貸切バス
ハイデッカー
岩手県交通のハイデッカー車は、1983年に導入されたのが最初です。標準床ボディを縦に伸ばしたような外観のハイデッカーⅡ型を中心に導入しました。その年の末には、スケルトン風ボディを持つハイデッカーⅣ型を導入、看板車として新カラーも採用しました。1986年の増備車は、新造時から国際興業貸切カラーを採用、以後在来車の塗り替えも始まっています。
いすゞK-CSA580(1983年式)
岩22か1881
撮影:矢巾営業所(1986.5.12)
1982年度末に県交通初のハイデッカー車6両が導入されました。
ハイデッカーⅡ型と呼ばれるタイプで、標準床車を縦に伸ばしたようなスタイルです。
岩22か1974
撮影:盛岡駅(1986.9.30)
岩22か1973
撮影:花巻営業所(1985.8.27)
1983年末に納入された7両のハイデッカーⅡ型は、フロントグリルとフェンダの形状が変わりました
いすゞK-CSA650(1983年式)
岩22か1980
撮影:矢巾営業所(1985.9.21)
岩22か1982
撮影:一関営業所(1985.8.17)
川重車体のハイデッカーⅣ型。県交通初のスケルトンタイプで、上級車ということで新しいカラーデザインが採用されました。
開閉式の窓が小さいのは、同時期の岩手観光バスと共通した特徴です。
3両ありました。
いすゞP-LV219S(1985〜86年式)
岩22か2209
撮影:北上営業所(1986.10.1)
1985年の貸切新車のうち4両はハイデッカータイプで、そのうち3両は標準グレードと言うことか、ハイデッカーⅡ型の後継であるハイデッカーⅤ型です。より角張ったボディを持っています。
このうち1両(岩22か2210)は間もなく高速バス用に改造されました。
岩22か2332
撮影:一関営業所(1986.9.24)
岩22か2332
撮影:一関営業所(1986.8.24)
1985年と1986年に1両ずつ新造されたハイクラスの貸切車。ハイデッカーⅣ型で1983年式とよく似ていますが、側窓の開口部が大きくなっています。
1985年式(岩22か2203)は貸切新カラーでしたが、1986年式は国際興業グループ入りして初めての貸切新車で、最初から国際興業貸切カラーで納入されました。