第２回　「Ｇ予想発表」


レポーター（以下Ｒ）「本日はＧｏｈさんの予想発表という事ですが、例年なら４月半ばだ
　　ったのが少し遅かったですね」
Ｇｏｈ（以下Ｇ）「ごめんごめん今月忙しくてね。まぁ誰の予想もまだ届いてないし、問題
　　ないでしょう。裏の方ではみんな気が早くて４月中旬には揃ってたけど・・・」
Ｒ「そういえばパンヤの仲間内でも予想をやってるんですって？」
Ｇ「あっちも野球ファンが多くてね。やきゅつくをやってる人間が多い事だし、見事にファン
　　がばらけてるから、やってみようかって話になったのよ」
Ｒ「いざやってみると予想が難しかったという話を聞いてますが」
Ｇ「みんな苦労したみたいよ。まぁそちらは置いておくとして、さくっと発表しちゃおうか」

Ｒ「今年はセパ共に４月で離脱したチームも無く、順位予想で確定という場所が１個も
　　無い難しい状況です」
Ｇ「横浜の大量補強。パの本命だった日ハムの出遅れ。セパ共に打撃が好調なチー
　　ムが上位に来てるという感じだね」
Ｒ「全体的に堅めな予想に見えますが？」
Ｇ「個人的には、負け試合で出てくる中継ぎ投手のレベルが高い中日を思い切って優
　　勝にしようかなと思ったんだけど、流石に巨人優勝で固まるだろうし、そこで勝負は
　　出来なかった。いろいろ思う所はあるけど、でも開幕前に思ってた順位をそのまま
　　書いたという感じかな」
Ｒ「ここまで予定通りに進んでると？」
Ｇ「まさかここまで抑えで苦労するチームが出るとは思わなかったけどね。でも想定内
　　では進んでるよ」
Ｒ「という事は、今年は優勝狙えそうですか」
Ｇ「そうなるといいねぇ・・・まぁ終わってみればどうせ最下位争いしてるんだろうが」
Ｒ「駄目じゃないですか」
Ｇ「いいんだよ。勝つ気が無いなら他の人に失礼になるけど、遊ぶ場所がある分、他を
　　堅めにしてバランスとったり、一応毎年優勝は狙ってるんだから」
Ｒ「結果が伴わないだけですね」
Ｇ「悔しいけど、まぁそういう事」

Ｒ「あれ？最初の話だと、首位打者と打点で森野の２冠予想だと聞いてたんですが」
Ｇ「ごめん、ひよった。一人の選手と心中して怪我でもしたら完全に終わるしさ」
Ｒ「和田、栗山といえば、昨年の対談の時に、首位打者として書きたかったと言ってい
　　た二人ですね」
Ｇ「良く憶えてたね。個人的にパの大本命は川崎だったんだけど、栗山と坂口は、い
　　つか書いてみたかった選手なんで、今年で勝負する事にした。本当はこの先、数
　　年間、小瀬で決め打ちする予定だったんだけどね・・・」
Ｒ「はい。残念ながらキャンプ中に不幸な出来事がありました」
Ｇ「本当に勿体無いといか残念な選手だった」
Ｒ「中日で固まったのは良いとして、現在、怪我で離脱している松本が盗塁王ですか」
Ｇ「長引かないとはいえ、怪我の場所が足だから実は不安。戻ってきても無理しない
　　かもしれん。でも、本命の福地が不調で試合に出てないし、荒木も怪我抱えてる
　　から無理しないとなるとねぇ・・・。横浜の石川にするか本気で迷ったけど、ここも
　　他の人が松本で固まる可能性が高いとみて、勝負は避けた」
Ｒ「今年は堅い予想なんですね」

Ｇ「ん〜、やっぱり浅尾かなぁ・・・」
Ｒ「久保田を復活させましたか」
Ｇ「今年は調子いいみたいだし、起用的にも本命は浅尾なんだけど、みんな固まりそう
　　な気がして、勝ち目のある勝負するならここと見た」
Ｒ「４月好調で防御率１点台だった前田健の名前がありませんね」
Ｇ「今は各チーム、若いエース格が育ちつつあるから確かに面白いんだけど、昨年まで
　　の傾向を考えると、いかにも固まりそうでさ。少しずらしてみたよ」
Ｒ「なるほど。私なんかは寺原あたり面白いと思うんですが」
Ｇ「今年は安定してるねぇ。確かに選ぶ上でエアスポットになりそうな選手だし、チーム
　　状況から最多勝はともかく防御率はあってもいいと思う」
Ｒ「抑えがシコースキーですか」
Ｇ「裏に参加してるロッテファンが、シコースキーは途中からセットアップ転向もあると思
　　うって言ってたんで少々怖いんだけど、そうなると馬原になっちゃうのよね」
Ｒ「駄目ですか馬原？」
Ｇ「馬原がどうのって事は無いんだけど、実は３位予想したソフバンが不安でさ。大崩す
　　る可能性あるなと思って、そうなると出番が少なくなって怖くて書けなかったんだ」

Ｒ「Ｇｏｈさんの中で、個人タイトルに書きたかったのに漏れた選手を書く項目と割り切っ
　　てる部門です」
Ｇ「その通り。そこで本来なら楽しみな若手を書くんだけど、本当なら中島や川崎をタイト
　　ルに書いて、栗山や大松をこっちで書くべきなのかもしれないね」
Ｒ「そうなると、タイトルの方で他の人と被る可能性が高そうですね」
Ｇ「まぁ今年はこれでいいさ」
Ｒ「そして交流戦が阪神ですか」
Ｇ「金本の連続フルイニングが途切れた瞬間に決めたわ」
Ｒ「確かに交流戦は若手を使う良い機会ですし、阪神の外野が活気出てきました」
Ｇ「金本の分までという結束もあるし、赤星と２枚大駒が抜けた事で、代役選手が活躍
　　すると短期決戦は強いからね。ムードを作り出せるチームという事で期待」

Ｒ「雄星の登板数はたったの２ですか？」
Ｇ「難しい所だねぇ。経験つませる意味でも０って事は無いと思うんだけど、まぁ理由は
　　他の人の予想が集まってから言うわ」
Ｒ「中日の９６という数字は少し多くないですか？」
Ｇ「確かに、ここ５年間、６０・６０・６９・７５・８４ときてるんだけど、４月はセサルが内野で
　　失策を増やしてくれたとはいえ、今が１１７個ペースなのよね。帳尻は合わせてくると
　　思うんだけど・・・」
Ｒ「確かに、荒木・井端のコンビがポジション逆ですし、怪我もありますから難しいですね」
Ｇ「９６って数字は、１２球団最低になっちゃうから、中日がそこまで悪いはずは無いんだ
　　けど、少し思いきってみた」
Ｒ「今年も難しい問題が揃いましたね」
Ｇ「本当だよ。予想するのにここが一番時間かかったね」

Ｒ「一通り見て行きましたが、優勝出来そうですか？」
Ｇ「勿論する気ではいるけど、順位予想が想定内と言った割にはしっくり来ないんだよ」
Ｒ「悩んでると」
Ｇ「巨人・阪神・中日・ヤクルト・広島・横浜という並びがスッキリして、パリーグも楽天の
　　順位に納得してないんだけど、まぁ今年はいいかな。これ以上は考えてるんじゃなく
　　て迷ってるだけになりそうだし」
Ｒ「覚悟が決まってるならいいです。それでは次回はすぐですね」
Ｇ「そうだね。もうみんなの予想が集まるだろうし、それから対談をやるとして、５月の頭
　　ぐらいにはって感じかな」
Ｒ「了解です。では本日はＧｏｈさんの予想発表をお送りしました。ありがとうございました」
Ｇ「失礼しました」