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間の岳〜大樺沢

7月21日 朝3:00起床。
マットレス1枚に2人だったが、空きスペースを自由に使って良いとのことで、左右の寝床のど真ん中に敷き直して楽勝の就寝。
寝たのが19:20だから7時間は寝た勘定。
3時に起きて二軒小屋に向かうといっていたお二人はまだお休み中。そろそろ起き出す人がちらほら。
3:15 歩き始めると、間の岳方向にも明かりが一つ。先行者がいたが、途中で東側に回り込み。
道を間違えたのかな?
ということで、4:25誰もいない山頂に着く。5分後、3人連れが上がってくる。しばし東空を眺める。

日出は4:41 

本日は遮る物無し。 穂高・槍


朝日が当たると。

影と雲と・・・。

その内、色が変わる。

5:15重い腰を上げて出発。なんやかやで山頂に50分も居てしまった。
6:20中白峰で餌補給。といっても、ドライフリーズの餅を水でもどし、水分の少ないつめたい雑煮。
食えないことはない。
6:45北岳小屋通過、山頂に登る元気が無く、八本歯のコルへの巻き道をたどる。
そこは、はしごと橋とお花畑の道。しばし堪能あれ


見上げると・・・・・。

足元には・・・・・。 

7:27分岐点に着く。前方は雄大なバットレスと大雪渓が一望に。振り返ると赤い屋根の北岳山荘。


見上げると黒い空、見下ろすと八本場のコル。


ゴーロの上をぴょんぴょんと下る。這い松には山ガラスが食事中。


4−50段はありそうな梯子を下りきった7:50、コルに着く。 

ここから急坂を下る。
7:54 石が転がり落ちる音がしたので、対岸のザレ場に目をやると、地球温暖化の影響?
昨夏の南アルプスのシンポジウムを思い出す。
「南アルプスのお花畑を見るなら今の内に。10年立つと跡形もなくなる。とくに鹿と猿。高山植物の味を覚えた鹿、
這い松の実の味を覚えた猿によって根こそぎ無くなってしまう。」
確かに、農鳥岳の登りにもひずめの跡があったっけ。↓鹿? カモシカ?



急坂を下りきり、ようやく雪渓着 8:21。
スパッツを着けて準備万端。ただ、結構傾斜はきつい。実際眼下にはころころ回りながら落ちて行く方もいたりして・・・。
少し腐ってはいるが、そうでないところもあり実に歩きにくい。
グリセードには堅いし、シリセードにはびしょぬれだしで、やむなく一歩一歩下る。

9:01二股着。足ががたがた。一休みして腹こしらえ。さらに雪の上を歩くが、10分弱で雪上の道が途切れる。
再び土と岩の道をひたすら下るのみ。途中27人の団体を追い抜き、10:40ようやくシャワーと生ビールにありつく。

らーめん食って、缶ビール片手にバス停へ。12:30発甲府行きに乗り込む。立ってる人も居たりして・・・。
2年前に来たときは「指導で、全員座らないと運行してはいけない」と言っていた様な気がしたのだが・・・。
ザックを膝の上に乗っけて苦行の2時間弱。いいかげん足腰がしびれてきたころ、暑い甲府駅に着く。
涼しいデパ地下で土産を買い、いつもの各停で帰宅。翌日は筋肉痛でほぼ1日寝込んでしまった。


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