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時間 |
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地点 |
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7:18 |
日向市上町7-3 |
ホテル ベルフォート日向 |
朝食はホテルでは取らずに出る。 |
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7:38 |
日向市鶴町 |
JR日向市駅 |
日向市駅から土々呂駅まで普通列車で移動。 |
出発点 |
7:53 |
延岡市土々呂町 |
JR土々呂駅 |
前日の到着点の土々呂駅で降りる。降りる人はあまりいない。ここからが本日の歩き始め。 |
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延岡市土々呂町 |
Yショップ |
駅から100mほど上り方面に戻り、Yショップで朝ごはん用に肉まんとクレープを購入。座って食べられそうなところがしばらく出てこないので、肉まんは熱いうちに歩きながら食べる。 |
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8:19 |
延岡市土々呂町 |
延岡市・門川町境 |
延岡市から門川町へ入る。
どうやら次の門川町は「お魚の町」らしい。 |
朝食 |
8:57 |
門川町加草 |
海浜総合公園 |
自販機でコーヒーを購入。
クレープと一緒に海を眺めながら食べる。この公園は散歩コースらしく、犬連れの人やウォーキングの人が背後を通り過ぎる。 |
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9:17 |
門川町 |
鳴子大橋
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お魚の町だけあって、橋の上にもお魚を抱いた子どもらの像が。
国道10号線沿いにも魚の加工場があり、数人が作業している様子が見えた。 |
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9:22 |
門川町東栄町 |
門川駅
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9:50 |
門川町 |
門川町立図書館 |
屋根がちょうど本を開いた形になっている。わかりやすっ。
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10:15 |
日向市梶木町 |
門川町・日向市境
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10:32 |
日向市日知屋 |
仙ヶ崎そばの広場 |
10号線をさっと下ろうかと考えていたが、途中セブンイレブンでちら見したガイドブックの影響で、日向市の名所の馬ヶ背に寄らないのももったいなかろうと、日向岬方面に寄り道をすることに決めた。歩いていけない距離ではない。 水辺に広場が設置されている場所で少し座って休憩。 |
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11:19 |
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ロックタウン日向近く |
街路樹の根元に大きなキノコが。 |
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11:45 |
日向市細島803番地1 |
日向市細島みなと資料館
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工場地帯を通り抜け、港町の細島に入る。
古い旅館をつかった資料館に入ってみる。細島のことをほとんど何も知らない。
入ると40代か50代かなと思われる女性が案内してくれた。他にお客さんはいない。大野城市から来たと言うと、彼女は息子さんのラグビーの試合でよく春日公園に行くのだそうで、あの辺だと話すとすぐわかってもらえた。 細島は内海があって、さらにまた内海があるというようなつくりで天然の良港だったそうだ。江戸時代には天領の港として南九州の諸大名が参勤交代に利用し、瀬戸内や大阪方面との交易でも栄えたという。この資料館は高鍋藩秋月氏が参勤交代時に利用した本陣の跡で、御用商人の三輪氏が旅館を経営するようになり、「高鍋屋旅館」とされた。
正面玄関には桃の形の瓦が軒先についていてかわいらしい(2階から写真撮っておけばよかった)。唐破風が大正デモクラシーの雰囲気を伝えている。 西南戦争の資料(軍服や拳銃など)も保存されている。
当時旅館で働いていた人たち(美人姉妹が写ってた)の写真が、想像力をかきたてられて楽しかった。他にも雪が積もったときの写真が飾ってあった。ここは温かく、ほとんど雪が降らず、降っても積もることがまずないのだそうで、雪景色の写真はとても珍しいのだとか。温かすぎて三日住むと「日向ボケ」になってしまうって言うらしい。「日向時間」とかいう言い回しもあるそうで。旅行で訪れて、温かい日向の気候を気に入って、定年後に越して来る人もけっこういるらしい。 昼食を食べる場所が馬ヶ背付近にあるかたずねると、馬ヶ背茶屋があると教えてくれた。 |
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12:30 |
日向市細島 |
妙国寺庭園
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大きな銀杏の木がある。黄葉のときに来ればさぞかし綺麗だろう。庭を眺めるとなんだか雑然とした感じで、自分としては好みの庭ではない。観る人が観れば、良さがわかるのだろう。 下にぽんと置いてあった鬼瓦の表情がユニークだったのでパチリ。 |
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12:37 |
日向市細島 |
観音寺
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岩倉具視が来て陣をこの寺に構えたのだそうだ。西南戦争に興味があったら、今回の旅はもっと楽しめたんだろうけど、何せちっとも興味がないもんで・・・。
どれがその観音堂なのかよくわからない。これか?→ |
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12:48 |
日向市細島 |
細島検潮場 |
このなかには海面の上がり下がりを自動的に計測する検潮儀が入っている。国土地理院のもの。 |
昼食 |
13:26 |
日向市 |
馬ヶ背茶屋 |
坂道をじわじわと上りつめ、食事どころに到着。日替わり定食を注文。魚のフライに、うどん、味噌汁がついている。
先客のおじいちゃんとタクシーの運転手さんが寒いので冷房を抑えてくれるよう店の人に頼んでいた。「寒いよね?」と聞かれたが、「自分は歩いてきたのでまだ暑いです。云々」と答えると、「ここまで歩いてきたのか!」と運転手さんに驚かれる。今朝土々呂駅から歩いてきたと言うと店の人は最初「うそでしょ?」って反応だった。
店の人の話では、このおじいちゃんは時間つぶしによく馬ヶ背茶屋にタクシーで来る常連さんらしい。「あんたは歩くのが好きなのか。わたしゃあんたみたいな人と車に乗るのが好きじゃ。」などと冗談を言う。歩いてまた南側へ降りていくと話していると、タクシーで送ってやる、と。親切なんだろうけど(笑)。
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13:53 |
日向市 |
馬ヶ背
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茶屋のすぐ横の道から馬ヶ背へと進んだ。少し歩くと展望所のようになっている場所があり、下を覗き込む。
天気が良ければ海の色がもっと綺麗だったんだろうけど。この柱状節理は絶景。スケールは「東尋坊」に勝るとも劣らないそうだ。東尋坊に行ったことないのでようわからんが。
岩の合間に草やオレンジ色の花が強かに咲いているのもいい。
さらに進んで岬の突端まで行ってみた(タクシーの運転手さんに先まで行ってみたほうがいいといわれていたので)。風が強い。少し景色を見ていたところで雨が降り出した。折りたたみ傘を取り出して、馬ヶ背茶屋の方に戻る。
茶屋には猫がたくさんいた。雨が止む様子もないので、傘を差して歩くことにした。
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14:46 |
日向市 |
クルスの海「十文字」
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雨足がどんどん強くなる。十文字の近くの駐車場の屋根付きベンチに避難したがやはり止む気配なし。カーンと鐘を鳴らす音が聞こえる。
クルスの鐘のある展望所に行き、海を覗き込むとほんとだ、ちゃんと十文字になっている。何の願いかわからんがとりあえず鐘も鳴らしてみる。商業観光課が設置したらしい。看板にはこう書いてある。
この「クルスの海」は訪れると願いが叶うという言い伝えがあります。展望台から見える「クルスの海」はその岩の形状が「叶」という字に見えることからこういった伝説が言い伝えられたものです。ここを訪れた方の心を清め、願いや希望を天に託すため、その象徴として「願いが叶うクルスの鐘」を設置しました。 この鐘は人間がいたわりあい、思い支えあう姿を表現しています。云々・・・。 商工観光課も大変ですな。 |
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15:09 |
日向市 |
グリーンパーク |
その名のとおり、芝生の緑が広がる海を臨む公園です。雨なのでだれもいないけど、晴れた日にこんな公園で遊んだら楽しかろう。 |
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15:28 |
日向市荒浜 |
伊勢ヶ浜
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眼下に伊勢ヶ浜が見える。やっと住宅地が近づいてきた。
脇の林でゴソゴソと音がすると思ったら、また蟹が何匹かいる。近づくと逃げていくのでなかなかちゃんとした写真が撮れない。
下りきった後に15号線に入る。 |
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16:08 |
日向市 |
お倉ヶ浜 |
お倉ヶ浜有料道路に入る。自転車は10円を料金箱に入れなければいけないが、歩行者は無料だ。
そのまま道路沿いを進んでもいいが、お倉ヶ浜は名勝とされる海岸なので、寄り道ゴコロをくすぐられ、水溜りにはまりながら松原を通り抜け、砂浜の方まで出てみた。期待と違い、いろんなものが浜に打ち上げられて、「白砂青松」の喩えとは程遠い。
ヶ0ヶ09の写真を撮っていると、犬がぐるりと自分の周りを回る。
このわんこ、元気がありあまっているのか、飼い主のおじいちゃんの前をタタタタッと走っては「まだ来ないの?」って振り向いてみたり、「遊んで。遊んで。」って感じでかわいらしい。
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16:33 |
日向市松立 |
お倉ヶ浜総合公園 |
砂浜沿いに川が流れ込む端まで来てしまい、川を渡れないため、道の方に出ることになった。斜め後ろに戻るカタチで、遠回りになってしまった。総合公園ということで体育館や球状が見える。球場に近づくと幟が何本もはためいている。どうやら、東北楽天イーグルスがキャンプで来るようだ。 |
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日向市 |
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10号線に出て、日向南駅を目指して歩く。列車の時間に自分の歩くペースで間に合うか不安で少し早足で進んだ。駅近くは上り坂になっていて、早めに歩を進めていてちょうどよかった。10号線沿いにはバスが走っているのでいざというときはバスで日向市まで戻ればいいのだが、西鉄バスのように路線図が表示されているわけでもないし、次の日のバスを調べるのが面倒なのでできればJRを使いたい。 |
到着点 |
17:31 |
日向市平岩 |
南日向駅
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余裕をもって日向南駅に着くことができた。日向南駅はコミュニティセンターと一体化されているようだ。
駅猫がいる。しばらく時間があるのでぼんやり駅で待つ。列車で宿のある日向市駅に戻る。 |
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17:39 |
日向市鶴町 |
日向市駅 |
夕食 |
18:16 |
日向市都町4-11 |
ひだりうま
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前日日向市駅でゲットしたフリーペーパーに載っていた「日向中心地 地鶏ベスト5」に選ばれたお店から、ホテルに近いこの店をセレクト。空いているか尋ねると、予約のお客さんが多いようでカウンターになんとか座れた。お目当ての鶏のもも焼きと山芋すりおろし、あん肝、ウーロン茶(毎日酒飲むほど酒好きではない)を頼むと、隣の先客から、「旅行ですか?」と聞かれる。そりゃそうだよね。飲み屋に地元の女子が一人で来ることはあんまりないだろう。
福岡から来て歩いて旅行中で云々といつものように経緯を説明すると、歩くなんてすごい、と。彼によると、お倉ヶ浜は台風14号の影響で汚れていたとわかった。福岡ではあまり被害がなかったので忘れてたけど、南九州は被害が大きかったんだった。この店はちゃんとしたおいしいものを出すから正解だとか、娘さんが福岡にいたことがある(今はパリでパイプオルガンを学ぶため音楽留学中)とか、いろいろ話してくれた。次の日、お舟出の湯に行く予定だと話すと、あそこの温泉はレジオネラ菌が出たけど、今はそのせいで逆に一番安全だとか、お昼を食べるならその近くの「民宿みやこ家」が良いと教えてくれた。
鶏のもも焼きは備長炭で焼いた焦げ目が香ばしい。福岡の焼き鳥屋さんではもも焼きってメニューはあまり見かけない。って、焼き鳥屋さんにあんまり行かないけど。 |
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19:13 |
日向市上町7-3 |
ホテル ベルフォート日向 |
ホテルの売店を覗くと、ひょっとこ踊り衣装セット(本場お囃子カセットテープ付き)が売ってあった。ひょっとこ踊りは日向市の一大イベントのようだ。馬ヶ背茶屋の人もひょっとこ祭のTシャツ着てたし。衣装セットの解説によると「ファンタジックなエロチシズムいっぱいの踊り」だそうだ(笑)。 明日は舟出温泉だ〜と期待して眠る。 |
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歩いた距離 |
31km |
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歩数 |
62000歩 |