その後の廃車体

宮城交通5(譲受車・・・路線)

宮城県仙台市に本社を置く宮城交通の廃車体です。宮城県にあるもの、岩手県にあるもの、及びその他の県にあるものをまとめて取り上げます。
ここでは、宮城交通が成立してから、中古車として購入した車両をまとめます。

廃車体
MR510

撮影:M@Y様(蔵王町 2006.8)

宮城交通 三菱MR510

短尺のワンマンカー。呉羽ボディで前照灯2灯、後面は丸型です。引き戸の中ドアの上で雨樋が下がっているのは1964年頃までのこのボディの仕様のようです。
側面の方向幕は中ドア次位。恐らく譲受車だろうと思うのですが、どうでしょう。また、窓下の黄色い帯は何でしょう。

廃車体
MR410

撮影:一関市民様(大崎市 2009.1.11)

宮城交通 三菱MR410
MR410

撮影:一関市民様(大崎市 2009.1.11)

呉羽ボディの三菱車。系統幕付、前中引き戸という標準的な仕様ですが、参考文献によると譲受車とのことです。裾に二重線のある80年代カラーに変わっています。
「吉」と言うシールが残っていますので、最終配置は吉岡でしょうか。

廃車体
MR470

撮影:海さん様(志田郡 2005.11.12)

宮城交通 三菱MR470(1971年式)
MR470

撮影:海さん様(志田郡 2005.11.12)

これは珍しい金産車体と三菱シャーシの組み合わせ。金産車体の地元である北陸鉄道に導入された最終期のもので、廃車後に宮城交通に譲渡されたものです。希少車の廃車体が残っているとは思いませんでした。
後面のエンジン通気孔の配置は他のボディメーカーの三菱車とは異なる独特のもの。ヘッドライトはいすゞと同じ形ですが、いすゞ車のない金産ボディでは見られない顔になります。

廃車体
U32L

撮影:終点横川目様(金ヶ崎町 2007.5.2)

宮城交通 日産デP-U32L(1984年式)

宮城交通の富士重工5Eボディ。神奈川中央交通から譲受した車両です。
方向幕は神奈中時代のままの横長のもので、印刷部分のみ通常サイズになっています。廃車体に残されている方向幕には「茂庭台団地」の文字が入っています。

廃車体
RM81G

撮影:海さん様(白石市 2005.10.9)

宮交気仙沼バス 日産デP-RM81G

富士重工6Eボディの中型車。塗装が綺麗なままの廃車体で、ちょっともったいない気もします。
恐らく元西武バス。

注意事項
本ページは、「廃車体は文化遺産である」と言う趣旨によって作成しております。当サイトを訪れる方は、この趣旨を御理解いただける方だと思いますが,万が一,本ページの悪用による廃車体への損傷等があった場合は,本ページ及び関連する事項は即刻削除いたします。
ページ上部へ戻る
メニュー

80s岩手県のバス“その頃”