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時間 |
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地点 |
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10:00 |
大野城市 |
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今回は友蔵さんの車で門司港へ向かうため、自宅にお迎えに寄ってもらう。 |
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10:30 |
太宰府市 |
セブンイレブン |
今日のかえる旅のもう一人のお供、葛飾区在住の蓮(はす)さんが福岡に帰省しているため、蓮さんをお迎えに。
いかにも歩きというリュック姿のかえる及び友蔵さんとは対照的に、蓮さんはパリジェンヌのような出で立ちに小さなバッグで現れた。
移動の車中で蓮さんから、「だいたいかえるさんってさ、山登ったり、歩いたり、20代女子の行動じゃないよね?もういい年した中年の人の過ごし方だよ。」などと散々な言われ様である。 |
出発 |
11:30 |
北九州市西海岸 |
JR鹿児島本線門司港駅 |
門司港駅Pに友蔵さんカーを停め、いざ出発。 |
寄り道 |
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北九州市港町 |
旧門司三井倶楽部 |
まずはここで昼食を取ろうと入ったが、あいにく満席のため拒否され、退出することに。かなり人気がある様だ。入ってみたい店の一つだったので残念だ。
前日の「ヨドバシカメラ」オープンに朝6時半から並んでゲットした、デジカメ(IXY200)で記念すべき初ショットを撮影。 |
昼食 |
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北九州市西海岸 |
門司港駅内「紗舞館」 |
前回のかえる旅5日目でちらりと横目でチェックしていた門司港駅内の「紗舞館」に入ることにした。
かえる「豚しゃぶカリーセット」、友蔵さんと蓮さんの二人は「牛しゃぶカリーセット」を注文。カレーソースとしゃぶしゃぶ、ライス、サラダ、コーヒーがセットになっており、しゃぶしゃぶの肉はポン酢で食べても、カレーに入れてもよい。800円程度でしゃぶしゃぶとカレーが同時に楽しめるというなんとも嬉しいセットである。コーヒーもなかなかおいしかった。 昼ごはんを食べ終えた時点で、「もうこれで満足。」と蓮さんがつぶやく。まだまだ旅はこれからだよぅ。 |
直進 |
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北九州市本町、清滝、丸山 |
国道198号線 |
カボチャドキヤ国立美術館の情報をプリントアウトした紙を地図にはさんでいたら、不注意で風に飛ばされた。友蔵さんとかえるは慌てて追いかけて、車道に出たため、紙はなくさずに済んだが、危うく轢かれるところだった。蓮さんは冷静に「そんなんで死んだらどうするんですか。」と、二人をたしなめた。 |
方向転換 |
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北九州市長谷 |
長谷口交差点を左折 |
長谷という地名どおり、谷あいの道へ進む。 |
直進 |
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北九州市長谷、谷町 |
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のぼり坂が続く。住宅地にうなぎ屋さんがぽつんとあり、妙な感じを受けた。
テニスコート前バス停を過ぎ、注意しながら進むと、道沿いの駐車場フェンスに「カボチャドキヤ国立美術館駐車場」の小さなプレートが。 |
寄り道 |
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北九州市谷町 |
カボチャドキヤ国立美術館 |
前の週の日曜日の九州版の番組で取り上げられていた美術館である。かえる旅とのタイミングもあったということで、ぜひ訪れようと決めていた。
カボチャドキヤ国立美術館は外観はカラフルで保育園のようだ。とりあえず入る前に撮影。静かで、ドアも閉まっているので、まさか今日は閉館日では・・と恐れつつドアを開ける。心配は杞憂に終わり、館を運営するボランティアの方が快く迎え入れてくれた。
玄関にはかえるの置物がどっしりと座っている。ボランティアの方はすぐにトーナスカボチャラダムス国王を呼んでくれ、金色のカボチャの王冠を付けた国王が出てきてくれた。なんと気さくな国王だろう。ボランティアの人とともに窓拭きなどもしていた。
作品はかぼちゃをテーマにしたものがほとんどで、細密にいろんな人の生活が描かれ、商店街や門司港駅などがなにげに入れられている。
2階に飾ってある、国王の自宅の一部の模型と自宅づくりの過程が載っている雑誌を見ながら、ここも見たいので行き方をボランティアの方に尋ねていると、館長室から、今度は前より大きめのカラフルなかぼちゃの王冠をかぶった国王が再度出現した。「眠ってても会話が聞こえてきたから」出てきたらしい。王冠は妻の作だそうである。 |
寄り道 |
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北九州市谷町 |
洋館 |
来るときも気になっていたが、カボチャドキヤのボランティアさんの話によると明治40年の建物で、三井の社員用の住宅だっだそうで、今でも人が普通に住んでいることに価値があるという話だった。
このあたりは、この他にも古くて素敵な家が随所にある。町並みを見つめながら歩いていると、トーナス国王が門司を愛して描き続けている理由が、理解できるような気がした。 |
寄り道 |
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北九州市谷町 |
トーナス国王自宅 |
国王自宅に進む細い階段の坂道ではにゃんこ先生2匹がいた。長毛種の方の一匹が先導するようにトコトコ前を歩いて案内してくれた。
国王宅に進入する。(承諾を得てるので不法侵入じゃないよね)とても可愛い、サンルームのように家から増設した書斎のようなかぼちゃ型の部屋である。つくりたい、と思うのはだれでもできるけど、ほんとに自分でつくっちゃうのがすごい!見習いたいスピリットである。 |
直進 |
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北九州市谷町、長谷 |
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めかり方面を目指すため、来た道を戻る。 |
方向転換 |
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北九州市長谷 |
長谷口交差点を右折 |
特に、目新しいものもなく、千葉から葛飾に引っ越した蓮さんの新居についての話をしながら淡々と進む。バス・トイレがセパレートというのが、譲れない条件だったとか。
その他、「高校時代に大学入試センター試験の前、かえるさんに「数学で答えに迷ったら、0か1書けばいい」って言われたから、わかんないところそれで書いてたら、当たってて満点だったんだ。」との蓮さんの話。
言った自分自身は全く覚えていないことだったが、他の人にそんなアドバイスするなぞ、いい加減な性格は昔から変わっていないようである。
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直進 |
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北九州市長谷 |
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方向転換 |
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北九州市長谷 |
長谷1丁目交差点、Y字路を右に |
直進 |
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北九州市庄司町 |
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直進 |
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北九州市錦町 |
錦町交差点を右折 |
直進 |
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北九州市老松町、東門司 |
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方向転換 |
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北九州市東門司 |
東門司交差点を左折 |
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直進 |
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北九州市東門司 |
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方向転換 |
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北九州市東門司 |
交差点不明を右折 |
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直進 |
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北九州市東門司 |
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ふぐの絵が描いてある関門トンネルの入り口。 |
方向転換 |
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北九州市東門司 |
交差点不明を左折 |
方向転換 |
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北九州市東門司 |
関門トンネル入り口 |
直進 |
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北九州市東本町、旧門司 |
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直進 |
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北九州市旧門司 |
交差点不明を右折 |
方向転換 |
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北九州市旧門司 |
県道261号線 |
海沿いになってきたので、風が冷たい。 |
寄り道 |
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北九州市門司 |
林芙美子資料館 |
「お茶をしたい」と喫茶店に入ると、何か雰囲気が違う。おばちゃんたちが食事をしている。「もう終わりました。」とのつれない返事。3時にもう閉まるって、あまりに早過ぎないか?やる気ないのか、林芙美子資料館? |
寄り道 |
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北九州市門司 |
和布刈観潮公園 |
海に出たいい場所だか、こんな寒い日に吹きっさらしの海岸に来るカップルもいないと考えればそうだが、まったく人がいない。
関門橋をバックにヒロシを海に落とさないように注意しながら友蔵さんに持ってもらい、撮影。 |
直進 |
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北九州市門司 |
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めかり会館にお茶によるのはどうかとチラと見たが、蓮さんの「却下。」の声。そうだよね、せっかくお茶するなら妥協はだめだ。
向かいから学ランを着た男前の高校生が歩いてきた。何かを撮影したと思われ、かなり大きな望遠レンズの着いたカメラを無造作に片手に持って歩いている姿がまたかっこいい。蓮さんとの意見も一致した。男子の好みは蓮さんとかえるは、ほぼ一致する。 |
寄り道 |
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北九州市門司 |
和布刈神社
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大晦日に海草を刈る(つらそう!)有名な神事があるらしく、名所には寄っておこうということで寄ってみた。
まずはおみくじを引く。3人そろって大吉だ。しかしその割りにいいことはあまり書いていない。
東京から来たという男性が友蔵さんに「これはめかりと読むんですか?と尋ねていた。私もめかりをこう(和布刈)と書くとは今まで知らなかった。 |
寄り道 |
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北九州市門司 |
和布刈神社境内茶店 |
やっとお茶することができる。のれんをくぐると意外に中は洋風の造りだった。先客が食べていたのに影響されたのと、寒いなかを歩いてきたというのもあり、3人ともぜんざいを注文。普段なかなかぜんざいを食べる機会もないが、たまに食べるとおいしい。あったまった。
店の人の話によると、波が窓のところまでくることもあるらしく、危険そうではあるが(実際すぐ横の土地が台風で崩れていた)、その点眺めがかなり良い。関門海峡を行き来する船を眺めることができるし、時間的にタイミングは合わなかったが、海に沈む夕日も眺めることができる。(たぶん) 適当に入ったにしては、「当たり」な店だ。 |
直進 |
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北九州市門司、瀬戸町、大久保 |
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海辺の工場沿いの道を歩きながら、蓮さんが友蔵さんに「好きなタイプは?」などと質問。「そんなことを聞かれるのも久しぶり。妻に報告しなくちゃ。」と嬉しいご様子。 |
直進 |
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北九州市大久保 |
交差点不明を右折 |
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休憩 |
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北九州市大久保 |
県道72号線 |
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直進 |
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北九州市清見 |
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直進 |
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北九州市清見 |
清見2丁目交差点を左折 |
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北九州市清見 |
県道260号線 |
進んで行くうちに進行方向に不安を覚え、横を通った地元の女性に道を尋ねる。反対方向らしいので、海の方にもどることに。 |
方向転換 |
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北九州市清見 |
県道260号線 |
同じ道をUターン |
方向転換 |
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北九州市清見 |
清見2丁目交差点を右折 |
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直進 |
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北九州市清見、折戸口団地 |
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日が暮れてきた。まだ歩けるか確認して進む。自分はどうってことないが、他2名は、一人で歩くとしたらこういう夕暮れ時は寂しくなるとのことだった。二人が寂しがりやなのか、自分が鈍感なのか・・。 |
方向転換 |
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北九州市田ノ浦海岸 |
田ノ浦埠頭前交差点を右折 |
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直進 |
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北九州市新開 |
県道72号線 |
珍しく子どもたちが外で遊んでいる。かえる旅では土日に歩くことが多いからか、外で遊ぶ子どもを見ることは少ない。 |
方向転換 |
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北九州市新開 |
Y字路を右に |
この辺から現在位置に不安を覚え始める。一応地図は見るが、現在地をはっきりとは確認できず、勘で進むことに。 |
休憩・トイレ |
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北九州市新開 |
コンビニ |
コンビニで、かえる→甘栗、蓮さん→チョコ、友蔵さん→ガムを購入。性格が出るのか、それぞれ買うものの好みがバラバラである。蓮さんは寝る前にふつうにチョコ一箱食べれる剛の者である。 |
方向転換 |
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北九州市鳴竹 |
交差点不明を右折 |
突き当たったので、山の方へ向かい、右折。地図と微妙に違う気がするが・・・。 |
直進 |
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北九州市鳴竹、清見、香月園 |
県道222号線 |
度々地図を確認するが、現在地がつかめない。 歩いているうちに清見という地名が出てくる。「ここで出てくるはずはないが・・・」と不安になるが、はっきりとは言い出せない。 |
直進 |
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北九州市谷町、長谷 |
県道222号線 |
ここで「谷町」というバス停が目に留まり、「谷町ってカボチャドキヤの近くにありましたよね?」と二人に聞くが、「同じ名前のバス停じゃないと?ここは通ってないよ。」という返事。しかし、だんだん進むにつれ、カボチャドキヤの駐車場が見えたときに、確信に変わった。
私達は、意図せずして、門司港方面に帰ってしまっていたのだ!!世にも奇妙な物語状態である。「カボチャドキヤ国王の呪いだ」などと話しながら、あまりのマヌケな展開に、笑った。計算では門司区の東岸の白野江に出る予定だったのに・・・。 |
方向転換 |
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北九州市長谷 |
長谷口交差点を右折 |
直進 |
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北九州市本町、清滝、丸山 |
国道198号線 |
今日の行きと同じルートを戻る。高台にあるこの辺りからは関門橋や門司港レトロ展望台などの夜景が眺めれらる。昼とは景色がちがうので、少し得した気分。 |
到着 |
18:30 |
北九州市西海岸 |
JR鹿児島本線門司港駅 |
門司港駅Pで、ヒロシを友蔵さんの車の上に乗せ撮影。
日もとっぷり暮れている。今日は半日だけの旅で、かなり迷走して不思議体験もしたけど、寄ったところもほとんど良かったし、3人とにぎやかだったこともあり、楽しみの多かった歩きだった。 |
番外編 |
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友蔵さんカー車中 |
カミナリにおびえる友蔵さんに対し「弟みたいでかわいい。」「だいたい友蔵さんって、ピーターパンみたいですよね。」などとピーターパンシンドロームを鋭く指摘するような、蓮さんの発言。
しかし、大人になりきれていない50代って、どうなんだろ。 |
食事 |
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福岡市東区 |
アジア・ナーム |
かえる旅1日目で昼食に寄ったお店、金魚トイレの「アジア・ナーム」で夕食。
「飲みたい気分」という蓮さんのペースで(もちろん、ドライバーの友蔵さんはノンアルコールのペリエで)、ディープな話が展開し、門司港迷走のかえる旅6日目の夜は更けていったのだった。 |
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歩いた距離 |
11.54km |
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歩数 |
23084歩 |