熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2025年12月10日(水)
 工房着:午前9時55分  作業開始:午前10時15分−作業終了:午後3時05分
 工房の気温:7度

 今日は『手裏剣』 5枚の鍛造です。10枚鍛造しようかとも考えましたが、5枚鍛造したあと畑の作業をすることにしました。

 『手裏剣』 5枚の鍛造は2時間半位で作業できますが、作業に慣れてきて今日は2時間少々で完了できました。

 
      十字にした素材をある程度打ち広げる        センター部分の広がりのバランスをとるように打ち広げる

 
   先を打ち延ばしていく                         厚さを整える   

 
  型が納まるか厚さは予定通りかの確認                焼き鈍しを掛ける直前の手裏剣   

 手裏剣の鍛造は2枚同時に作業していきます。写真奥側のものが1つ先を進んでいるものです。センターの広がりのバランスをとる方法は伸ばしたい方向へ延ばす道具を使い調整するのが一番簡単です。これまでは直角出し治具を使ったり色々試しましたが、この方法が一番能率が良いです。

 熊公は依頼された寸法で作らなければならないので切り捨てる部分が多くなり成りますが、昔であれば焼き鈍しを掛ける状態の手裏剣の先端をもっと尖らせるように打ち、コバなどを少し整えて、そのまま刃を付けたんじゃ無いかと思っています。鉄の無駄が最小限に抑えられます。

 1時前に焼き鈍しを掛け終えましたから、ここから畑作業です。まずはピーマン・シシトウなどを植えてあった畑(附属農園 東の畑 南側)を耕すことにしました。枯れた雑草を集めて鶏糞堆肥を撒き、耕運機を掛けました。
 次に、北の畑に積んである雑草を法面下に移して焼却作業をしました。

 
   耕作した附属農園 東の畑 南側                    法面下での雑草の焼却    

 雑草は良く乾いていたので直ぐに燃えてくれました。最後に確り水を掛けて消火を確認して、作業を終えました。焼却作業を始めにしておけば北の畑の耕作も出来ました・・・。手順を間違えてしまいました・・・。

 明日はいつものように5枚とも面を整え、罫書きまで行い、2枚仕上げます。作業は3時過ぎまで掛かると思います。その後記録を付けたりして、帰路に着くのは3時40分過ぎるでしょうね・・・。
2025年12月11日(木)
 工房着:午前10時05分  作業開始:午前10時25分−作業終了:午後4時10分
 工房の気温:6度

 今日は昨日鍛造した『手裏剣』を冷間鍛造して、面を整え、5枚全部を罫書きして、その内の2枚を仕上げる作業です。黒染め終了は予定通り3時チョット過ぎでした。罫書き終了は12時でした。そこから2枚を切り出しての作業1枚仕上げるのに1時間半という計算です。

 
 作品2336・2337 『伊賀流十字手裏剣』               収獲した『小松菜』と『ホウレン草』   

 作業後『小松菜』と『ホウレン草』を収獲しました。『小松菜』は次収獲したらお終いです。『ホウレン草』はまだまだ収穫出来そうです。

 明日は残りの3枚を仕上げます。直ぐに切り出し作業からスタートですから今日よりは早く終わるものと思います。
 今日は帰路最初からライト点灯でした。13日が日没時刻が一番早い時期の最終日だったと思います。少しずつ日没時刻が遅くなっていくのが楽しみです。
2025年12月12日(金)
 工房着:午前10時25分  作業開始:午前10時45分−作業終了:午後3時35分
 工房の気温:7度

 今日は『手裏剣』 3枚の仕上げ作業を予定していましたが、冬型の気圧配置で風が強くなったので急遽作業室の掃除をすることにしました。ここ数年良い風が吹かず埃の排出が不自由分でした。

 工房に着いてまずは体の中に埃が入り込まないように身支度しました。そして、窓を全て開け、火床の強制排気ファンを回して、北側のコークス搬入口を開け北風を作業室の中に吹き込ませました。そして、ブロアーを使って北側から埃を吹き飛ばしながら南側の出入り口に向かって行きました。その際の埃はもの凄い状態でした・・・。

 
  埃が舞い上がった状態                      出入り口から排出される埃

 
 久し振りに綺麗になった横座                  掃除後の防塵マスクのフィルター

 2時間ほど埃と格闘しました。横座は久し振りに綺麗になり、床面を見る事が出来るように成りました。防塵マスクのフィルターを見るとその凄い事・・・。マスクをしないで今日の作業をしたら確実に肺がやられちゃいますね・・・。

 1時過ぎから今日仕上げる予定だった『手裏剣』を切り出し、コバを整えて面を仕上げ、槌目を付けて、センターの穴開けまで作業することにしました。残すは刃付け作業だけという状態にして今日の作業を終えました。

 
 刃付けをする直前の状態の手裏剣                    笹目橋からの富士山    

 月曜日は刃付け作業をして焼入れまで行い、そこから新たな5枚の鍛造をしようかと考えて居ます。焼入れまでは1時間半は掛からないかと思っています。おそらくお昼過ぎには焼入れ出来ると思うので、そのまま鍛造に移り、焼き鈍しを掛けてから黒染め作業をしようと思って居ます。

 帰路、4時24分頃『笹目橋』を渡りました。東京の今日の日没時刻は4時28分、お日様が沈むところを眺められるかと思いましたが、既に沈んでいました。夕焼けの様子から山頂の北側付近に沈んだ感じです。明日辺りがど真ん中に沈むのかな・・・? 明日は日没時刻に合わせて見に行ってみようかな・・・。
2025年12月15日(月)
 工房着:午前10時10分  作業開始:午前10時30分−作業終了:午後4時25分
 工房の気温:10度

 この所『手裏剣』造りに追われていて、8日の『鞴祭』・11日の『酔鍛磨庵 火入れ記念日(21周年)』を祝わずに過ぎてしまいました。少しゆとりが無いかな・・・。

 前回は作業室の掃除をしましたから扉の隙間から休憩室の方にも埃が入り込んでいます。まずは机や棚の上を拭いたり、床を掃き、クイックルワイパーで拭き掃除をしました。

 続いて、前回 刃付け作業直前までにしてある『伊賀流十字手裏剣』 3枚を仕上げる作業からです。
 3枚を刃付けするには75分位かかる計算です。11時頃から作業開始、12時15分頃には終わりました。ここからロットナンバーと銘を刻印して焼き入れ作業に取り掛かりました。

 焼入れをして焼き戻しを掛け、そこから『手裏剣』5枚の鍛造に取り掛かりました。鍛造に取り掛かったのは12時50分頃からです。およそ2時間の作業、3時少し前には終了して焼き鈍しを掛けました。今日は作業の後半でコークスをコンテナに補充しました。手裏剣製作20枚で20kg火床のコークスを使う感じです。一枚鍛造するのに1kgくらい使う感じです。

 
作品2338〜2340 『伊賀流十字手裏剣』              焼き生の詩を書ける直前の手裏剣 

 焼き鈍しを掛けてから火床の掃除をしました。今日はコークスをコンテナに補充しましたから20kg燃焼させたことになるので、灰受の灰を下に落として灰受部分を空にしました。ロストル上のスラグを処理して次の作業に備え、ハンマーに注油してから焼入れした『手裏剣』を黒染めしました。

 続いて『長ネギ』を5本ほど収穫して、畑全体に液肥を撒いてやりました。これで今日の作業は終了です。着替えをして記録を付けて帰路に着きました。日没時刻1分ほど遅くなりました。帰路に着き直ぐに日没でしたが、これからは日没時刻が遅くなると思うと嬉しいです。(^-^)v
 『笹目橋』からは夕焼けにシルエットの富士山が眺められて綺麗でした。

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