1970年代奥の細道
岩手県南バス13(いすゞ車・川崎ボディ)
板橋不二男様から頂いた1970年代撮影の岩手県南バスの写真を、カテゴリー別に掲載します。ここでは、いすゞ車の中で川崎ボディの車両をまとめてみます。
岩2く1568
撮影:板橋不二男様(大東営業所 1976.5.4)
岩手県南バス いすゞBA743(1963年式)
撮影:板橋不二男様(大東営業所 1976.5.4)
中ドア専用シャーシ。
岩手ナンバーでの登録は1970年ですが、既に赤色が退色してきているように見えます。譲受車で、後面に方向幕があるようです。
岩2く1585
撮影:板橋不二男様(一関営業所 1976.5.4)
岩手県南バス いすゞBA741(1965年式)
撮影:板橋不二男様(一関営業所 1976.5.4)
前面窓の上下寸法が拡大され、後面窓が連続窓になった川崎ボディ。助士席側面の横引き窓が、通常の川崎ボディよりも丸みのある窓になっていますので、後の新設と想像します。つまり、前ドア車を中ドア車に改造したもの。
岩手ナンバーでの登録は1969年頃。車内には紺色の2人掛けシートが見えます。
岩2く1598
撮影:板橋不二男様(一関営業所 1976.5.4)
岩手県南バス いすゞBU10P(1964年式)
撮影:板橋不二男様(一関営業所 1976.5.4)
いすゞBUの初期車で、後面のエンジン通気孔はBA系と同じ丸形。
正面窓は2枚ガラスで、車内には大きなシートカバーのついたハイバックシートが並びます。前ドア車を中ドアツーマンに改造したエアサス車。
運転席側面窓に日よけがあり、正面窓中央にアンダーミラーがある仕様は、元日本交通(東京)の可能性が高いと思われます。
岩22か317
撮影:板橋不二男様(江刺営業所 1976.4.19)
岩手県南バス いすゞBU10P(1965年式)
川崎ボディの初期BU前ドア車。
岩手ナンバーでの登録は1973年。
正面の塗り分け線がちょっと変わっています。
岩22か321
撮影:板橋不二男様(大東営業所 1976.5.4)
岩手県南バス いすゞBU10P(1965年式)
上の317とはほぼ同形車ですが、こちらは正面窓の下にモールが付きます。前ドア脇の「エアサス」を示すプレートもこちらにはあります。
方向幕の「摺沢」は大東営業所が終点の路線にはすべてこう表示されます。
岩22か269
撮影:板橋不二男様(一関営業所 1976.5.4)
岩手県南バス いすゞBU15P(1966年式)
屋根上の標識灯や正面窓下モール、マスクに直接書かれた「岩手県南観光」の文字など、個性あふれるオバQ。
岩手ナンバーでの登録は1972年。譲受車です。