2008/7/20 朝 3時起き、3:15発 所々樹間に富士山が顔を出す。 針葉樹から広葉樹に樹相が変わり、5:39コル着。ここには雪渓が残り、新道(写真左)旧道(写真右)、の分かれ道。 6:15 大門沢下降点に着く。ここからの広河内岳の眺め。人っ子一人いない。 と思ったが、途中2人づれにあう。なんでも笹山のこちら側にテンパッたのだとか。荷物をデポし、ナップサックで出発。 6:57着いた山頂はポールが有るのみ。三角点も標識もないがとりあえず高い方から35番目の山。 写真右: 振り返れば農鳥岳が見えるが、間の岳はガスの中。 前方にはこれから向かう大籠岳(どれが大籠??)、白河内岳。遙か向こうは大無限。光岳も? その右手、遠く荒川岳はガスの中、そのガスの手前=蝙蝠岳の山容が大きい。塩見岳の雄大さが目を引く。 大籠岳に向け下山開始。 7:03いきなり雷鳥にあう。前方のへこみは砂浴びの跡。雷鳥が羽を振るわせると、砂煙が舞う。 岩場にはいると見分けが着かなくなる(写真右中央付近) ここから、黄色いペンキを目印に下る。途中から赤いペンキを目印に。これが大間違い。左の稜線からはずれ、赤いペンキ沿いに谷に下る。稜線が頭の上に見える。どうもおかしい。途中から道無き道を左横に進む。7:20 稜線に近づき、ようやく黄色いペンキを見つける。 ここから薄い踏み跡を進む。7:50途中単独行者にあう。笹山−白剥山の鞍部に泊り白河内岳から1時間できたそうな。 そこから30分、今度も単独行。なんでも稜線の途中にテンパって笹山をピストンしたのだとか。そういえば途中にテントがあったな。大籠岳まで行くのだと言うと、「もう通りすぎている、白河内岳まであと30分ぐらいだ」とのこと。 わかりづらいケルンを頼りに進む。これすべて、道案内用。道自身にも高山植物が茂る。踏みしめ踏みしめほんとに道? 8:43 白河内岳のただ広い山頂に到着。 南から西側を見る。 西側から北側を見る。ようやく間の岳もガスが晴れてきた。 白河内岳の南端から笹山を望む。笹山への下り口に人形みたいなケルン。右写真:そのケルン付近からの次のケルン。どうも道が定まっていないようで、いくつものケルンがあちこちに見える。晴れていないと道を間違えそう。 パンパンに膨らんだ甘納豆の袋。黄色いスミレと黒豆の木の花? 9:10すぎ、腹こしらえの最中、2人+1人とすれ違う。なんでも、奈良田越えにテンパッタのだとか。 8:43に着いて9:30発 ちょっとのんびりしすぎ。帰路に向かう。 大籠岳を見過ごしていたいため、ピークというピークを全て通るが、なかなか見つからない。奈良田越え泊の人物が休息していたピークに15分遅れの10:10に着。そこには三等三角点が。すごく見づらい三角点。おそらく7:30−40ごろに通過した所と判明。 疲れた足取りで、11:54広河内岳帰着、とちゅうにデポしておいたザックを背負い、大門沢降下点着12:28。ピストンするに約6:15要の勘定。農鳥岳への道をゆっくり進む。 13:15 ようやく到着。山頂直下はお花畑の連続。 13:55 西農鳥岳の途中からは小屋がこじんまりと。 14:30 今日の宿 農鳥小屋に着く。結構混雑。ビールで息継ぎ。一息ついて西方にある熊の平小屋を見る。 以前より少しこぎれいになった? そうそう、今日の富士山 一挙公開。 HOME −− > 7/19大門沢小屋へ −−> 7/20広河内岳・大籠岳へ −−>7/21間の岳へ −−> 山行一覧に戻る |