熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2026年01月13日(火)
 工房着:午前10時20分  作業開始:午前10時40分−作業終了:午後3時15分
 工房の気温:4度

 今日は『伊賀流十字手裏剣』 5枚の鍛造です。工房に着いて畑を見回ったところ、玉ネギの畝のマルチに風が入り込んでしまったようで、玉ネギの葉っぱがマルチの内側になってしまった物が有りました。そこでまずはこれを直す作業からスタートしました。

 マルチに風が入り込んだのはマルチの端を押さえつけている土が飛ばされてしまい、そこから吹き込んだようだったのでまずは土を確りかけていきました。その後は葉っぱを外に出すようにして行き、その後はマルチが浮き上がらないようにペグを打っていきました。これでなんとか大丈夫だと思います。

 マルチの作業後、11時半過ぎから鍛造作業に取り掛かりました。時間経過はいつもと同じ感じで、1時40分頃には焼き鈍しを掛けるところまで来ていました。およそ2時間位で5枚の鍛造は完了できます。

 2時頃から長ネギを収穫しました。今年のネギはどうしたことかあまり太くなってくれません・・・。でも、ふんだんに使えるので家人からは喜ばれています。

 長ネギを収穫したあとは次の『伊賀流十字手裏剣』 10枚分の素材を切り出して、切り込みを入れる作業をしました。

 
   焼き鈍しを待つ手裏剣 5枚                 次に製作する手裏剣の素材 10枚分

 やはり切り出し作業は時間が掛かりました。コンターが無かったらどれ位掛かったでしょうか・・・。

 明日はいつものように5枚とも罫書きまで行い、2枚を仕上げます。鎚目付けの際に下敷きを準備して作業してみようと思っています。
2026年01月14日(水)
 工房着:午前10時20分  作業開始:午前10時40分−作業終了:午後5時15分
 工房の気温:9度

 工房に着いて畑を見回ったところ『ブロッコリー』の葉っぱに鳥が喰った跡がありました。そろそろヒヨドリが悪さを始める時季になりました。不要CDをぶら下げて鳥除けを造ろうと思って居ます。『ノラボウ菜』はいつものように防鳥ネットにした方が良いかな?

 今日は昨日鍛造した『伊賀流十字手裏剣』 5枚を罫書きまで行い、2枚を仕上げる作業です。作業に取り掛かる前にまずは『鎚目付け』の際に下敷きにする物を作りました。ディスクグラインダーの切断砥石でS45Cの板材に刻みを付けるだけの作業です。
 また、昨日『埼玉の村の鍛冶屋』さんが 「これ燃やしちゃうけれど要る?」 と言って見せてくれた引き出しを貰ったので、これを焚き付け用の木片入れにすることにして、これまで使ってきた物と交換してその周りを整理しました。焚き付け用木片は送風管の上に置いてあるので、割れたりした耐火レンガを積み上げてその上に置きます。結構良い感じに設置できました。
 これまでは漬物だったか、味噌漬けだったかが入っていた円形の浅い桶を使ってきましたが、今回は四角い引き出しですから木片はきちんとおさまる感じです。桶はそのまま焚き付け用の木片になりました。

 
  『鎚目付け用下敷き』                       『焚き付け用木っ端入れ』

 『鎚目付け用下敷き』作りと『焚き付け用木っ端入れ』の整理は1時間くらい掛かりました。焼き鈍しを掛けた手裏剣を冷間鍛造して歪取りをして面を整え終えたのは1時近くに成っていました。面を綺麗にしてから罫書きをして、2枚を仕上げていきました。ここからはいつもの時間経過通りでした。

 
『鎚目付け用下敷き』を使って見た結果             作品2352・2353 『伊賀流十字手裏剣』

 実際に『鎚目付け用下敷き』を使って見ましたが良い感じでした。上(左)の写真は鎚目付けをした裏側の様子です。分かりにくいと思いますが浅く鎚目が着いた状態に成っています。
 今までは鎚目を付け反対側に鎚目を付ける際は、平面の金床面に折角付けた鎚目側を置いて反対側の鎚目付けを行うので、付けた鎚目が潰れていましたが、この下敷きがあれば潰れてしまうことは無さそうです。
 ただ、下敷きの重さがないので鎚打ちすると跳ねてしまうので、これを抑えることを考えなければ成りません。シート状の磁石を貼り付けて金床面に固定しても良いかなと思っています。シートの磁石は工房にあるはずなのでさっそく明日試してみようと思っています。

 1時間ずつ遅くなり今日は帰路に着いたのは5時15分でした。日没後ですから最初からライト点灯でした。天気が良かったので『宮前インター』から夕焼け空にシルエットになった富士山が綺麗に眺められました。今日は流れていたので写真は撮れず残念でした。

 明日は残りの3枚の仕上げ作業です。今日よりは1時間位早く帰れると思っています。
2026年01月15日(木)
 工房着:午前10時30分  作業開始:午前10時40分−作業終了:午後4時15分
 工房の気温:8度

 今日は『伊賀流十字手裏剣』 3枚を仕上げる作業です。工房に着いてまずは『鎚目付け用下敷き』の裏面に磁石シートを貼り付け、鎚目付けに備えました。そして、すぐに手裏剣の切れ出し作業に取り掛かりました。切り出し後はコバを整え、罫描き線を消しながら面を100番のベルトで仕上げました。


作品2354〜2356 『伊賀流十字手裏剣』
 面が整ったところで『鎚目』を付けていきます。磁石
シートを張ったので跳ね上がることは無くなりました
が、磁力が弱いのでどうしても下敷きが動きました。
これはもう少し強力な磁石を使うか、金床に固定す
る道具を作った方が良いかもしれないです。

 鎚目を付けた側を下にして、反対側の鎚目付け作
業をしても鎚目が潰れにくくなったのでこれは良かっ
たです。ただ、磁石シートはやはり柔らか目なので鎚
目を付けるハンマーの打撃力が吸収されちゃう感じ
でした。金床に固定するように道具を作るのが一番
良いかもしれないです。

 強力な磁石を付けると切り子や酸化皮膜などが張
り付き、金床の天面を傷付けちゃう可能性もありま
すね。また、磁石が割れちゃう可能性も有ります。

 明日はまた5枚鍛造の日です。1時半頃には焼き鈍しを掛けていると思うので、その後はこの下敷きをどうするかを考えようと思っています。 
2026年01月16日(金)
 工房着:午前10時20分  作業開始:午前10時40分−作業終了:午後3時15分
 工房の気温:12度

 今日は『伊賀流十字手裏剣』 5枚の鍛造作業です。大体2時間少々で終わる予定なので、その後は『鎚目付け用下敷き』を動かないようにするように工夫する作業です。


焼き鈍しを待つ手裏剣
 連続して作ってきているので要領よく作業できる
ようになりました。写真の手裏剣はほとんど手鎚は
使わずに、スプリングハンマーだけで鍛造していま
す。以前は十字にするのに苦労しましたが、現在
は困ることは無く作業できるようになりました。

 昔の手裏剣を作る鍛冶屋だったらこの状態でも
う少し先を細めるように打ち出して刃付けをして作
ったものと思います。熊公の場合はサイズが決め
られているのでここから切り出します。
 今度試しに切り出さずに刃先を打ち出し、刃付け
して手裏剣を作って見ようかと思って居ます。

 焼き鈍しを掛けてから火床を掃除して、スプリン
グハンマーに注油してから、『鎚目付け用下敷き』
の固定の方法を考えました。1時半でした。


 その結果、金床の手前側に『鎚目付け用下敷き』を横に固定することにして、奥側は異形鉄筋を引っかける形にして、手前側には厚さ6mmの鉄板を溶接してストッパー用のネジを付けることにしました。そして、その場合わせで鉄筋を曲げて行きました。

 手前側の鉄板は剥がれないように確りカイサキを付けて溶接しました。鉄筋も下敷きの両サイドに確り溶接して、最後にM9のナットを溶接して完成させました。終了は3時をまわっていました。

 
固定用金具を溶接した『鎚目付け用下敷き』          実際に金床の天面に取り付けて様子を見る

 仕上がったところで金床の天面に取り付けて様子を見ました。実際に鉄片に鎚目を付けてみましたが確り固定できているのでかなり強く打っても動くことはありませんでした。
 写真の矢印部分にゴムを巻いてやればより確実に固定できるような気がしています。

 次回は2枚仕上げることになりますから、この『鎚目付け用下敷き』を使って作業するのが楽しみです。

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