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時間 |
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地点 |
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8:20 |
大野城市 |
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友蔵さんカーに拾われ、出発。 |
朝食 |
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須恵町 |
須恵PA |
今回も友蔵さんお気に入りのダム・ド・フランスのクロワッサンサンドとひまわりの種入りパンのサンド(名前は忘れた)を食す。 ついでにと、パソコンのメモリ増設の作業を行う。ノートPCを裏返して、ねじをそれぞれ外し、表に返し、ペロンとキーボード部分を持ち上げ、中にメモリ用の部品をガチっと差し込む。こんなに粗く扱ってだいじょうぶかと不安だが、ねじを締めて動作を確認すると、無事メモリが増えていた。(ちなみに、基本的に組み立て作業は好きである。ねじを回す機会というのもそう多くはないが、電動ドライバーは欲しいものリストに入っている。) |
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豊前市松江 |
JR日豊本線豊前松江駅P |
豊前松江駅の駐車場に停め、出発準備。 天気は快晴。前回同様、冬なのにかなり暖かい歩き日和で、ニットキャップやマフラーは必要ないようだ。 |
出発 |
11:18 |
豊前市松江 |
JR日豊本線豊前松江駅 |
前回は暗くなっていたのでわからなかったが、駅からすぐ海が見える。なかなかの景色だ。 須恵PAでけっこう時間をくったのと、高速から降りての距離が長くなっていたのとで、出発時間がかなり遅くなったが、距離を競っているわけでもないので、のんびりと出発。 |
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豊前市松江 |
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歩き初めてすぐに万歩計を見ると、表示が消えている。電池切れのようだ。前回表示がおかしかったのは電池がなかったからのようだ。途中で電池を買おうということになったが、ねじがついているので、取り出すのにドライバーが必要だった。まだ出発して間もないので、車にドライバーを取りに戻って、再度出直した。 |
直進 |
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豊前市松江 |
国道10号線 |
ここですぐに、友蔵さんが「暑い」と言い出した。冬でも半そでになることがあるというのに、歩きのときになぜか必要以上の上着を持参している。「長男長女は荷物が多くなる」というのが持論のようではあるが、歩くたびに「暑い暑い」といつも言っているので、そろそろ上着が多すぎるということを学習しても良いものではないだろうか。更年期の疑い濃厚だが、本人は決してそれを認めようとはしない。 |
方向転換 |
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豊前市四郎丸 |
舟入交差点 |
県道113号線へ。 |
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豊前市四郎丸 |
県道113号線 |
ポイ拾(ひろ)て??字が間違ってるよ〜。「捨て」では? |
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豊前市八谷 |
「ポイ拾てやめて」看板 |
昼食 |
12:10 |
豊前市八屋 |
福南食堂
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ちょっとしか歩いていないが、12時を過ぎたので、昼食をとることに。焼き肉屋さんに入る。「頭肉」というのを初めて食べた。友蔵さんはトントロを初めて食べるそうだ。 たいして頼んでないつもりだったが、食べ終わるころには満腹で、苦しくなっていた。 |
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豊前市八屋 |
「ちょこっと探偵団」看板 |
「ちょこっと探偵団」って何をするんだろう・・・。 「483−0535山本さん」に聞けばわかるのかな? |
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豊前市赤熊 |
パチンコ マンモス城 |
そのまんまの名前のパチンコ店。マンモスにしてはちと小さめ? |
買い物 |
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豊前市久松 |
スーパー セブン |
万歩計用の電池を購入。スーパーのベンチでさっそく新しい電池を入れる。 |
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豊前市三毛門 |
天狗像 |
豊前市のキャラクターは天狗のようだ。 海の方に見える豊前市の総合体育館の壁に鳥のようなイラストが書かれていたが、あれは天狗だったのかと判明。 |
直進 |
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吉富町広津、小犬丸 |
県道113号線 |
山国橋手前の交差点では、小学生から「こんにちは」と元気に挨拶される。教育が行き届いている。 |
休憩 |
14:37 |
吉富町小犬丸 |
山国橋 |
山国橋の下に降り、ドーナツ休憩。 川の水が澄んでいる。友蔵さん曰く「泳げる」ぐらいきれいらしい。 ここの橋が福岡県と大分県の県境だ。とうとう、大分県突入だ!! かえる旅初の県境越えである。県境のはっきりしたところがわかればよかったのだが、見つけることはできず、きづいたら橋を渡りきってしまった。橋の中心部分かどこかなのだろうと勝手に納得し、大分県入りを意識せずしてしまったことに微妙に反省。 |
直進 |
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中津市中津 |
県道108号線 |
丸窓がかわいい建物。 |
方向転換 |
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中津市中津 |
交差点不明を左折 |
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中津市中津 |
歴史民族資料館 |
寄り道 |
15:39 |
中津市中津 |
中津市民図書館 |
市民図書館が気になり、入ってみる。苅田町と同様に、壁側がギザギザなつくりになっており、そのギザ一個が一人分のテーブルと椅子のあるスペースになっている。個人用住宅で使ってみても面白いデザインのような気がする。 本棚の横板部分がガラスになっているのはなかなか良いデザインだ。 トイレのウォシュレットを寄贈したのか、便器に「贈 (株)松山商会」と大きめの文字で入っている。 |
寄り道 |
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中津市中津 |
中津城
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城に上がる前におみくじを引く。からくりおみくじである。知ってる人も多いとは思うが、からくり人形が社にカタカタと進み、くるっとユーターンして、おみくじを捧げ持って手前まで進み、カタンとおみくじをしたに落とす仕組みになっている。 結果は・・・かえる「末吉:闇夜に明るさを求める心。暗い道もやがては昇ってくる月の輝きで明るさを取り戻す」とのこと。友蔵さん「小吉:なすすべもなく意気消沈。好機到来とばかり前後を忘れ進めば実のならぬ日陰の花。」←散々ですな(笑)。
中津城内に入る。歴代当主の肖像画や甲冑、また消息(手紙)、掛け軸など、城の定番というべき展示物が並んでいる。中津は医学が発達していたようで、前野良沢など洋学を学び医学を修めた人たちの資料がそろっていたのが特徴。 上りつめ、最上階に。しばし城下を眺め、殿様気分に。 降りるともう一つ、故障中だったがからくりおみくじを発見。巫女タイプは良く見るが、こっちは初めて見た殿様タイプだ。 |
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中津市中津 |
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寄り道 |
17:01 |
中津市中津 |
福沢諭吉旧居 |
ちょうど5時過ぎたころについてしまったので、諭吉旧居に入ることはできなかった。中津城でゆっくりしすぎたようだ。 あきらめて脇の道を進んでいると、さきほどすれ違ったおばあちゃんが引き返してきて、「諭吉旧居は5時までだから、残念でしたね。どこからきたのですか?私は小祝という中洲のところで育って、この近所に住んでいるんですが。」と話し掛けてこられたので、「福岡です」と言うと、「楽しんで行ってください。」と言って去られた。 |
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中津市中津 |
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中津市中津 |
寺町通り |
石畳と灯篭の脇にいくつもの寺が立ち並ぶ、名前どおり寺町という印象の場所。予習しない行き当たりばったり派のため、事前情報はなかったが、たまたま通ってみてこの通りに出くわしたのはラッキーだった。 |
寄り道 |
17:17 |
中津市中津 |
合元寺
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赤壁のかなり目立つきれいなお寺。色に惹かれて入ってみる。 お願い地蔵に奉納された絵馬などを読み、寺の赤壁の由来を見て、ぎょっとした。 説明によると、「1589年黒田如水が前領主宇都宮鎮房を謀略結婚により中津城内で誘殺したとき、その従臣らが中津城を脱出し、この寺を拠点として奮戦し、最期をとげた。以来、門前の白壁は幾度塗り替えても血痕が絶えないので、ついに赤色に塗り替えられるようになった。当時の激戦の様子は現在も庫裏の裏の大黒柱に刀痕が点々と残されている・・・」とのことである。きれいなだけじゃなくて、ぞっとするエピソードがあったのだ。ひ〜。 |
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中津市中津 |
宝蓮房
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「生まれに貴賎はないが、生き方には貴賎がある」良いこと言うね〜っ。 寺町を通りすぎるころには、日が暮れていた。
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直進 |
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中津市宮島町 |
県道23号線 |
中津駅が近いが、出発時間も遅かったことだし、もう一駅進もうと目的地を東中津駅に設定した。 |
直進 |
17:53 |
中津市本町 |
中津サントリーバー
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喫茶店かな?と思いながら妙に気になる店で、看板を見上げると「BAR」の文字が。こんなところにバーがあるんだなと思い、外観を撮影していると、中から人が出てきた。勝手に写真を撮っているので「コラ!」と怒られるのかとびくびくしていたら、「観光名物になりそうね。」とその人も一緒に看板を見上げながら話し掛けてきた。 「中でお茶でもどうぞ」というお誘いをうけ、遠慮せずに入ってみる。中も外観同様、年季の入った様子。バーなのに、奥にテレビがあるというのも何ともいえない。 近藤さんという女性で、1960年代からこの店を続けているらしい。サントリーがコトブキヤだったころ(友蔵さんの知恵袋より さすが年の功)の小さな看板も店内に飾ってある。 お茶を出していただけるということで、緑茶をお願いしたところ、ロック用のグラスにホットなお茶が入って現れたのは妙な気分だった。いくつかバーには行ったことはあるが、カウンターで緑茶を飲むのは初めてだ。 歩いていることや今日のルートなどを話していると、豊前市の歴史の本を出してくれた。子どもにもわかるような書き方で日本列島ができるころから現在・未来の中津までが時間を追って順にまとめてあるなかなかいい本だ。山国橋の昔の写真(やはり橋脚は同じものだった)などが載っていた。また、店の外観を写真家の人が写した大分の風景の写真集も見せてくれた。このときはまだ看板の文字は残っていたようだ。 かなり長居した後に、「ぜひ今度はJRで来て、このバーで飲みたいものだ」と話して、おいとました。
☆後日談・・・店に名刺(かえるライフのURLと自分の住所氏名他)を置いていったところ、4日後に近藤節子さんからなんと年賀状をいただいた。「知らなかった土地の川の上流に届きますように。ケロ」との洒落た文章で結んであった。いや〜出会いってほんとにいいもんだ。 |
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18:40 |
中津市東本町 |
JR日豊本線中津駅 |
東中津まで進むつもりがサントリーバーにゆっくりいたため、結局中津駅近辺で夕食をとることにした。 いったん、駅で時刻表を確認して、さきほど気になっていた「月夜の庭」という店まで戻る。 |
夕食 |
18:48 |
中津市宮島町 |
月夜の庭
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月夜の庭という居酒屋に入る。外から見て2階席がよさそうに見え、空いているか尋ねると、予約でうまっているとの返事。1階カウンター席の端に案内された。 カウンター前にずらっとリキュール類や焼酎が並んでいる。目の前には、友人(女教師かおりさん)から誕生祝にもらったのと同じ、焼酎「山翡翠(やませみ)」もあった。
とりあえず、ホタテとグレープフルーツのカルパッチョ、レタスのオイスターソース炒め、鶏の北京ダック風、地鶏皮の酢の物、汲み上げ豆腐と香草のサラダなどを注文。すべての品が一気に出てきた。味はまあまあだが、これではいくら自分が食べるのが早いっていっても、全部をいい温度で食べることはできない。もう少し考えてほしいものだ。最後に頼んだイカ墨と魚介類の釜飯はけっこうおいしかった。 途中、焼酎が注文される度に、目の前に乗っている焼酎の一升瓶を取りに定員さんが「すいませ〜ん」と背後から手を伸ばしてくる。それが何度もあるとなかなか落ち着かない。内装や料理の種類はがんばっていると思うが、メニューや外の看板(スナックみたいな感じ)、ちょっとした心くばりみたいなものが足りないと感じた。(辛口チェックかな・・) |
到着 |
21:39 |
中津市東本町 |
JR日豊本線中津駅
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中津駅で電車に乗り遅れ、しばし待合室で次の電車を待つ。駅員さんに、中津駅近くに駐車場があるか尋ね、事情を説明していると、歩いているというのが最初わからなかったらしいが、意味が通じると、「がんばってください」と励まされてしまった。 距離はほとんど進んでないが、中津をゆるりと堪能できた。人との出会いも今までより増えてきたような気がする。 |
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JR日豊本線豊前松江駅 |
豊前松江駅までJRで無事到着。
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