|
25/07/31 MACH-10 インプレ現状まとめ
兵庫県伊丹市で国内歴代最高気温の41.2度を観測したそうです。
岡山の真庭市でも観測史上初の40度を超えました。
これぐらいになったら、テニスはしないでください。
ゆめタウンのフードコートに行ってマックのポテトむさぼりながら涼んでおきましょう。
さて、発売から3ケ月が経過しインプレがまとまってきましたので報告します。

使用された方のインプレは概ね好評でリピーターも多いです。
インプレの内容ですが、
・柔らかめで衝撃をよく吸収している。ポリだけど負担は少な目。ハイパーGソフト、REVより少し柔らかい。
・飛びは十分で、打球音も気持ちよい。「パァーン!」という打球音。回転をかけていくと若干、浅くなるので調整が必要。
・面に乗っている時間は長いが、食い付き、回転のかかりは平均的なところ。
・アシスト感を強めに感じるが、ショットが重たく感じる場面もある。そのときはテンションをアップ。
・弾道がやや高めになるが飛びすぎ感はそれほどない。
・ボレー、ネットプレイがレベルアップできる。スライス回転のショットがよい。
・柔らかいのでインフォメーションがやや薄いけど慣れると思います。
・ローテンションが好きなハードヒッターも高評価の傾向がある。
・横糸ナイロンにすると硬くなるかもしれないので注意。
POLYTOUR REVと比較する人が多いです。柔らかくて飛ぶから確かに同じポジションのストリングになりますね。
新製品のGOSEN G-TOUR2もライバルになると思います。
総評として、ボレーヤー、フラット系オールラウンダー、ポリのわりには衝撃が少なめのしっとりしたタッチが好みのプレイヤーにおすすめしたいストリングです。
特性から考えて1.20、1.15が人気が出ると予想しています。
それから、5角形で角がしっかりたっているので、ガット張り作業で横糸を編んでいくときはゆっくり負担がかからないように慎重に作業しないとしないといけません。ナイロンとのハイブリッドは要注意です。
柔らかめで反発高めのポリストリングはハイブリッドの縦糸として使用すると、よい結果になりやすいと考えています。MACH-10はポリ×ポリのハイブリッドでさらにパフォーマンスを出せると予想します。
少し飛びを抑えつつスピンを増やすなら横糸に、
YONEX POLYTOUR PRO 120/115 (縦125 or 120)
SIGNUMPRO FIRESTORM 120 (縦125)
タッチを少し硬くして弾きを早くするなら
GOSEN G-TOUR3 118 (縦125 or 120)
YONEX POLYTOUR STRIKE 120 (縦125)
SIGNUMPRO PLASMA 118 (縦125 or 120)
これらは縦糸と横糸の代金を足して2で割った価格で出来ますのでご相談下さい。
カナダで開催されているWTA1000の2回戦で世界ランク110位の伊藤あおい選手が同9位のパオリーニ(イタリア)をマッチポイントを握られながらも2-6, 7-5, 7-6 (7-5)の逆転で破る大金星を挙げました。
独特の戦術でかなり前から注目している選手ではありますが、フィジカルに恵まれていないためトップランカーは倒せないと思っていました。 でも一般のテニスを楽しんでいる人たちにはすごく参考になるのかもと考えていました。
台湾の謝淑薇選手(シエ・スーウェイ)の戦術に似ていると言われています。
このままランクが上がっていくとよいですね
知らない方はぜひYOUTUBEなどでチェックしてみて下さい。 過去ログはこちら
|
|
25/07/18 ULTRA V5
ウィルソンのラインナップでもっとも高反発でオールラウンドなラケット「ウルトラ」 が3年ぶりにフルモデルチェンジしました。
7月15日発売になります。PROは9月以降です。
100は、100 / 100L / 100ULの3モデル。
108が廃止され、ULTRA 111が登場。これはDUNLOPのLX1000、PRINCEのEMBLEMの対抗馬になりますね。これ、、、ヒットする予感がします
|

そのほかに、
●ULTRA TOUR 98・・・95から98インチに変更。308g/325mm/18*19/22mmFLATBEAM/PWSとクラッシュゾーン廃止。錦織選手モデル
●ULTRA TOUR 98J・・・290g/330/18*19
●ULTRA PRO 99・・・305g/325/16*18。契約選手用のスペック。STEAM99Sと同じモールド。デミノーモデル。Xループ構造。
●ULTRA 25/26 (ジュニアラケット)
100はスペックに大きな変更はありませんが、RA値を少し下げて、ULTRAの高パワーに収まり感を追加したそうです。
フェイスの3時9時のカーボンレイアップの変更により、しなりを作っていると思われます。
それと、スウィングウェイトを285にアップしてあるので、若干ストローカーよりに振ってあるかもです。
ボトムのストリング可動域を広げる「クラッシュゾーン」、安定感を生む「内蔵PWS」は継続して採用。
100は鮮やかなマットブルーでEZONEより少し濃い目ですね。
V5も100/100Lに人気が集中すると思います。TOURは98/98Jどちらもフィジカルに自信のあるハードヒッター向き。PROはちょっと厳しいけどプロのスペックで楽しみたいフラット系プレイヤーにおすすめします。
今年はラケットもストリングも青が多くて良作が揃っています。
US OPEN前哨戦あたりからこのラケットが目立ってくるでしょうね。 過去ログはこちら
|
|
2025/07/07 ウィンブルドン ベスト8
久しぶりに更新します。毎度すみませんです。
熱中症に怯えながらもなんとか真面目に働いております。
ウィンブルドンも暑そうですね。開幕日は32.3度だったそうです。
2015年は35.7度を記録したそうで、この年はジョコビッチが決勝でフェデラーを破っています。
ウィンブルドンの観客が薄着なのを見て違和感を感じながらも、世界中暑いんだなと。
気温が30.1度を超えると「ヒートルール」が適用され、10分間の休憩が認められます。
そして、大会の追加対策として、
コート周辺に選手用の氷を配置。
ボールパーソンの交代頻度を多めに。
給水ステーション、日陰スペースを大量に設置。
選手もたいへんだけど観戦するほうもたいへんだ。
4大大会って全仏以外、暑さとの戦いになってる気がします。
お客さんと時々話題になりますが、一般のプレイヤーも暑さになれる練習をしておかないと試合で力を出せないので、体調のよいときに猛暑の中で短時間の運動をして慣らしたほうがよいかもしれませんね。
おっと、波乱の多い今年のウィンブルドンですが、ベスト8に進出したのは
ボトムハーフは、
フリッツ
カチャノフ
ノーリー
アルカラス
トップハーフはこれからです。
第4シードのドレイパーは3年に1回ぐらい覚醒する チリッチの餌食になってしまいました。引退を示唆しているジョコビッチにも頑張ってほしいです。
それから、ここ最近のウェアですが、テニスの伝統的なイメージを覆すような動きが感じられます。グッチなどのハイブランドの試みや、オフコートでの着用が自然になりそうなテニスと関わりのなかったブランドが進出しています。
テニス界を活性化するひじょうによい傾向だと思います。
|
先日、広島湾に船釣りにいってきました。
この時期好調の真鯛、青物狙いです。
天気、コンディションもよくて「今日はイージーゲームやな」と
みんな余裕をかましていました
|
釣りに関して意識高い系のエクストリームなメンバー だったので、みな黙々とルアーを投げてはリールを巻くを繰り返していましたが。。。
けっきょくほぼあたりもなく、船上はギスギスした雰囲気に
終盤にNさんがでかいなまこをひっかけただけ。。。
・・・船上が笑いに包まれました。
なんてことはなく、「気持ち悪い」「早く捨てろ!」「もうおうちに帰りたい(半泣きで)」と罵声を浴びせていました。
、、、秋にリベンジします。
今回もよき思い出になりました(遠くを見ながら) 過去ログはこちら
|
|
2025/05/11 ソリンコ MACH(マッハ)-10
GW前後の張り替えが落ち着いたので、久しぶりに更新します。
ブログはさぼってるけど、ガット張りには集中しておりました 
GW前後の張り替えは1年でいちばん多いのですが、20年前と比較すると肌感覚では2割ぐらい少なくなっているように思えます。
メーカーの営業の方とよく話題になりますが、若年層のスポーツ人口全体の減少と競技種別の多様化によりテニス人口はかなり減少して底打ちしている状況のようです。
でも、これぐらいが本来の姿ではないかと。
コート予約競争に必死にならなくてよいし、練習量、練習内容の密度も確保できて健全な状態に近いのかも。と感じております。
さて、久しぶりに注目のガットがでました。
個人的に、かなり期待しています。
同社のハイパーGと同じ5角形でゲージは4種類あります。

「CLOUD-FORM Technology」で雲のように柔らかい快適な打球感と爆発的なパワーの両立。さらに柔らかさの代償である性能維持力の悪さを払拭し、長時間パフォーマンスを維持することが出来ます。
五角形形状ながらもストリングの平滑性(滑り)が良く、スナップバックによりスピンとパワーを生み出します。
これが本当に実現出来たら、最高のオールラウンドポリになりますね。
数名の方に張らせてもらいましたが、まだインプレはできておりません。
張ったかんじでは、柔らかそうだし5角形の角もはっきり尖っている割には滑りやすいし、コーティングの効果でマイルド感がありそうです。
いまのところ、柔らかいけどよく飛び、打球音もよい。という高評価を聞いています。

1.20を身体測定してみました。5角形なので参考になりにくいですが重量がBLASTより軽いので、これでテンション持続性能も高いのならかなり優秀といえます。
注目度NO.1のポリです。気になる方はぜひお試しください。
おっと、GOSEN G-TOUR 2 も入荷予定です。 過去ログはこちら
|
|
25/03/17 ウィルソン プロオバーグリップ 近日入荷予定
2002年から販売され愛用者も多い、プロオーバーグリップが新しくなりました。
日本製で質感も高く、強力なグリップ力で信頼されるロングセラーのオーバーグリップです。
1本入り ¥418(税込)
3本入り ¥1,122(税込)
|
・ポリウレタン樹脂の配合率が変わり、その他の素材配合率を的確な配合にする事で、ウイルソン独自のウエット感が向上し、さらにはその・ウエット感がより持続する様に向上。
グリップテープの基礎になる不織布から見直し、再選定し、よりポリウレタン樹脂が絡みやすい生地を選定。それにより耐久性、吸汗性を向上されることに成功。
・製造の最終工程でのサイズの均一化をする際に0.1㎜単位での調整する事で握った際のフィット感をより向上させる。

錦織選手も使用しており、錦織選手の要望も加え絶妙な調整で開発したそうです。
厚さ0.5㎜×幅30㎜×長さ1050㎜ とスペック変更はありません。
個人的には幅28㎜にしてちょっと長くしてほしいと思ってます
うちでは、
ヨネックス ウェットスーパーグリップ
ボウブランド
の2つが五分五分ぐらいで購入されておりこの次に来るのが、ウィルソン プロオーバーグリップです。
個人的にはグリップ力だけで比較すると、ウィルソン プロオーバーグリップが一番強いと思っていますが、フィーリング、グリップチェンジのしやすさなど考慮した総合得点で判断すると思うので、どれも甲乙つけがたいですね。ぜひいろいろ試してみて下さい。
今回はグリーン、グレーが追加されました。
このニッチな色は在庫するか迷う色なんですよね~

BNPパリバOPでティアフォーを破り、準々決勝でルーネに敗れベスト8を逃した綿貫選手ですが、ランキングを大きく上げて214位になっています。
アリゾナのチャレンジャー準決勝の錦織選手はフォンセカにストレートで敗退しましたが、西岡選手を抜いて日本人最高位の64位です。
今年はこの二人がどこまで上がるか注目しています。
おっと、胃腸炎流行ってますね。
手洗いがいちばんの予防らしいです。家に帰ったらすぐに手洗いしましょう!
過去ログはこちら
|
|
2025/2/8 スウィングウェイトをほんの少し増やす。
寒波、、、長すぎないですか?
映画のデイ・アフター・トゥモローを思い出します。
風邪などひかれないようお気を付けくださいネ。
さて、
微妙に打ち負け感がある、コントロールがぶれる、ラケットが軽いせいでは?
というお客様は意外と多くて相談の上、2gから6gほど鉛テープをフェイスサイドに貼って感触を確かめてもらっています。
たかだか6gと思われるかもしれませんが、「スウィングウェイトが想像以上に重くなったので半分はがして3gでよくなりました」という方も多いです。敏感な人なら2gでセッティングが決まることもあります。
フェイスサイドの2時10時もしくは3時9時に貼るのがおすすめです。
グリップ、エンドキャップに貼るのはあまり意味がないと個人的には考えています。
プレイが快適になるかもしれないお手軽なチューンなので、ぜひお試しください。

↑4g

↑6g
ダラスオープン準決勝で西岡選手がルードと対戦して2セットの途中で棄権しました。
ティアフォーに勝ったから期待してしまいましたがムリしないほうがいいですね。
錦織選手は1Rで、6シードのマハツに完敗しています。 過去ログはこちら
|
|
2025/1/22 全豪 準々決勝
注目のアルカラス V ジョコビッチはジョコビッチが3-1で3時間37分の熱戦を制しました。このカードはこれでジョコビッチの5勝3敗です。
37歳でこのパフォーマンスは若手にとって大迷惑な存在ですね。
アルカラスの生涯グランドスラム達成は持ち越しとなりましたが、そんなに遠くはないでしょうね。
ジョコビッチの準決勝の相手はズベレフです。
ベスト16入りを果たした注目の世界ランク80位で19歳のラーナー・ティエン(アメリカ・ベトナム系アメリカ人)ですが、4Rでソネゴ(イタリア)に1-3で敗退しました。
2022年にWCで全米オープンに初出場しています。当時16歳であり、2005年のドナルド・ヤング以来、同大会史上最年少での出場だったそうです。同じアジア人として活躍を期待しています。
ラグビー観戦してきました。
観音の広島総合グラウンドです。
マツダ スカイアクティブズ V 埼玉ヤクルトレビンズで結果はマツダの圧勝でした。
今期はDIVISION3(3部リーグ)ですが、大型補強と新ヘッドコーチの加入でリーグ首位に位置しています。次の入れ替え戦では昇級を期待されているそうです。
専用グラウンドではないので選手までの距離が少し遠かったですがじゅうぶん迫力ありました。
瞬時に陣形ができて攻めあがっていく瞬間も見ごたえがあります。
今は経営面で苦しいかもしれませんが、地道にファンを獲得して広島の第四のプロスポーツ目指して頑張ってほしいです。
ご興味のある方はぜひ観戦に行ってみて下さい。 過去ログはこちら
|
|
2025/1/16 全豪2R
西岡 良仁 0-6、 1-6、 4-6 アルカラス
強力なフォアハンドで主導権を握るアルカラスに対し1時間21分で完敗した内容だったみたいです。ダイジェスト見ましたがフィジカルの差がかなりあるように見えました
内島 萌夏 4-6、6-3、6-7 M. アンドレーワ
ロシアの17歳、世界ランキング15位のミラ・アンドレエワにに接戦で敗れています。現在63位ですが今年はジャンプアップするかもですね
錦織 圭 7‐6(7‐3)、0‐6、3‐6、1‐6 トミー・ポール(12シード)
2セット目の出だしからポールのギアが上がり、そこについていけなかったというコメントでした。
2日間のリカバリーでは回復が足りなかったそうです。1Rでファイナルセットまでいったのが痛かったですね。
でもポテンシャルはかなり戻っているからGSより下部の3setのツアーならトップクラスの撃破もいけそうですね。
ルブレフから金星を挙げた18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)が注目されています。ブラジルのリオデジャネイロ出身。ATPランキング自己最高位はシングルス112位。

身長185cm、体重73kg。右利き
ジョコビッチからもお墨付きのかなり能力の高い選手です。
今大会どこまでいけるか注目です。 過去ログはこちら
|
|
2025/01/06 あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も更なるサービスの向上に努めて参りますので、よろしくお願い申し上げます。
年末年始はのんびりする予定でしたが、なんと連休初日に悪寒を感じ、体温を測ると39.2度。。。
やってしまいました。年越しインフルです。
体調はそれほどわるくならず、ダラダラしながらなにもせず連休を終えてしまいました。
年末にちょっとトラブルがあって 疲れがたまっていたのかもしれません。
やっと回復したので、しっかり仕事に取り組んでいこうと思います。
さて、錦織選手、香港オープン準優勝です。
1R シャポヴァロフ
2R ノーリー
3R ハチャノフ
SF ジュンチェン
F ミュレ
6年ぶりのツアー優勝はなりませんでしたが、現役の若手たちを退け決勝まで行ったのは誰も予想できなかったでしょう。
この数年は度重なる故障に苦しめられ、正直復活は厳しいと思っていましたがまだまだわかりませんね。
世界ランキングはトップ100復帰も決まっています。
今年はどこまで錦織選手が上がっていくのか楽しみです。 過去ログはこちら
|