フランスのアール・デコの華といわれた ルイ・イカール Louis Icart (1888-1950) 銅版画(カラーエッチング・ドライポイント)の技法を用い、アールデコ期の美しい女性を数多く描きました。 アールデコ期(装飾美術と訳される1910年代半ばから1930年代にかけて流行した美術様式)を代表する素晴らしいカラーエッチング(銅版画)、もちろん直筆サイン入りのオリジナル作品です。 本作品のサインは、1911年頃から1925年頃に使用されたサインです。 ルイ・イカール作品には、現在・当時(1900年代はじめ)のポスター類・印刷・コピー作品もありますのでお気をつけください。 第一次世界大戦は、1914年から1918年にかけて戦われた人類史上最初の世界大戦です。飛行機、戦車などの近代兵器が本格的に投入され、はじめて化学兵器(毒ガス)も使用されました。しかし、戦場の主役は未だ、攻撃においても防御においても歩兵でした。ヨーロッパ諸国(フランス国内)も戦火にさらされたのです。 本作品は、ちょうどこの大戦のさなか1917年に制作されたものです。愛する家族のため、祖国のために盾となって堂々と立ちはだかる兵士の姿が描かれています。 当ギャラリーの下記3点は、第一次世界大戦をテーマに描かれた大変貴重な作品です。 【p_prince】ルイ・イカール 審判 Inquest 1917年頃 【p_prince】ルイ・イカール 祖国防衛 Defense of the Homeland 1917年 【p_prince】ルイ・イカール ギネメールに敬意を Homage to Guynemer 1917年頃 |