貸切バス

標準床車

岩手県北自動車では1981年まで標準床車を貸切のスタンダードタイプとして導入していました。
しかし、毎年新車の導入にともない路線バスに格下げされるため、貸切として残った車両は年々減っていくところでした。

日野K-RV731P(1979年式)
岩22か1311
岩22か1311

撮影:盛岡営業所(1985.7.24)

貸切車の主力は日野車です。若干のマイナーチェンジはあるものの、1973年から1981年までこのタイプが導入されています。既に1977年式までは路線バスに格下げ済みで、1978年式も1986年に格下げられ、写真の1979年式もまもなく格下げされました。
1980〜81年式は、車体はこの車両と同じですが、型式がK-RV732Pに変わっています。

日産デRA50P(1979〜80年式)
岩22か1354
岩22か1354

撮影:盛岡営業所(1985.7.24)

県北バスでは、日野と日産ディーゼルが同時に増備されるケースが多かったようですが、日産デ車は毎年2両程度でした。
この日産デ車もこのときはまだ貸切でしたが、同年式の日野車より早く路線用に格下げされました。

日産デK-RA51R(1981年式)
岩22か1587
岩22か1587

撮影:盛岡バスセンター(1985.7.14)

標準床車としては最後の新車です。前の方はそれまでの車両と大差ありませんが、後部がマイナーチェンジされています。
県北バスの日産ディーゼルの貸切車はタイプあたりの台数が少ないので、ちゃんと撮影できなかった車両が他にもあります。この車両も扉側の写真がありません。

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80s岩手県のバス“その頃”