もの運び自転車(4) 2007年4月

もの運び自転車の4回目を報告します。今回はフレームのメドがついた状態です。残りの作業を簡単に言ってしまうと「あとは箱を付けるだけ、、、」です。

ここまで製作できればあとは「箱」を載せるだけで自転車の製作はだいたい完成します。商店街での活躍、あるいはイベントでの楽しみをどれだけ提案できるか、、、この自転車を素材としてどのようなシーンを演出できるでしょうか。


フレーム製作

後ろの原寸図との比較で写真に撮ってみましたが、完成状態がイメージできるでしょうか。せっかく作るのでもっと「遊んだ」ところを作りたい気持ちもありましたが、安定とか信頼などの印象も大事ですので、押さえめになっています。

 


箱、ハコ、ボックス、いれもの

「箱」の作りとしては既製のプラスチック箱を考えています。「箱」まで専用に製作してトータルのまとまりを高めていくことも大事ですが、既製の箱に合わせていくことで利用の広がりを考えた方がいいかもしれません。先に「この箱を使いたい、、、」という考えから自転車との連係を進める方が本筋でしょうね。

この写真の箱はよくあるタイプですね。

カタログで見ていると、このほかにも形状や大きさが違うモノ、重ね置きができるモノ、おりたたみができるタイプなどいろいろありますので好みのモノが選べそうですが、かんじんの色が良くありません。もう少し凝ったやり方だと自作の木箱なども考えられますけど、、、個人的には酒樽なんかを希望しています。


なにかのイベントに「もの運び自転車」で参加してみたいと考えはじめています。物売りとしての活動も大切だと思いますが、イベントでのお客さんとのふれあいで自分が楽しまなければ提案する意味がないかもしれません。そういう交流が商売の原点なのかもしれませんね。

自転車ってほんとにむずかしい。自転車の使い方の方がもっとむずかしいかもしれない。


次回の報告は5月8日までに更新します。できれば「もの運び自転車」を完了したいと考えています。頼まれ品もあるのでどうなるでしょうか?

残っている開発テーマを終了させてスッキリしたいところです。仕掛り品があるといつまでも気になりますね。


4月13日(金)のBSデジタル放送BS-iチャンネル23:30~24:00の「銀輪の風~世界のシクロ・リポート~」でラットエンジニアリングの活動が紹介されます。評価いただいてありがたいです。

 


この企画の製作品もたまってきました。いろいろな意見をいただいておもしろがって作っています。モールトン自転車をいじって(改造、カスタム)いくことをカンバンにしていますが、作ったモノをネタにして、ご意見をいただいていぢっていくこともテーマにしています。

思い付いたモノを全部作っていく意気込みでやっていますが、作る方がまったく追い付いていない状態。作れば作るほど作らなければならないモノが増えてくるというどうしようもない状態。


こんな話しですがわかってもらえますか?

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