RIVER
PORT HOUR
★ 皆倉橋は、1996年建設省が洪水調節・流水の正常な機能維持・水道用水の供給のための多目的ダムとして大館市の長木川ダム建設計画を承認すると、建設予定地としてその名が市民の胸に刻みつけられた。高さ56mのコンクリートの塊は巨大な怪獣のように住民の日常生活に足音を響かせる。ダム建設に懐疑的な老住民グループが集まり、資料の検討と調査を重ねて建設反対の結論を出した。1999年8月秋田県の寺田典城知事はダム建設には投資効果がないという理由で休止を決定した。 皆倉橋の下流は川に降りるのが危険なので、撮影にはごまかしが多い。自然環境と美観を守りたいと思った場所の一つだが、小坂町へのハイウェイ建設計画がある。
▼ 撮影 1997年11月 映像は4時間の長木川ドキュメンタリーの再編集 長木川 : 炭塚森の水源から米代川合流地点まで約42
km ▼ Director,Cameraman
; Kissaku Hassegawa 長谷川喜作
Video : Source Zone of Nagaki River 3[長木川水源地帯 3]
長木ダム建設計画検討報告書 ダムより先にやるべきことがいっぱいある 1997年10月31日 長木川ダムを考える市民連絡会議 目次 第Ⅰ章 長木ダム計画の経緯 *長木川鉄橋橋脚折れ事故に対する見解 ---市民連絡会アピール 平成9年9月9日 *秋田県長木ダム建設計画の中止を求める要望書 ---市民連絡会アピール 平成9年10月31日 第Ⅱ章 長木ダム計画の概要 第Ⅲ章 長木ダム建設計画への疑問 第Ⅳ章 自然保護と環境影響評価の重要性 第Ⅴ章 長木ダムに代わる治水・利水・地域活性化についての対策と提言 補章 長木ダム調査資料から見たダム建設への疑問 ---RIVER UTOPIA, HHJ
資料編 編集後記 [注;
各章の筆者名はリヴァー・ユートピア代表を除いて記されていない。] ★この前例のない報告書は、大館市民の寄付金で出版された。