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時間 |
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地点 |
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22:19 |
春日市 |
JR春日駅 |
8時半に靴の教室を終えて、バタバタと近所のうどん屋でこずりんと夕食を済ませ、帰宅してシャワーを浴びてからいざ出発。自宅から春日駅に向かう途中、帰りの高速バスの乗車券を忘れたかと思い焦ったが、ちゃんとカバンに入っていた。危ない、危ない。 |
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22:35 |
福岡市博多区 |
JR博多駅 |
普通列車で博多駅に到着。 |
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22:50 |
福岡市博多区 |
JR博多駅
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乗り換えて、ドリームにちりんに乗車。
前回までともに歩いてきたヒロシは傷みが激しいため、今回から風来モッケ旅団のヶ0ヶ09に交代。手足は金属、飛行も可能なサイボーグかえるなのだ。円らな瞳がお気に入り。扱いが粗いので、彼(名前はまだない)もまたそのうちヒロシ同様にボロボロになってしまうんだろう。
車内でコーヒーと靴の教室で一緒のコガちゃんがくれたみかんを食べる。 |
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ドリームにちりん |
毎度おなじみの、博多を夜出て朝に大分・宮崎方面に着く列車、ドリームにちりん。今回は女性限定車両というのを指定してみた。乗客は少なかったので、一人で二席を使って眠ることができた。それにしてもやはり寒い。寝にくい。準備のいい人はブランケットを持ってきていた。明らかに眠りながら移動する時間帯なんだから、こういう列車にはJRも飛行機並みにブランケット貸し出してほしい。 |
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4:34 |
佐伯市平野町 |
JR佐伯駅
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佐伯駅に着いた。着いてすぐはまだ待合室は閉まっている。ホームのベンチに座りぼんやりと過ごす。同じ列車に乗っていた中年の夫婦らしき二人も待合室が開くのを離れたベンチで待っていた。
ホームには寿司桶を持ってねじり鉢巻をしたまねき猫がいる。なぜか寿司桶には小銭が入っている。何にでもお金入れる人っているよね・・。
そうだ。こずりんからもらった巨峰を食べよう。巨峰大好き。葡萄の中で一番うまいと思う。デラウエアも好きだけど、やっぱり一番は巨峰。てぬぐいを広げ、巨峰を乗せて、一つずつもいでは食べる。食べていると、ぷくっと一部が飛び出たひよこ型の粒を発見。 巨峰も食べ終わり、しばらくして待合室が開けられた。中に入り、仮眠を取る。 出発前に何か朝ごはんをと売店で柿の葉寿司を購入。 |
朝食 |
6:21 |
佐伯市平野町 |
JR佐伯駅 |
一日に3本ぐらいしかない普通列車に乗車。
佐伯から歩いた道を再度眺めながら電車は走る。
柿の葉寿司を包みを開く。柿の葉がいい香り。柏餅とか桜餅とか粽(こどもの日のね)とか葉っぱの香りが付いた食べ物ってなんか好き。粽とか1本だけってなかなか売ってなくて、3本とか食べる羽目になるけど、毎年買ってしまう。柿の葉寿司の具は穴子。ちょっとペラリと薄いけどいいお味。 |
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7:17 |
北川町 |
JR北川駅
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北川駅を降りる。予報では雨だったが、とりあえず曇りといった天気。天気予報、当たらねぇ〜。
ここの駅のトイレもなかなか綺麗でありがたい。車の旅行と違って、歩きの旅にトイレは重要なファクターだ。「もっと綺麗なところですりゅ〜。」とか「どっかコンビニで。」なんて甘なことは言ってられない。一時間・二時間歩いてもコンビニなど現れないときもあるのだ。 |
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北川町 |
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小学生が通学中。赤い帽子をかぶっている。交通安全なら黄色い帽子のイメージがあるけど、体育の赤白帽子を通学中もかぶってるのかな?
北川沿いの道を進む。川が絵の具か入浴剤を溶いたような水色だ。どういう加減でそうなるのかわからないけれど、面白い。場所によっては、それが透明になったりする。 |
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7:48 |
北川町宮原 |
神社 |
小さな神社を見つけたので、最初に旅の安全を祈願する。
何事もなく無事楽しい旅ができますように・・・。 |
出発点 |
8:08 |
北川町 |
竹瀬バス停
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前回、悔しくも歩いている途中で福岡西方沖地震が起こったために、途中で帰ることとなった地点にやっと到着。
ここからがほんとの出発だ。今回は地震が起きませんように。 |
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8:15 |
北川町坂本 |
ふれあい花壇 |
秋桜が咲いている。10月だというのにまだまだ夏のように暑いけど、植物は着実に季節を反映している。
「飛石百才会」の札がある。メンバーは100歳以上なのか? |
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9:28 |
延岡市谷川 |
北川町・延岡市境 |
延岡市に入る。北川町って、スカイスポーツ基地だったのねん。
パラグライダーとかハンググライダーとかできるとこがあるみたい。 |
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9:42 |
延岡市長谷 |
北延岡駅
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10:05 |
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和田越人道 |
歩行者専用のトンネル。こういうとこ一人で通るの、昼間でもちょっと怖い。しかもカサカサと音がする。
風が入ってきてるせいだろう。紙ゴミがカサカサいってるのか。
それにしても大きな音がする。 |
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延岡市稲葉崎町 |
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人道を出たところで蟹発見。甲羅の幅だけで5センチぐらいはある小さくはない蟹がカサカサとベンチの回りを逃げて行く。何だよ!トンネル内であのカサカサ大きい音立ててたのって蟹かよ!小心者のあたしゃびびりまくりだよ。 トンネルを越えると街らしい景色になった。 |
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10:57 |
延岡市樫山町 |
祝子橋 |
祝子橋を渡り、延岡市中心部へ入る。旭化成の紅白の煙突が目立つ。
「祝子」と書いて「ホウリ」って、読めない。
後で調べ学習したところ、「日向(ひむか)とよばれた宮崎県の北部には上代語の地名がいくつかのこっていて、そのひとつ祝子(ほうり)も神につかえる神職が川辺に住んでいたので呪(はふり)とよばれ、それが歳月をかさねるうちになまってほうりと口にされるようになったという。」とのこと。
なるほど〜。 |
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11:16 |
延岡市日の出町 |
延岡駅 |
とりあえず、予定どおり昼までに延岡駅に着いた。駅周辺は商店街にあまり活気がない感じ。 |
昼食 |
11:30 |
延岡市栄町 |
直ちゃん
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チキン南蛮を初めてつくったお店だそうで、ミクシィで延岡在住のビッグバードさんという方から教えていただいたところ。タルタルはかかってない。サクサクっとおいしくあがった鶏に特性のタレがかかっている。タルタルかかってない方がさっぱりでおいしいかも。満腹&満足。 入ったときにはお客さんは誰もいなかったけど、次々と人が来て、出るときにはいっぱいになっていた。お客さんの話に聞き耳を立てていると、その日に「直ちゃん」がラジオで紹介されていたらしい。人気の店なんだろう。 |
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「直ちゃん」を出て、これまたビッグバードさんお勧めの今山大師を目指す。途中人気もなく、進行方向には墓地やらも見えて、この道でいいのか?と不安になったが、道は間違っていなかったようだ。 高いところにあるので、当然坂道を登らなければならない。きつい〜。 |
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延岡市山下町 |
今山大師
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でかい。さすが日本一の弘法大師像。とりあえず、近くにも寄ろうと、屋上に像が設置されている建物に入場して上まであがる。建物のなかは弘法大師の生涯の絵図が描かれている。屋上からは延岡市内が一望できる。少しかすんでいるので、絶景とまではいかないけれど。
境内にはあまり趣味がいいとはいえないバランスでいろんな人から寄贈されたテイストの違う仏像が設置してある。→これは結婚記念に寄贈された喜慶羅漢。「喜び合う心をいただきましょう」とのこと。
日差しがどんどん強くなってきた。カンカン照り。天気予報、思いっきり外れとるし。日焼け止めを塗らなければ。誰も使っていなかったので、多目的トイレを使わせてもらうこととした。入るとちょうど流しのところにカマキリがシャーと構えていたが、そこでカマキリに負けてもしかたないので、ちょいびびりつつ、カマキリはそこにいないかのように顔を洗い、日焼け止めを塗った。 |
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12:55 |
延岡市山下町 |
今山八幡神社
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同じ今山公園内の今山大師から歩いて少しのところに今山八幡神社がある。こちらは参拝客も見当たらず静かだった。長い階段に座って少し休憩。両脇の緑を眺めていると落ち着く。 |
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延岡駅周辺でなく、延岡市役所のある中州になったあたりが新しい建物や店が立ち並んでいるメインの通りなのかとわかった。 |
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延岡市中央通 |
安賀大橋
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13:53 |
延岡市構口町 |
南延岡駅 |
南延岡駅を遠めに眺めつつ通過。 |
お茶 |
14:13 |
延岡市平原町 |
MOSバーガー |
暑い。日差し強すぎ。ぐったりしてMOSに逃げ込むように入る。木苺シェークを飲む。ちょっと溶けかけてぬるかったのが不満。しばらく休憩させてもらい、ぼんやりしている間に少し(30分ほど)眠ってしまった。 |
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15:25 |
延岡市旭ヶ丘 |
旭ヶ丘駅 |
これまた小さな駅。 |
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延岡市土々呂町 |
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土々呂小学校の生徒さんが「こんにちは〜!」と元気に挨拶してくれた。線路の東を走る10号線側から土々呂駅に行けないため、線路を渡り東側の226号線へ入る。 |
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延岡市土々呂町 |
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木工所と一緒になった雑貨屋さんがあり覗いてみたかったが、入る勇気なく断念。 |
到着点 |
16:50 |
延岡市土々呂町 |
土々呂駅
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16:10に着。まだ明るい時間で、列車の時間まで40分あったが、次の駅に進むまでの気力と体力がなく、ここで終了とする。バス停なみの小さな駅舎内で一眠り。なんか虫が飛んでて清潔感はなかったけど、眠さが勝った。 |
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17:01 |
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日向市駅 |
日向市駅に初めて降り立つ。乗降客も多く、駅には観光案内所もある。駅前は整備されたばかりのようで今から店舗が増えていくような感じ。いくつか若者受けしそうな飲食店も立ち並んでいる。 |
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日向市上町7-3 |
ホテル ベルフォート日向
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地図を頼りに宿を探す。駅と反対側に玄関があるのでぐるっと回った。
入ったところにフロントがあるが、ここは別館のようでとなりの本館まで移動した。
鍵をもらい部屋でくつろぐ。ピンクを基調とした部屋は、小さいがまあ綺麗なので特に不満なし。照明が暗すぎることもなく。レディースプランとやらを頼んだので、メイク落とし、化粧水、乳液や入浴剤が用意してあった。特に入浴剤はうれしかった。入浴剤で体の疲れがどの程度癒されるかどうかはわからんが、なんとなく入浴剤を入れた湯に浸かる行為自体が気分的に癒されるのだ。 いつものとおり、一日歩けば足の裏には水ぶくれ。もう慣れっこだ。マメをつぶして用意していたばんそうこを貼った。 |
夕食 |
19:52 |
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大漁や |
夕食を外に食べに行く気力もなく、ホテルのエレベーターに貼ってあった「伊勢海老祭」のチラシに惹かれ、ホテル内の日本食レストラン大漁やに。伊勢海老の祭なら参加せずにおらりょうか。眼の前の生簀には伊勢海老がわんさか入ってて、各々、触角をゆ〜らゆらと動かしている。
伊勢海老定食を注文。フロントでもらった飲み物サービス券で焼酎を。伊勢海老の活き造り、てんぷら、刺身。活き造りを食べ終わったらそれで伊勢海老の味噌汁をつくってくれた。デザートのパンナコッタ(かな?)がやけにおいしかった。
支払いを済ませていると斜め前の同じ生簀を囲むカウンターの席で食事していた人が「ちょっと飲みにつきあってくれませんか」と話しかけてきた。疲れているので断ったが、少しだけでいいのでと何度も頼まれるので、まあ、高齢で危しい感じでもないし、二人が仲良さそうに食事してるのは見えてたし、明らかに店の人がやりとりを見ているので、犯罪に巻き込まれる危険性もなかろう、「袖すりあうも他生の縁」というやつかと思い、一緒に飲みに行くことにした。
話からすると定年後らしいので60代と思われる男性二人。妻同士が姉妹なので義理の兄弟だという。お一人は日向市在住、お一人は大阪在住で日向に遊びに来たのだとか。日向市に越して来てもいいかなと思っているらしい。怪しいもんじゃないってことで名刺をくれた。名刺をくれた方の弟であるササキさんには私と同じぐらいの歳の息子さんがいるらしい。お兄さんの方が冗談でいい縁じゃないかとけしかける。
そもそも、なぜ自分に声をかけたといえば、一人でごはんを食べているのを見て、さびしそうに見えたかららしい。たしかに、もともと標準装備が笑顔じゃない上に疲れてもいたから、人から見たらムスっとさびしく食べてたように見えたかも。自分の中ではかなり伊勢海老祭が盛り上がってだんたけど。
連れてかれた店がスナックで、スナック自体が苦手なのと、やはり疲れていたこともあって(さらにスナックってことで仕事の飲み会を連想したのもあって)、それぞれカラオケを1曲ずつ歌ったところで、自分だけ失礼して宿に帰ることとした。
こんなんでフラフラ着いてったとかいう話すると、蓮さんからまた「危機意識が低い」って怒られるんだろうなぁ。
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歩いた距離 |
29km |
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歩数 |
58000歩 |