■アストロガンガー
(1972年 日本テレビ系)

「鉄人28号」と並ぶロボットアニメの先駆的存在。
宇宙の生命体ガンガーと、地球人とカンタロス星人との混血児、カンタローが融合し、ブラスター星人の魔の手から地球を守る!
ロボットなのに人間顔なのと、いっさい武器を持たない(玩具メーカーに干渉されていない)コンセプトが時代を感じさせます。




■グロイザーX
(1976年 テレビ東京系)
「グロイザーX」とは厳密に言えば右の飛行形態の姿であり、要所で人間型ロボット「グロイザーロボ」に変形する(毎週ロボが出てくるわけではないのが画期的といえば画期的のような)。
なお、中間形態もお披露目したこともあり(バルキリーの前身か!?)。



■RPG伝説ヘポイ
(1989年 テレビ東京系)

「RPG=ロープレ」と呼ばせるのが泣かせる(商標の関係かな?)。
厳密に言うとロボットアニメと言うより、ファミコンRPG風冒険アニメと言った方が正解なのだが、「キャッスル」と呼ばれるお城型ロボットも登場し、物語に花を添えてくれます。
OPの「オモチャチャマンガガシールルゲーム」の通り、とにかく子供が好きそうな要素を全て取り込み、いろんなメディア戦略を狙ったと思われる意欲作だ(しかしメインスポンサーがセガだったので、商品展開は上手くいったとは言いがたいのだがw)。




■機甲創世記モスピーダ
(1983年 フジテレビ系)
バイクが変形して「ライドアーマー」と呼ばれる戦闘服になるのが実に画期的だが、これではロボットと言うよりはパワードスーツか
しかし「レギオス」という全高8.9mのロボットも登場しており、これの変形が某バル●リーそっくりで(笑)、大いに超時空要塞を意識していると思われます。



■機動警察パトレイバー
(1989年 日本テレビ系)

ハッキリ言ってユニットとしては宇宙も水中も駄目でしょう(逝)。
まあロボットと言っても警察だし、そもそも作品のコンセプト自体を考えた場合スパロボに参戦することに無理があるのだが、作品自体は超メジャー作であるため、常に参戦希望が絶えない作品ではある。
旧ザクあたりと戦っても踏み潰されそうだが。




■レッドバロン
(1994年 日本テレビ系)
もともとは1973年に放映された特撮番組「スーパーロボットレッドバロン」がベース。
とは言ってもストーリー的に繋がりはなく、「メタルファイター」と呼ばれる巨大ロボット同士が戦いを繰り広げる、格闘色の強い番組となっている。
しかし同時期に始まった、同じようなコンセプトの「機動武闘伝Gガンダム」という超メジャーが存在したことが不運と言えば不運だった(でもないか)。



■ビデオ戦士レザリオン
(1984年 TBS系)
なんだよ「ビデオ戦士」って(笑)。
「プラレス3四郎」の後を受けて放映されたため、非常にサイバステッィクな世界観を持った作品となっています。
主役ロボ「レザリオン」は物質電送実験の事故で通信ゲームのロボットが実体化した姿。したがって主人公はジョイスティックとキーボードでレザリオンを操縦士し、電波の届かない場所では極端に弱体化してしまいます。
まるでモバイル機の電波不通に四苦八苦するサラリーマンのようです(笑)。



■超時空騎団サザンクロス
(1984年 毎日放送系)

「マクロス」「オーガス」に続く「超時空シリーズ」第3弾。
しかし物語、舞台設定はますます複雑化。ロボットアニメと言うより軍隊戦記アニメのようになってしまいました。
惜しむべきは主役たちの着ている戦闘スーツばかりが印象的で、巨大ロボットの印象が極めて薄いんだよなぁ〜。



■鉄人28号/太陽の使者 鉄人28号
(1963年 フジテレビ系/1980年 日本テレビ系)

日本スーパーロボットアニメの元祖。全てはここから始まった!
OPの「敵に渡すな大事なリモコン」の歌詞通り、操縦者によって正義にも悪にもなってしまう鉄人。
世界中から様々な巨大ロボットが集結し、正太郎少年と共に壮絶かつダイナミックな戦いを繰り広げる!
ちなみに本作は1980年に「太陽の使者鉄人28号」としてリメイク。
現代風なデザインにアレンジされています。



■覇王大系リューナイト
(1994年 テレビ東京系)
これも「ワタル」同様の異世界ファンタジーロボットアニメ。
登場するのは「リュー」と呼ばれる意思を持ったSDサイズのロボット。
「アデューレジェント」というOVAも制作される等、けっこうな人気を博したようだ。
このころはやたらこのテのRPG風ファンタジーロボットアニメが乱立していたなぁ。

※「スーパーロボット大戦NEO」に参戦が決定しました。



■ラムネ&40
(1990年 テレビ東京系)

シリーズ初作品「NG騎士」では、主役メカは「ワタル」を髣髴させるSDサイズの守護騎士だったのだが、次作「VS 騎士」ではリアルサイズの神霊騎士が活躍するようになっている。
しかしこれをスパロボに出して再びSDサイズに変更してしまったら神霊騎士の存在意義は・・・!?(笑

※「スーパーロボット大戦NEO」に参戦が決定しました。



■ヤマトタケル
(1994年 TBS系)

主題歌を若き日のGLAYが歌っていた・・・と言うことで覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
同名実写映画と同時プランで制作されたらしいが、内容を見ると微塵も共通点が感じられないのである。



■エリアル
(1989年 OVA)
エリアルとはSCEBAI所長の岸田博士が作り上げた女性型兵器「All Round Intercept and Escory LAdy」の略である。
3人の少女がエリアルの乗り込み、悪の侵略企業と戦うSFアニメ。
原作の小説版は長い年月を得て、全20巻(52話)が最近完結した模様。



■魔境外伝レ・ディウス
(1987年 OVA)
古代クオル人が残した無限のエネルギー鉱物資源リド。
トレジャーハンター、ライオットは、その手がかりを求め、古代神官の末裔ユタに会う。
しかしライオットの宿敵カイザーもまたリドを狙っていた…。
これも1987年という、OVAブーム絶頂期に作られた、東宝ビデオが葦プロと制作した異世界ファンタジーロボットアニメだ。



■戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー
(1985年 日本テレビ系)

最初から玩具展開されることをを前提に、タカラの玩具+米ハズブロ社の設定と言う、日米合作で制作され、双方の国で大ブームを呼んだ。
タイトルの「超ロボット生命体」の通り、とにかく出てくるのはロボット!ロボット!で、意思を持つロボットたちの壮大な群雄割拠劇が、なぜかこの時代にあって新鮮に写り、国境を超えた児童(だけでなくいい大人も)人気を得る。
あくまでタカラのシンボル的製品なので、スパロボに登場するのは絶望的可能性と思われる(現在のところ)。
「金色の夢から覚めて」「形を変えた秘密の瞳」などの神秘的歌詞のOPもイカす。



■戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010
(1986年 日本テレビ系)

劇場版「トランスフォーマー・ザ・ムービー」(なぜか日本では後年上映)を経て制作されたトランスフォーマーの第2部。
サイバトロンとデストロンの創造主、クインテッサ星人も加わり、物語は3つ巴の戦いへと展開していく。
この後シリーズは「ザ・ヘッドマスターズ」「超神マスターフォース」「トランスフォーマーV」「トランスフォーマーZ」「ビーストウォーズ」「マイクローン伝説」そして近年放送された「スーパーリンク」へと続く等、まだまだ人気の衰えを知らない脅威のシリーズである。



■Gセイバー
(2000年 名古屋テレビ系)

ガンダム20周年記念の一環で、米国ハリウッドで制作された実写+CGのガンダム。
と言っても内容は「ガンダム」のそれではなく、もはや完全オリジナル。
日本のアニメというより、極めてあちらのテレビドラマ風に話は進んでいきます(「ガンダムの新作だ〜!」と思って見ると痛い目にあうかも)。
スパロボに登場した暁には、これ一体だけ3DCGで描いてほしい所存(笑



■ゾイド
(1999年 TBS系)

これもタカラの「トランスフォーマー」と同じく、トミーの玩具販促アニメ。
その歴史は20年と古く、今でもアニメ、玩具の商品展開が続くロングランシリーズなのである。
これもスパロボに参戦・・・となると政治的に無理があるのだが、世の中何が起こるか分かりません。
何と言ってもスクウェアとエニックスが合併したり、任天堂ハードでソニックガ遊べたり、カプコンとSNKが1つのゲームで戦ってしまう時代なんですからね・・・。
まあこういうコラボは、総じて両社の台所が傾いているときにのみ行われるものなんですが(逝

※「スーパーロボット大戦K」に参戦が決定しました。



■機神兵団
(1993年 OVA)

1937年の日本が舞台だけあって、登場するロボット(機神)もそれらしいレトロ感覚溢れるデザインになっていますが、起動時に真空管が次々に割れる描写といい、カッコよさ抜群です。
原作は山田政紀の同名小説だが、OVA化にあたりかなりアレンジ、オリジナル設定が加えられている。



■卒業〜Graduation〜聖羅V
(1995年 OVA)

なんだこりゃ!?
大ヒット美少女育成PCゲーム「卒業」のキャラを、そのままロボットアニメに当てはめた狂気の一作。
と言ったわけで「卒業」のパラレルワールド的作品と思ってもらえれば結構でしょう(う〜む)。
ちなみに「聖羅V」=「せいらあヴィクトリー」と読みます。



■女神候補生
(2000年 NHK BS-2)

NHKなのである。画像出しちゃって大丈夫かな!?(汗
21世紀のアニメらしく、3DCGでハイスパートにバリバリ動き回るのだが、全26話放送する予定が、なぜか12回で終了。
「続きはOVAや劇場で見てね!」といった「レイズナー」や「バルディオス」と同じような過ちをこの時代でも繰り返すのであった。



■Z.O.E
(2002年 テレビ東京系)

元は小島秀夫プロデュースのコナミのゲーム。
それをサンライズが映像化したものが
「Z.O.E Dolores,i」だ。
と言ったわけで現時点ではスパロボどころか他メディアにも登場するのが非常に難しそうだが、少女の魂の入ったロボと、それに乗った他作品のパイロットとのやりとりは聞いてみたいと言えば聞いてみたい気も・・・。
アムロとか。




■MAZE★爆熱時空
(1997年 テレビ東京系)

主人公の少女(メイズ)が夜になると男に変身する・・・という設定がなんともはや・・・な感じはするが、ゲームでその設定が生かしきれればちょっと面白いかも。
原作はあかほりさとる。
放送は深夜枠だが、エロ度(?)は極力押さえられた作りに賛否両論だった(のか?)。



■フルメタルパニック!
(2002年 WOWWOW)

世界最強といわれる特殊部隊「ミスリル」。
そこに所属するエリート戦士、相良宗介は、日本の高校に通う美少女「千鳥かなめ」の護衛の任務を言い渡される。
さっそく彼女の高校に転校生としてやってきた宗介だが、平和な日本で戦争ボケをかましまくる。一方では、「かなめ」をめぐって暗躍する謎の組織が・・。
SF、軍事、サスペンス、恋愛、ギャグ。あらゆるエッセンスを盛り込んだ、「月刊ドラゴンマガジン」連載の人気小説が原作のアニメだ。
※「スーパーロボット大戦J」に参戦が決定しました。




スーパーロボット大戦参戦希望番付 その5へ続く


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