時間 地点
朝食 6:55 臼杵市祇園 ホテル 蔵 あさごはんnyarin-goさんと臼杵の石仏まで歩ける時間を考慮して出発時間を検討し、無理を言って早めの時間に朝食を用意してもらった。そのまま出られるように荷物を持っており、急いで朝食を取った。朝食も開きや温泉卵など手作りのものがちょこちょこと何種類も出され、丁寧なものだった。小さくていい宿である。臼杵にまた来るならばここにまた泊まりたい。
友蔵号に乗り、JR臼杵駅へ移動。臼杵駅の駐車場に駐車。
8:14 臼杵市米山 JR臼杵駅 前日の到着点、佐志生駅に列車で移動。
出発 7:53 臼杵市佐志生 JR佐志生駅 佐志生駅からまずはnyarin-goさんとの待ち合わせ場所の下ノ江駅を目指す。
7:57 臼杵市佐志生 あれれ 道がなくなっていく 地図を見つつ、駅の下の古いトンネルを抜け線路沿いの西側の道を歩く。のどかな風景に満足しつつ進んでいると、先が茂みになっている。どう考えても道が続いているようには見えない。地図では道があるのに・・・。
仕方なく、もと来た道を駅近くまで戻って行き、線路の東側の道へ出て、下ることに。無駄足を踏んでしまった。

nyarin-goさんとの待ち合わせの時間もあるしと少々急ぎ気味に歩いた。
8:37 臼杵市田井 JR下ノ江駅 遅くなりまして・・・本来なら余裕で間に合うはずなのに、待ち合わせの時間に遅れてしまった。電話は圏外だし。
下ノ江駅に着いたときには、nyarin-goさんは駅にいた人と話していた。人見知りしない人みたい。
9:06 臼杵市原 ニッカウヰスキー看板 nyarin-goさんと合流し、二人から三人に増え、にぎやかに話しながら歩いて行く。
キョロキョロしながら何か見つけては立ち止まり、それぞれ一人一台体制のマイカメラで写真を撮るといった感じでのんびりと進む。
9:15 臼杵市岩崎 リカーズ試飲できないのか・・・ガックリ もしや試飲ができるのでは?と期待満々かつビビリながら建物ビールゥーに入って行くと、感じのいいお姉さんが「お手洗いですか?」と出てきた。続いて男性の社員さんも出てきた。試飲ができるか尋ねるとどうやら普通の会社で試飲はできないらしい。(それらしいカウンターがあったけど)丁寧な応対で、さわやかな印象を受けた。

しかし、試飲ができないのは残念だった。がっくりである。すっかり飲む気分になっていたところ、門のすぐ外に自販機が並んでいた。ビールもある!ここで飲もうか、となり、急遽、自販機コーナーの地べたに座りこみ、ビールの大きい缶を一缶買い、3人でカップに分けて飲むことに。暑かったんで、おいしかった。
9:35 臼杵市岩崎 醤橋 醤橋さすが、醸造の町、臼杵。
橋に醤油の醤の字が使われている。(見えるかな)

醤油工場(二豊醤油協組)へ続く道だからだろうか。
9:49 臼杵市江無田 自転車屋さん正しい価格 「自転車は用途によって選びましょう」「正しい価格」という看板。
営業はしてるのかな?
10:04 臼杵市江無田 ロボット 小さい工場の窓からロボットが見えた。彼はどうやら「生茶」を運んでくれるらしい。
10:11 臼杵市江無田 江無田橋江無田橋 「是より城下、たいまつ無用」
昔ここは臼杵城下への入り口だった。臼杵藩は火災を防ぐため、人々が夜間城下に入る前に、持っていたたいまつをここで消すことを命じた。その標柱がここ江無田橋脇に立てられていた。
との解説が書いてあった。
おめざ 10:20 臼杵市江無田 十六天神
十六天神
おやつたちここでしばしおめざタイム。神社の社に腰掛けて、お湯が沸く(沸かしてるのは友蔵さん)のを待つ。わたパチを初めて食べる友蔵さん。クッキー類などいろいろ食べてのんびり過ごす。
入り口に縁起が書いてあったのでご紹介を。
わたぱち初体験「ここは臼杵七島の一つ磯島です。むかし、真野長者がこのあたりの入江をなくして田んぼを拓きました(江無田の地名の起源) ところが、神竜のたたりで災害が続いたので、長者は敏達天皇の三年(574年)の八月、大般若経六百巻を読み上げました。するとたちまち16人の天童子が降ってきて、たたりをしづめました。そこで、16善神を祭ることにしました。それからここを十六天神と呼ぶようになりました。(1400年ばかり前のことです)」
11:11 臼杵市江無田 臼杵アメリカン英語学校 ここは臼杵のアメリカのよう。
アメリカ大好きの友蔵さん、即入学ですね。
11:37 臼杵市市浜 川沿いを歩いていると、なんだかよくわからない鳥が出現したので、nyarin-goさんとカメラに収めようと追いかける。目の周りにトサカのようなものがついており、ツガイだった。いったい何て名前の鳥なんだろ。また茂みに消えていってしまった。
何て鳥だかわかる方、どなたか教えてください。
臼杵市市浜 小学生水路突っ込み事件 向かいから父子が自転車でやってきた。よそ見してる瞬間に子ども1人が視界から消え、「ぎゃー」という声が左下の方から聞こえる。自転車に乗ったまま男の子が水路に落ちたらしい。すばやく男の子のところに降りる友蔵さん。溝に落ちた自転車を友蔵さんが拾い上げ、お父さんが子どもを救い上げた。
男の子は落ちたときに顔のどこかをぶつけたらしく、鼻血を流しており、周囲の声にうなずくだけだった。さっとタオルを差し出して拭いてあげたnyarin-goさん。
どこかに出かける途中だったようだが、「家に帰ろうか」と、お父さんに促されて帰って行った。大きな事故にならなくて良かった。
12:29 臼杵市 望月バス停 もうすぐで石仏でしたから〜 残念!もう少しで石仏、というところで、nyarin-goさんがバスに乗らないといけない時間に。佐志生駅から道を間違えて時間をくったのと、休憩をのんびり取りすぎたのが失敗だった。
「近いからまた見る機会があるかもしれない」と言ってくれたけど、悪いなぁと思ってしまった。まあ、計算どおりに行かないのが歩きの面白いところでもあるけれど。
昼食 13:04 臼杵市中尾 うさみ茶屋 石仏を見る前に1時過ぎたので先に食事を取ることに。
「ビール飲んでもいいですか?」と友蔵さんから許可を求められる。
黄飯という郷土料理を使った寿司が出てきた。観光地にしてはおいしいし、サービスも良かった。
13:59 臼杵市中尾 臼杵石仏
お手てのしわとしわをあわせて しあわせ〜
入り口から少し坂を上り、本日の目的の国宝臼杵石仏に出会う。かなり以前に来たことがあるが、記憶が薄れている上に、覆い屋ができる前だったので印象が違う。
国宝に認定されているものは、やはり、人を惹き付ける何かすごみのようなものがあり、一度は観ておくべきものだと思う。(家に置きたいかと言われればNOだけど。) いいかどうかはそれから判断すればいい。現物を見てから「たいしたことないね。」と言うのと、写真しか見たことなくて「たいしたことないね。」というのは似ているようで違う。
15:31 臼杵市中尾 かぼアイスかぼすのアイス 「アイス食べていいですか。」と友蔵さんが許可を得ようとする。小学生じゃないんだから、アイスを食べるかどうかぐらい自分で決めていいはずなのに。怒られるとでも思っているんだろうか。
16:21 臼杵市 骨董屋 ここでカメラを少し前に寄った酒屋さんのトイレに置き忘れたことに気づき、取りに戻る。近くで気づいてほんとによかった。
臼杵市 臼杵市の中心部へ向かい502号線沿いを進む。
17:02 臼杵市平清水 工房 かじか
招きカエル
にゃお〜んウインドウに飾ってある人形に目が止まり、立ち寄ることに。招きカエルがあり、このお店の名前の由来になったと説明が書いてある。店内には猫、猫、猫。猫の雛人形やいろんなタイプの招き猫が飾ってある。
お友達のこずりんの誕生日プレゼントにサクラの皮の茶筒を購入。
店内奥の畳ゾーンに先客のおねえさん二人連れがおり、次回の進路のトンネル情報(人が歩いて通れるか)をわざわざお友達に携帯で問い合わせてまで教えてくれた。

帰ってから、招きガエルがほしいかもと気になり、かじかのHPの掲示板で問い合わせると、注文制作ならOKとのこと。次に行くときに注文しようかな。
17:56 臼杵市平清水 かじかの近くには龍原寺というお寺がある。境内には入っていないが、道から立派な塔が見えた。
この地域はお寺が密集している。今度、来たときはゆっくりと回ってみたい。
けど、歩きとなると、先に進みたくもなるし、そこら辺がなかなか難しい。

街並みが全体的に同じトーンになっていて、雰囲気がある。矢野眼鏡も他に合わせて、和風な感じの外観に。
お茶 18:08 臼杵市掛町 クランク・イン
大林宣彦監督のお店。
着いて店内に入るとすぐに「臭いかもしれないのでごめんなさい」といわれた。1階で新しいテーブルを作っている途中だった。色を塗って、乾かして、という作業をしていたようなので、塗料の臭いがしていた。
2階に上がり、いくつか椅子の席があるなかで、外が見える畳の席にした。通りの側の部屋には、映画の脚本や、衣装合わせのときの写真などが置いてあった。蓄音機やグランドピアノも並べてある。臼杵を舞台に「なごり雪」という映画が撮られたらしい。ガラス窓には、映画の本物のフィルムが切り取られて張られている。お店の方の話によると、何日か後に監督が臼杵に来るということだった。来たときにはこの店でピアノを演奏するそうだ。
ペリエにカボスを入れて飲むというスタイル。ライムではなくカボスってところが大分っぽくて良い。
夕食 19:48 臼杵市掛町 居食屋もんく ふぐから揚げnyarinさんオススメのお店。クランク・インのすぐ近く。
軽く、焼きうどん、ふぐのから揚げ、さしみコンニャクなどを夕食とした。
到着 20:26 臼杵市 JR臼杵駅 しばらく歩いて、臼杵駅へ向かった。仁王座と駅はすぐ近くだと思っていたが、歩いてみると意外に遠かった。駅に着く頃にはもうすっかり暗くなってしまった。駅に停めていた友蔵号に乗り込み、佐賀関町の海星館に向かう。
佐賀関町 海星館 前回の歩きのときは昼だったので、夜の海星館を訪れた。
このときもう終わりかけだったが、ニート彗星だかリニア彗星だかのどちらかを(覚えていない(笑))大きな望遠鏡でぼんやりとだが見ることができた。
外に出ると天の川がはっきりと見えた。
歩いた距離 24km
歩数 48,000歩

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