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「ふとした言葉」過去分

「ふとした言葉」は、私がふと気にとめた言葉という意味です。
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2017/8/11

まだまだ才能を使い切っていないからさ。
−荒木経惟「切実を撮るアラーキー」(朝日新聞朝刊記事 2017/8/11)より−

2017/8/5

現存する動物門(資料によって異なるが約32個)はすべてカンブリア爆発のときに現われた。驚くべきことに、この時代よりあとに新たに加わった動物門は皆無だと見られている。
−ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク「生物はなぜ誕生したのか」より−

2017/6/14

専門科目としての初等の「分析化学」は、高校教育からのつながりも良く、そこに思考過程と計算を絡めることにより教育効果を高めることができると考えている。
−糠塚いそし「本州最北端から」(ぶんせき2017年5号)より−

2017/4/15

実験では不都合な結果にこそ愛着を
−澁谷康彦「今日の招来は熱分析装置のお陰です(日本分析化学会近畿支部講演会, 2017/4/14)」より−

2017/4/11

仕事や勉強ができる人は、横から見ていると頭がいいとか才能に恵まれているのもさることながら、自分のやる気の引き出し方がうまいというのが、私の実感です。
−出口治明「人生を面白くする 本物の教養」より−

2016/7/16

どのような間題にわずらわされているときでも、睡眠は解決を試みるための最も積極的な方法のひとつであることがわかっている。
−ペネロペ・ルイス「眠っているとき、脳では凄いことが起きている」より−

2016/6/5

好奇心は、自分の能力を発火させるためにはたいせつだが、世界のすべてを見聞できるほど人生は長くは続かない。若いときに自分が関わる方向を着実に見定め、それに専念していくほうが、ずっと賢く、自分を充実させていくことができる。
−白取春彦(編集、翻訳)「超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版」より−

2016/5/30

財布を空にして頭の中に入れてしまえば、誰もそれを取り出すことはできない。知識に対する投資は、常に一番の利益を生み出します。
−ベンジャミン・フランクリン Lifehacker いつまでも学び続ける気になれる15の名言たち より−

2015/7/5

靴磨き「最初はお客さんぜんぜん来なくて、暇で暇でさ。でもその間に磨き方とかクリームとか研究しまくった。結局『暇なときにどうするか』なんだよな。」
−金井真紀「世界はフムフムで満ちている 達人観察図鑑」より−

2013/9/17

「本が増え過ぎて困る」というぼやきは、しょせん色事における「惚気(のろけ)」のようなもの
−岡崎武志「蔵書の苦しみ」より−

2012/10/2

科学的に言えば、未来は生物学にある。
知的学問としての化学は、すでに枯渇した。
−英『エコノミスト』編集部「2050年の世界」より−

2012/2/18

つまり、相対性理論は時間や空間という“自然界の舞台”の理論、量子論はその舞台に立つ電子などの“自然界の役者”の理論といえるでしょう。
−ニュートンプレス「みるみる理解できる量子論 改訂版」より−

2012/1/22

けれども、私が知る限り、学術的論件をコロキアルな語法で展開するということに知的リソースを投じるという習慣は欧米にはありません。学術的論件は学術的用語で語られ、生活的事象は生活言語で語られる。
(注)colloquial:口語(体)の,話し言葉の,日常会話の
−内田樹「日本辺境論」より−

2011/12/15

成熟期を迎え、出尽くし感のある分析科学。利用という側面(巷)では価値(価格ではなく普及)は高まり、存在感は増すばかりである。一方、学際が担うべき進展・進化という側面では停滞・惰性とも受け取れる状況もあるようだ。目新しさや精緻さを求め、その結果の果てに利用し難いものになる。
−小西徳三「技術と学問、その棚卸しの薦め」(ぶんせき2011年12号)より−

2011/12/4

地球の人口が増え続けるなか、人々がまとまって暮らす都市は、地球環境に大きな負荷をかけることなく貧困問題を解決できる、最善の道だとみなされるようになった。
−ロバート・クンジグ「都市という選択」(ナショナル ジオグラフィック 日本版 2011年12月号)より−

2011/8/21

僕はアーティストという言葉が好きではありません。知識人とか文化人といった、上から目線の「私は君たちとは違う」と言わんばかりの呼称も全く受け入れられない。名が知られていることに何の意味があるのでしょうか。市井の黙々と真面目に働いている人間が一番偉い。それが僕の信念です。
(この後、グラインダーの研磨の火花でアンチモンが何%入っているか分かる職人の例)
−山下達郎「職人でいる覚悟」2011年8月21日朝日新聞求人欄「仕事力」−

2011/8/6

世界は分けないことにはわからない。しかし分けてもほんとうにわかったことにはならない。
−福岡伸一「世界は分けてもわからない」より−

2011/7/30

分析結果は結論ではありません。人間の判断には絶対にジャンプがあるんです。そこはある種の感性が確かにすごく大きく作用している。同じデータと同じ分析を見て、ゴーと言う人と、ノットゴーと言う人と絶対に分かれます。(冨山和彦)
−清水勝彦 現場力から組織力へ 第10回 冨山和彦氏と語る「トップ」と「組織」(日経ビジネスオンライン2011年7月19日)より−

2011/7/18

(組織の体制が整ってくれば)トップは、その全力を「難しい決断」、つまり「不確実な状況での決断」「トレードオフを伴う決断」に集中することができるし、するべきだと言いたいのです。
−清水勝彦 現場力から組織力へ 第9回 組織力のある組織に向けて(日経ビジネスオンライン2011年7月12日)より−

2011/7/10

Laziness is nothing more than the habit of resting before you get tired. (Jules Renard)
怠惰とは、疲れる前に休む癖と同じだ。(ジュール・ルナール)
−田中安行監修/英語名言研究会編著「音読したい英語名言300選」より−

2011/5/28

化学の目的としては、新しいものを「つくる」ことと、対象となるものを「はかる」ことが両輪である。
−小林憲正「世界化学年を分析化学の社会への発信の機会に」(ぶんせき2011年5号)より−

2011/5/18

生きているとはどういうことかを誤解を恐れず徹底的に簡潔に言えば、分子生物学的には「RNAが転写され機能していることである」と言うことができる。
−菊池洋「RNA無常」(ファルマシア2011年2号)より−

2011/3/5

特に最近の3年間の米国滞在においては、環境分析手法や汚染物規制手段が国境を越えて一気にグローバルな広がりが加速しているのに対し、日本が過去の経験を重視し過ぎ、自国の技術偏重という殻にこもる傾向にあるのがもどかしく感じられました。
−遠山惠夫(とおやましげお)「米国の分析メーカーから見た日本の環境分析」(ぶんきんニュース20号 2010/10/29)より−

2011/2/2

しかし、米国学術研究会議(NRC)によれば、ヘリウムは枯渇しつつあるという。現在、世界中で利用されているヘリウムのほとんどが米国産だ。
−グレッチェン・パーカー「ヘリウムがなくなる?」(ナショナル ジオグラフィック 日本版 2011年2月号)より−

2010/10/10

情報を集め、分析をするのは、あくまでよりよい判断をするためです。何が何でも分析を完璧にする、ということではありません。ときどき、分析することそのものにハマってしまい、目的を見失ってしまう人もいます。
−渡辺健介「 世界一やさしい問題解決の授業」より−

2010/9/29

歴史的に見ても、質量分析の進歩はイオン化法の発展に照応し、これはとりもなおさず、よりソフトなイオン化法を見つけ出すことで推進されてきたと言っても過言ではない。
−山口健太郎「有機質量分析 分析化学実技シリーズ 機器分析編16」(共立出版)より−

2010/9/18

現在の分析科学は前処理科学、分離科学、検出科学、情報科学を4本柱とする、これまでに例を見ない広範な学問領域を形成している。
−中村洋「新パラダイムの創出」(ぶんせき2010年9号「誌上討論 分析化学から分析科学へ 第1部」)より−

2010/9/12

研究においては、せめて自分では使う分析法を提案する(自分でも使わない分析法は提案しない)
−木原壮林「「分析科学」の目指す学問、技術とは?」(ぶんせき2010年9号「誌上討論 分析化学から分析科学へ 第1部」)より−

2010/8/21

同位体は双子ではなく、その生まれはまったく異なる核反応によっている。
−和田英太郎・神松幸弘 編「安定同位体というメガネ―人と環境のつながりを診る」(昭和堂 2010年3月)より−

2010/8/14

品質保証活動には不良を作らない活動と不良を流さない活動がある。検査は不良を流さない活動の中で最も重要な活動である。
−鐵 健司 編、加藤洋一 著「サンプリングと抜取検査([新版]QC入門講座9)」(日本規格協会 2000年3月)より−

2010/8/6

「評価」という行為を軽視してはならない。有益な評価は、研究や開発あるいは利用の効率を著しく増進する。逆に誤った根拠(前例、利害、あるいは好みや思い込み)による評価、あるいは無知による頑な評価は、有望な発想やイノベーティブな行為を阻害し、社会的に大きな損失をもたらすことにもなる。
−内山 充「レギュラトリーサイエンス 科学のベースとフロンティアを支える」(ファルマシア 2010年8号)より−

2010/7/3

ニイドメ曰く、1:華やかな「科学」は化学ではない! 2:手間のかからない化学は存在しない! 3:化学者は系の複雑さを嘆いてはいけない、だって、私達は錬金術師ではなく化学者なのだから。
−新留康郎「リレーエッセイ 錬金術でお金持ち?」(ぶんせき 2010年5号)より−

2010/6/5

「わかる」とは単なる知識ではないと思います。「わかる」とは知識に感性が宿ることだと思います。
−河合 聰「老いてこそ輝け」より−

2010/5/15

(科学捜査においては)すでに確立された自然科学の理論に厳密に則(のっと)るとしても、分析技術そのものは証拠物件の実体に適するように改変されなければならなかった。いわゆる戦略技術を確保することである。
−瀬田季茂「科学捜査の事件簿―証拠物件が語る犯罪の真相」より−

2010/5/6

(科学捜査において)科学分析の対象となる証拠物件は、一般の実験研究や病気の臨床診断の場合と違って、微量で、新鮮でなく、変質・変形・破壊が予測され、他物に浸潤あるいは混合しているなど、さまざまな外部環境による影響を受けている。
−瀬田季茂「科学捜査の事件簿―証拠物件が語る犯罪の真相」より−

2010/4/16

そこそこの年になれば、人は自分のパーソナリティに対して責任があると思う。その年になれば、親や不遇な環境のせいにばかりはできないのだ。いかに生きてきたかが、その人のパーソナリティには、顔に刻まれた皺のように刻まれている。
−岡田尊司「パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか」より−

2010/3/27

そうしたなかで、新しく消費を引っぱっていくものは何かという話になったときに出てくるのが、将来の不安やリスクに備えるための消費、いわば「リスク消費」です。防犯や環境、健康などに備えるための消費です。
−吉本佳生 買わない時代の経済学〜消費を伸ばすカギは「リスク」3時間目「高くても買う人」にいかに売るか(日経ビジネスオンライン2010年3月26日)より−

2010/3/13

What starts with a T, ends with a T, and full of T?
Tで始まってTで終わってTで一杯のものは何? 答え
−藤井基精「実例英語のなぞなぞ」より−

2010/3/6

What color would you paint the sun and the wind ? --- The sun rose and the wind blue.
太陽と風を何色に塗る? −− 太陽はばら色、風は青色に。
(roseはriseの過去形、blueはblew)
−藤井基精「実例英語のなぞなぞ」より−

2010/2/27

最近、米ジョージア工科大学の研究により、太平洋中央部のみで海面水温が上昇する現象「エルニーニョもどき」(El Nino Modoki、日本の研究者による命名)がもたらす影響が明らかになった。
−トム・オニール「“エルニーニョもどき”がもたらす影響」(ナショナル ジオグラフィック 日本版 2010年3月号)より−

2009/10/8

低エントロピー・エネルギー源は、あたかも雑巾のように、高エントロピー資源からエントロピーをふき取って、低エントロピー化し、ふき取った高エントロピーを環境に捨てるのである。
−石井 彰「脱常識の世界史 エネルギーの爆食がもたらした2度目の人口増」(日経ビジネスオンライン 2009年10月8日)より−

2009/9/12

植物は20万種に及ぶ代謝産物を生産していると考えられ、これはヒトを含めた哺乳動物のメタボローム(細胞内の代謝産物総体)の総数3,000化合物をはるかに凌駕している。
−斉藤和季「より根源へ ゲノムマイニングのすすめ」(ファルマシア2009年9号)より−

2009/8/29

難しいなと思うのは、この日本に住んでいる人で、「何かをさぼった記憶」がない人は一人もいませんよね。だから、「さぼらなければ、もっとうまくいっていた可能性がある」という反省は、誰しも必ず思い当たる節はあるわけで、そうしたリグレットを抱えたまま、胸を張って「社会のせいである」というのは、心情的に辛いでしょう。
−荻上チキ 「経済成長って何で必要なんだろう?」より−

2009/8/23

新古典派、なかでもフリードマンらは、「健康な人間は、体を鍛えるともっと健康になれる」といっている。一方のケインズは、「病気の人間には治療が必要である」といっている。つまり両者は排他的な主張ではない(中略)重要なのは、いま現在が健康なのか病気なのかという判断(後略)
−飯田泰之 「経済成長って何で必要なんだろう?」より−

2009/8/8

たとえば、「物質」はすべて化合物から成り立っているのに、ある特定の物質に対しては、わざわざ「化学物質」と呼ぶ。(中略)要するに、ヒトの健康や環境に対して「好ましくない、胡散臭い物質」のことであり、なんらかの害をもたらす恐れがあるか、なんとなく安心できない物質を指す。
−近畿化学協会 編「談論風発!化学を哲学する」前文より−

2009/7/20

「今は、本当に悪い奴っていうのはなかなか表に出てこない。(中略)」
あきらめ、とは違う。見えやすい敵をとりあえずたたく、そんな今の風潮に危うさを感じるのだという。
−週刊朝日2009年7月24日号「表紙の人 松田龍平 蟹工船リーダーの“現代考”」より−

2009/4/2

ちなみに、この凝固点降下の分子的なしくみは、いまだ完全に説明できないなぞの一つである。
−Newton 別冊「イオンと元素」より−

2009/1/11

全世界でなされる分析測定のうち、不適切な測定と見なされるものの割合は、多少の違いはあるが、20%かそれ以上が不適切か、測定の必要もないのに、すでに測定されているものを無駄に測定したものであると推計されている。
−S.P.J.Higson 著 阿部芳廣ら 訳「分析化学」より−


なぞなぞの回答

2010/3/13 A teapot.


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管理者:津村ゆかり yukari.tsumura@nifty.com