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時間 |
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地点 |
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朝食 |
7:55 |
姫島村 |
旅館「ふじ」 |
旅館の朝ごはんって、妙にモリモリ食べてしまう。普段はノー朝ごはんの不健康な生活をしている割に、旅先では朝食は必ず食べる。
3人とも、おいしく食べて、「もう出かけたくない気分」などとぐうたらぶりを発揮。 |
出発 |
8:50 |
姫島村南浦 |
旅館「ふじ」 |
一晩お世話になった旅館「ふじ」を発つ。 |
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9:09 |
姫島村北浦 |
友蔵さん、やどかり踏み潰し事件 |
海岸に降りれるところがあったので、降りてみる。ヤドカリがトコトコ歩いている。それを友蔵さんがジャリっと無惨に踏み潰した。 |
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9:20 |
姫島村北浦 |
姫島七不思議「浮州」
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沖合いの小さな州に漁業の神様、高部様を祀っており、高部様と鳥居は高潮や大しけの時でも決して海水につかることがないというので、この名がついたという。 |
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9:29 |
姫島村北浦 |
姫島七不思議「千人堂」 |
絵に描いたような景色。海に張り出したお堂やその周りの黒曜石の地面や松がよくマッチしている。「黒曜石だから削れるはず」と石でカチカチ叩いて打製石器を作ろうとしていたら、「やめなさい」と蓮さんに注意された。 馬頭観世音を祀った小さなお堂で、大晦日の夜、債鬼に追われた客人を千人かくまうことができるという謂れからこの名がついたらしい。とても千人はかくまえそうにないけど。 |
お茶 |
9:57 |
姫島村北浦 |
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千人堂から少し戻ったところにベンチとテーブルがあったので、朝のお茶をすることに。マドレーヌやチョコをつまむ。 |
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10:33 |
姫島村北浦 |
元郵便局 |
郵便局だったらしい建物を見つけた。かわいらしい感じがする。 |
寄り道 |
10:35 |
姫島村北浦 |
姫島庄屋古庄家 |
置いてあったザルを頭に乗せ、「しいたけ」とか言って喜んでみた。・・・大人の女のやることじゃないか。
くるりと回っていると、猫の声がする。どこから入ったのか、グレーチングの下のU字溝を猫の親子がスルスルと駆けていく。 |
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10:54 |
姫島村南浦 |
おたまじゃくし |
おたまじゃくしを発見。うちの近所には田んぼがないので、ひさびさに見たな〜。 |
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11:47 |
姫島村南浦 |
姫島港 |
姫島を離れる。天候も良く、七不思議はどうして不思議なのかわからなかったけど、それなりに楽しめた。さようなら、姫島。 |
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国見町伊美 |
伊美港 |
フェリーで伊美港に戻る。 |
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国見町
伊美 |
スーパー 鉄屋 |
「スイカ買って行こうか?」という友蔵さんに、「友蔵さんが担ぐならいいですよ。」と、返事する二人。
こんな扱い続きで、いつか友蔵さんが謀反を起こすのではないだろうか・・・。 |
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12:13 |
国見町 |
権現トンネル |
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昼食 |
12:20 |
国見町浜 |
レストハウス ふるさと |
サイコロステーキ定食とからあげ定食をそれぞれ注文。ペロリと平らげる。
別の席ではツーリングのお兄さんたちが大勢でごはんを食べていた。 |
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13:08 |
国見町浜 |
ズバラシイ九州 |
またもやスバラシイ九州、の看板。九州一周する間にいくつ見つけられるだろう。 |
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13:13 |
国見町古江 |
古櫛トンネル |
トンネルに書いてある人のポーズで撮影。この後、ケベス祭りのことだと判明。 |
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13:22 |
国見町古江 |
岩倉神社
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ケベス祭が行われる神社。けっこう有名な祭りらしい。
「毎年10月14日に岩倉八幡社で五穀豊饒と無病息災を祈願して行われる祭。伝統的な宮座制度のもとで行われ、祭に参加するトウバ達は厳重な物忌みを行う。海で禊をしたトウバ達は白装束となり、ケベス役は奇怪な面を被る。本殿前の神木に点火され、トウバ達が火に向かって突き進むケベスを押し戻す。三回目の突進で、ケベスは手に持った棒で、火をまき散らす。トウバ達が火のついたシダを振り回して人々を追い回す幻想的な火祭りである。」 |
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13:34 |
国見町 |
水ヶ元トンネル
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ほとんど使われていなそうなトンネル。
中は真っ暗。蓮さんが恐がりだしたので、真ん中に蓮さんを入れて手をつないで出口まで行くことに。 |
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14:07 |
国見町岐部 |
ペドロ・カスイ記念公園
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暑い。ここで休憩、と茶屋に入る。アイス珈琲を頼み、ぐびぐびと飲む。途中、バスがもうないことが判明し、ここで近場のタクシー会社の電話番号を調べておく。友蔵さんがバスの時間を前もって調べていたはずだったが、平日ダイヤを見ていたらしい。いつも、用意周到なのに、肝心なところが違ってたりする。人任せにしてる方が悪いんだけど。
幸い、記念館のなかには他のお客さんはおらず、ゆっくりと見学することができた。ここには、ペドロ岐部に関する資料が揃っている。旧家をそのまま使っているという。
2階に座敷があり、風が通り抜けている。先に上がって、縁から庭を眺めている友蔵さん、蓮さんに混じる。
気持ちよさと疲れとでごろんと横になる。視界には、5本指ソックス(タビックスも愛用)が空に浮かぶ。
ペドロ岐部は「1587頃、大友宗麟に帰属する地侍ロマノ岐部の息子として国東半島に生まれる。1600年、弟のジュスト岐部と共に有馬神学校(1580年日本で始めて作られた神父養成のための学校)に入学。6年間の勉強を経て卒業、神父の手伝いを行う「同宿」となる。1614年、家康のキリシタン追放令によりマカオに追放。同地では政治的理由から「神父」になれないことを知り、仲間と共にマカオを脱出してインドのゴアに赴くが、そこでも神学校への入校を阻まれる。意を決し、ローマに赴くべく、ゴアからペルシャ湾のホルムズに行き、ペルシャ、シリアの砂漠を横断し、エルサレムに入る。エルサレムからは地中海を船で渡ったと思われる。2年以上に及ぶ旅を経て1620年ローマに入り、11月15日ついに念願の神父に叙品された。同11月21日イエズス会に入会し、コレジオ・ロマノ他で学ぶ。1622年日本での布教を願い出、ポルトガルインド洋艦隊の船に便乗し、マドリッド、リスボン、モザンビーク、ゴアを経てマカオに着く。一時、シャムに滞在するが、マニラで船を雇い1630年キリシタン弾圧の嵐の吹き荒れる日本に潜入した。長崎での潜伏しながらの布教活動のあと仙台で活動を続けるが1639年春ついに捕らえられる。「穴吊し」の拷問をうけ、仲間の神父二人が棄教したにも関わらず棄教を拒んだため殉教した。」人だそうです。
「江戸時代初期、鎖国が始まったばっかりの頃に、追放先のマカオからインドのゴアを経て、アラビアの砂漠を渡り、エルサレム、そしてローマへ、という旅を成し遂げた人が居るって信じられる?それも、天正遣欧使節」や「支倉常右衛門一行」と違い、ヨ−ロッパ人に案内してもらったわけでは無く、船員や隊商に紛れ込み「自力で」成し遂げたなんて。(*o*)/ワーォ」ってなことで、遠藤周作も著作で取り上げてるマイナーだけどすごい人らしいです。 |
お茶 |
15:42 |
国見町岐部 |
カエルと遭遇
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この旅初の生のカエルと遭遇。友蔵さんが捕まえるが、ピントの合った写真を撮る前に逃げられてしまった。いじめたりしないのに・・。
けど、かわいらしかった。 |
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本日2匹目のカエル様。こんどはきちんと撮れました。 |
スイカ |
16:10 |
国見町小熊毛 |
バス停
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バス停で、友蔵さんが重い思いをして担いできたスイカを賞味することに。下でザクザク切る友蔵さんを手伝いもせず、ぼんやり眺める残り2名。
切ってもらったスイカを手に、少し食べては、プププーっと、種飛ばし。思ったよりも遠くに飛ばない。 |
寄り道 |
16:35 |
国見町小熊毛 |
ガソリンスタンド
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少し戻り、ガソリンスタンドでトイレを借りることに。このトイレ、ドアが半透明の紫色で、電気をつけるとシルエットが透けて怪しい感じに。 |
寄り道 |
16:40 |
国見町小熊毛 |
花開トンネル |
それにしても、トンネルだらけ。国東半島に入っていくつトンネルを通っただろう・・。 |
寄り道 |
16:49 |
国見町大熊毛 |
龍潜寺 |
ちょっと寄り道して中まで入る。
静かな小さいお寺。 |
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17:03 |
国見町大熊毛 |
ごうやトンネル |
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17:20 |
国見町向田 |
旧道トンネル |
交通量の多い新道を避け、旧道のトンネルに入った。出口まで行くと、草むらになっていた。草むらを通り抜け、新道に脱出。 |
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17:27 |
国見町向田 |
トンネル |
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17:41 |
国見町向田 |
国登録文化財 重光邸 |
「文化財」の看板を見つけ、寄り道することに。人が住んでいるらしく、見学時間はすでに終わっていた。
「国見町東端に位置する向田地区に建つ。木造平屋建、入母屋造の主体部の南西部から土間玄関・帳場を南方に突出させ、入母屋破風を重ねた重厚な構えをとり、北西隅の台所には明取りを兼ねた特徴ある宝形屋根を載せる。設計は国東町出身の吉武東里。」だそうです。 |
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17:41 |
国見町向田 |
県道686号線 |
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17:47 |
国見町向田 |
納屋トンネル |
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17:55 |
国見町向田 |
国東町 |
国東町に入る。
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到着 |
18:08 |
国東町来浦 |
来浦大橋 |
陽が落ちかけて来たので、本日の歩きをここまでとし、タクシーを呼ぶことに。 |
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18:08 |
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タクシー |
タクシーで国見町役場に戻る。途中、運転手さんに歩いているという話をすると趣旨が伝わらなかったようで、「国東は山にいい寺がいっぱいあるんだよ。海岸沿いなんか歩いてもな〜んもない。な〜んもない。もうちょっと勉強してから来(こ)な。」と言われた。 効率的に観光地を回ろうとかそういうのとはちょっと趣旨が違うんだけど、反論できる余地もなく・・・。 |
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国見町役場 |
前日停めた友蔵号に乗り込み帰路につく。 |
温泉 |
19:00 |
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国見温泉「あかねの郷」 |
温泉が気持ちいい。ちょうど、夕方から夜になるときに入ったので、外がだんだん暗くなって、お客さんも多くなく、ゆるりとできた。
風呂からあがった素足にスニーカーの蓮さんを見て、「アメリカ人みたい」と友蔵が発言。また・・・。 |
夕食 |
19:46 |
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蓮さんとかえるは定食、友蔵さんはだご汁を注文。 |
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帰りの車中では、疲れてぐったりと眠ってしまった。 |
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歩いた距離 |
18.09km |
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歩数 |
30163歩 |