モールトンいぢり

モールトン自転車をベースとした部品の製作、提案していきたいと思っています。パーツの改造、製作、自作、カスタム、、、どの分野になるかわかりませんが、思い付きをカタチにしていきます。


090822 モールトン自転車のディスプレースタンド 展示保管用 

アルミ砂型鋳物で製作したスタンドです。昔のモールトン本の写真をベースにデザインしました。前後のプレートはアルミで2本のバーは鉄メッキ品です。こちらのスタンドを見慣れると以前作ったモノには戻れないですね。

重量は1400グラム、BSモールトンと17インチ・モールトンの共通サイズ。

 

 

鋳物用の木型を「割り型」で作り、鋳物工場に製作を依頼。アルミ鋳物を自分で鋳込むことは昔から考えていましたが、品質と採算がレベルになりません。鋳物工場にお願いすることにしました。


070725 モールトン用の保管、展示スタンド Mタイプ

 

トラスのイメージとかMoultonのMとかを意識したデザインです。
前輪と後輪が接地した状態で展示できないとイヤなのでタイアを保持する形式です。片輪が浮いている状態をいつも見ていると、自分の中のイメージが狂ってくる気がしてそれがイヤなんですね。自転車としての使用状態で展示するのが理屈に合っているはずです。へんなスタンドに立てるくらいだったら使わない方がいいです。

モールトン自転車そのものが凝った作りで、置いておくだけでサマになる自転車ですから、保管用、展示用のスタンドもそれに見合ったモノが欲しいと思っています。もちろんなるべく「安く」です。


070402  さらにフロントホークをシルバー色に変更。ブログでご要望の加工をやりました。

リアキャリアも製作しています。後部枠は取り外しできますので、デザインの違うタイプに取り替えもできます。中央の部材にはアタッチメントなどの取り付け用のネジも直付けしています。

 

外枠の左右をつなぐブリッジは板をU型に曲げた金具を作って溶接しています。各部の寸法は現物をコピーしたものではなく、写真などから想定したラットエンジニアリングとしてのまとめになっています。


070323  フレーム小物の製作

リアキャリアの取付部のダボは目立ちますので、プラスチックのキャップを作って取り付けました。シート側から差し込みます。今回の作業で取付部を削り取ろうかと思いましたが、いらないから取ってしまうのは安易ですし、芸がないので、こんなモノを提案しました。

クチバシ部の処理。リアキャリアを取り外すと間が抜けて見えるので、付属工具をアタッチメントを製作して取り付けてみました。視覚的な一体感が増すようです。


070323 完成車のまとめ。自作の革サドルを付けています。このBSモールトン改をベースに部品製作を展開していきます。

 

溶接痕を削って仕上げました。アルミの表面はもう少しミガキをやっていきたいです。


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BSモールトンの改造に関係するデカールを作りました。実車のサイズに合わせた転写マークです。「Moulton」の表示は白文字にしています。切り抜いてフレームに貼付けて全体にクリヤー塗装をします。今はフレームいじりと再塗装をやっています。


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以前製作した展示スタンドです。自転車を置いたときに前輪、後輪が接地した状態で展示したかったのでわざわざ作っています。ながめた時に自転車が傾いているのが許せないので、、、。車輪サイズに合わせた作りになっているので、写真のモノはパイロン専用品です。サイズ違いで複数作ってあり、立てて保管している自転車はだいたいこれを使っています。

また、細かいところですが、直付ネジが付けてあり、ミュージアムでも展示できるように説明文やスペック表が取り付けられるようになっています。(いつものように考え過ぎだなぁ) 仕上げはクロームメッキ。


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