜けて西隣の谷:庄川の支流:利賀川沿いに出る。といっても川沿いではなく、山の中腹を走る道。 下流に進むにつれ、谷が深くなってくる。トンネルを抜けた頃は200mほど下の谷底は300m以上にも。 そういえばここも、2日前からつきあっている国道471号。どこまでつきあうのやら。 その途中に、ダム工事現場の見晴らし場がある。見下ろすとダム工事中。8:25 看板の上には、長い橋があり、その奥には端正な三角の山(良くは判らないが水無山の隣の無名峰?)。 左手側には、一山向こうにガスに隠れかけた金剛堂山がちら見えしたりして。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:8:25ダム工事現場の看板 中〜右:利賀川の上流方向と端正な三角山 しばらく進んで、左手にダム湖が見えてくる。ダムの手前で庄川と合流するのだが車窓からはよく判らず。 ダム堰堤下流で一端国道156号に合流するが、また471号を進む。もっともすぐに別れ、田んぼの中の道を福光駅にまっしぐら。 この国道471号:石川県羽咋市を起点。南東方向に進んで富山県に入り、JR北陸線を石動駅付近で横断。JR城端線を福野駅(南栃市の代表駅:福光駅の2つ高岡側)近くで横断。一度156号と共有し、さっきのダム堰堤下流で別れて独立し、山腹を南下し、トンネルで隣の百瀬川筋に抜け、北上して峠越え。472号線と共用区間(大長谷川沿い)を南進し、初日の宿前を通り抜けて楢峠で県境越えして岐阜県へ。360号のヘアピンカーブの先端に合流しJR高山線角川駅付近まで共用。ここから飛騨古川まで独立するが、こんどは41号線と共有して東に進み、神岡町で別れて独立。旧神岡鉱山(イタイイタイ病の材料提供の地&旧カミオカンデ&現スーパーカミオカンデ&今後ハイパーカミオカンデの地)の傍を東南方へ。奥飛騨温泉郷:栃尾温泉・新平湯温泉経由で、平湯温泉で158号にぶつかるまで。 その福光駅でOさんは指定予約できたが、KTさんは自由席特急券をクレジットカードで買っていたため、この駅では処理できない。5つ先の栃波駅で、と断られる。とりあえず諦めそのまま鳥越峠に向かう。9:20頃 ナビは正確に案内し、途中からは1本道。着いた峠、車3−4台可。百万国道路への道を高みに登ると見晴らし台兼トイレ兼休憩所と4−5台は楽勝の駐車場。10:03 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:10:03見晴台前の看板と金沢の町並み 中:看板拡大 右:見晴台を見晴らす 西側には金沢市街が一望。地図を見ればここは石川県との県境。金沢駅まで約17−8km。 8月に行った城址公園の石垣上の櫓が白くみえている。その手前が兼六園か。 Oさんはのっぽのタワーを見て、あそこが駅方向なんだとか。 KTさんの足の痛みは更に悪化したらしい。低い山に登る元気もないようで、最高点の奥医王山に直接向かうことに。 私とOさんは奥医王山の反対側の医王山に向かう。35分で行ける白兀(しろはげ)山が一応目やすらしいが、10分で行ける高見まで。 登っている最中に咲いていた花を撮ろうとしてピントが合わずもたもたしているうち、Oさんは先行。後を追うが、目的の山腹を半分ほど巻いたところで後からOさんの声がする。 なんでも途中に山頂に向かう踏み分け道があり、登っていたのだとか。すれ違った方から聞いて追っかけてきたとのこと。 その分岐点まで返し、ひとりピークを往復。そこには蛇尾山920mの小さな看板と三角点モドキの石標のある見晴らしゼロのピーク。 2万5千分の1地図とは山名はちがうが高さは合って良そう。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:10:11車葉白熊(クルマバハグマ) その名の通りクルマ状の葉っぱを持つハグマ。 中:10:29山頂の眺め 近くにきのこ(つるたけ(食用)) 右:蛇尾の看板 往復3分で巻き道にかえり、帰路に。途中の分岐を折れ、水の好きな蛇がいそうな湿気った道を下る。蜘蛛の巣がOさんの顔を攻撃するので笹を手折り、先行交代する。 結構下るが、なかなか車道に着かない。5分後やっと着。 入口の看板によると白兀へのショートカットの道らしい。車道を通って峠にかえる。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:10:37湿っぽい道を下る 中:白兀へのショートカットの看板 右:車道を通って峠に 峠から反対側の奥医王山に向かう。10:50見返り杉まで288段の案内のある階段状の急登道。ゆっくり目で登る。途中でKTさんと交差。結構早い。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:10:50スタート 中:10:53結構急な階段 右:10:56見返り杉着 いちど下って、池の脇を進み、上り下り2回で山頂着11:10 見晴台があるが、樹木の生長には勝てず両白山地のスカイラインは分断。眼下を眺め、あの山は白山、笈、とか、 金沢駅より南下する白い白線についてOさんと新幹線?高速?とああでもないこうでもないと・・・。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:11:10山頂 三角点と見晴台。この山にちなんだ石碑もあったりして。 この山の山頂:939.16m、福光の郵便番号939-16、設置日:93年9月16日・・・・・座布団1回進呈。 中:山頂から見る金沢市 右:金沢駅から左手(福井方向)に見える1本の白線・・・拡大すると新幹線高架橋 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:白兀と医王山(蛇尾山) 中:能登半島の付け根:宝達山 モーゼが眠っている? 右:さて!どこかな? あまった餌を食べつつ、939.16の記念碑を見つつ。11:34発。途中の池まではさっさと帰るが、ここでトラップ。 池の中に動くものあり。だが沼地で足が潜る。池を覆う木に登りそこから撮るとどうもオタマジャクシ。 道に帰り着く前にまた糸トンボ。これに2分ほど消化。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:オタマジャクシ多数。イモリかサンショウウオか? 中:ハグマの上のアオイトトンボ 右:ハグマの上のヒョウモン蝶(ウラギンかオオウラギンかミドリかツマグロか・・・?) 見返り杉では金沢の眺めが山頂よりも良くしばし撮影。ここで城址公園の櫓を確認。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真:見返り杉から金沢市&市街のパノラマ ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:左:兼六園の俯瞰 & 中央:金沢城趾 右:城趾の拡大 手前の櫓が石川門かな? 結局KTさんを峠で1時間ほど待たして12:13帰着。 見晴らし台上には方向指示版があり、山座同定ができた。奥医王で影になった所は見えないが山頂より眺め良しかも。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真:東側の眺め。 手前:スキー場 栃波平野 一番手前の稜線の平たい山が高清水山(白木峰はこの左手)、 最奥の稜線の最高点が金剛堂山。右手側に三ヶ辻〜人形山の稜線があるはずだが・・・。 12:25 ナビ設定すると、クレジットカードが使える栃波駅近くを通過するのでここで購入することに。 ナビに沿ってひたすら進む。栃波駅近くになるとナビ案内を無視し続け栃波駅に。 KTさん痛む足で靴も履かず(履くと痛むのだそうで)そろそろと歩き、無事購入。14:52発の特急に乗れば直江津−長野−松本経由で各駅停車の旅ができないことはないが、その元気なし。ここで私も皆と同じ15:40台の指定確保。KTさんの近くにしてもらう。 ただ、新幹線を大宮までと言ったのだが、武蔵野線経由と指示しなかったため、新幹線は東京までの料金&東神奈川経由の運賃。少々高いと思ったが二人を待たせているので確認せず終い。気づいたのは帰宅後旅費計算時。 ともあれ、予定の14:00着を遅れること32分。ようやくレンタカー返却。 駅前の白えび屋でから揚げ丼(白えび刺身付き)+生ビール(ホタルイカの塩辛?付き)で乾杯。土産にます鮨2つとえびせんほか+普通のビール2缶+つまみを買って車中へ。湯沢までの時間つぶしに消化。 特急の車窓から見る交直変換デッドライン(とりあえずそれらしいのが写っている)、 頸城トンネル内の筒石駅の撮影に成功。5分以上の真っ暗け時々蛍光灯が走る画像に、3秒間だけ駅の蛍光灯の連続する風景 (北陸トンネルと思っていたが本当は頸城トンネル:Oさん、誤情報を与えたことを陳謝。)、 象潟駅の信越線−ほくほく線乗り変えの風景と米山を動画に収めつつ。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:かき揚げ丼と刺身とホタルイカ 中:来年3月には乗れなくなるはくたか 右:糸魚川駅での大糸線ラッピング列車 17:52着いた越後湯沢:各々銘々に乗換え。 接続する18:04発に乗る二人と別れ、一度改札をでて、夕食と麦酒とつまみを探す。新潟県限定ビール2本、新潟県限定ポークジャーキー、イカの丸干しを手に入れたが、飯類が無い。土産物店を一回りするが・・・。けっきょくキヨスクでもおむすびさえなし。時間が無くなったので、あわててホームへ。 始発の18:12発。並んでいる人が10人以下だったので迷わす2Fに駆け上がる。運良く西側が見える3列シート窓側に陣取り、夕闇とジャーキーを肴にビールで楽しみつつ。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:16:32親不知ちかくの日本海 中:17:37 六日町辺りの夕景 右:18:07車中にて 高崎で乗り込んできた3人づれに席を譲り、彼らの飲んでいる浅間高原ビールをチラ見しつつ、美味しそうな肉製品のニンニクの薫りに嫉妬しつつ、東京まで行ける特急券で大宮下車。武蔵野線に乗る当たりでは立つ気力もなく、とりあえず21:30頃駅帰着。今回の旅を終えた。 予定 夕霧峠−0:10−医王山−0:10−夕霧峠−0:25−奥医王山−0:20−夕霧峠 計1:05 実績 夕霧峠−0:26−医王山−0:21−夕霧峠−0:20−奥医王山−1:03−夕霧峠 計2:10(休憩0:40含む)
|