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やっと着いた地蔵岳 オベリスクをバックに。
稜線から少し下り、賽の河原(という砂原)につく。天気も良くなり、結構暑い。
オベリスクの付け根までは何のことはない岩山。ホールドもたくさんあって登りやすい。
その付け根付近で北岳の晴れるのを待っていたら、オベリスクの上までのルートを 教えてくれる人がいた。
そのルートは、まず、オベリスクの左側を巻いて裏側に出る。
人一人が横向きで入れる岩の隙間を入り、胎内と呼ばれる岩穴をくぐり、ロープを伝って登る・・・・
・・・・・とか。
人一人が抜けられる隙間 隙間に続く胎内 ほぼ直登のロープ
実際にやってみると、
最後の横ロープ越え(上右の写真には写っていない)と、下り初めの一踏張りが大変。
息を整え、エイやで突破。で、頂上からの眺めは・・・・・・・
結構長いのでその覚悟でごらんあれ。
北方向:八ヶ岳 編笠岳 ガスをまとっていた。
東方向:鳳凰小屋の青い屋根(中央最下端)と青木鉱泉に続く谷。
南東方向:観音岳が見える。 ちなみに、手前の白岩はオベリスクの南峰の先端
南方向 :ガスを被った間の岳と北岳、 手前は赤抜沢の頭
南西方向:さっき通った高嶺 南西方向:遠くに見える千丈岳
南西方向:昨日通ったアサヨ峰と栗沢山 西方向 :甲斐駒ガ岳 ついにガスは晴れず。
南西方向:足元の賽の河原を見る。赤い線は横に張ったロープ。 眼下の人々が小さく見える
下りに左側の岩で擦り剥く。腕まくりは止めましょう。
オベリスクの根元近くで、北岳の晴れるのを待つ。約1時間10分待つ間、ロープに挑戦したのが2人。
左写真:最後の横ロープまで到達、優良賞を。 右写真:登り切った東京のFさん(写真は途中まで)、努力賞を。
ロープの根元までは痩せた方なら誰でも行ける、ロープの中間までなら普通の神経を持っているなら行ける、ロープを越えてピークに立つには根性で・・・・・・とけしかけた私には、「無謀で賞」をあげましょう。
Fさん登頂後30分、北岳は、ついに最後のピークを見せてくれず。農鳥、間の岳は見えたのですが。
農鳥岳 間の岳 北岳
その内、地蔵にもガスがかかり、下山開始。
山頂で遊びすぎたせいか、滝という滝を全部見回ったためか、着いた青木山荘ではバス発車5分前。 汗だくのまま乗り込み、帰途についた。
着いた青木山荘 帰りの車中
帰りの車中、富士がよく見えた。 写真は「初狩」駅に入る直前に見える富士
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