一般路線バス
中型バス
1970年代後半から地方のローカル路線バスには中型車が多く使用されるようになりましたが、岩手県内の国鉄バスへの中型バスの進出は1980年代中盤からのようです。日野RL320(1975年式)
岩22か2101
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撮影:盛岡市夕顔瀬橋(1985.6.29)
日野の中型車です。同年式の大型車に比べ、サッシ窓、正面2枚ガラスなど、若干新しく見えます。側面方向幕は、窓に組み込まれています。
登録は1984年ですので、他地区からの転入のようです。
車番は「337-5001」です。
いすゞK-CCM410(1980年式)
岩22か1621
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撮影:一関営業所(1985.8.11)
標準的な前中折戸の中型車ですが、系統幕付であることから、他地区からの転入車と思われます。よく見るとCCMには珍しく、正面窓が4分割となっています。
車番は「331-9002」。
いすゞK-CDM410(1983年式)
岩22か1911
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撮影:岩泉営業所(1985.8.24)
岩22か1913
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撮影:北福岡営業所(1985.11.24)
1983年にはメーカーのマイナーチェンジにより型式が変わりました。
このグループは岩手県内にかなりの両数が配置されていました。系統幕はありません。
車番は「331-3077」。後ろ姿は「331-3071」です。
日野P-RJ172BA(1988年式)
岩手22き22
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撮影:盛岡支所(1988.7.21)
私が岩手県を去って3ヵ月後に1回だけ訪れたとき、見慣れない車両を1枚だけ撮影したのがこれです。「岩手」ナンバーなので1988年に入ってからの登録ですが、車番からすると1987年度、つまりJR東日本時代の購入だと思われます。
国鉄時代からの標準的な仕様で、正面の動輪マーク、側面のツバメマークもそのままです。
このときはJRバス東北になっており、沼宮内本線(盛岡−葛巻)に使用されていました。
車番は「337-7413」です。